革南暗号プロジェクトとは、革南人民共和国が開始した暗号作成のプロジェクトである。
目的
- 平時・非常時の情報の秘匿性を高める。
- 技術の向上により、情報技術競争を促進する。
- DMではなく、ツイートによる通信が可能になる。
暗号の発展
1号暗号
暗号方式 | Eniguma(1) |
変換方式 | 移動2次元変数 |
変数変化 | 定数 |
参照方法 | 表参照 |
Enigumaのようなローター式であるが、文字をずらす量が一定で、最大でも1300通り(概算)計算すればパターンが見つかることになる。
変換後の文字の法則
アルファベットの数列を{A_n} = {A,B,C...Z}、
一定の変化量:d
ローターAのときにAを打った時に出る文字:A_h
日鍵:A_l
打った文字:A_p
暗号化された文字:A_cとすると、
1文字目のときは c=(l+p+h-2) mod 26 が成り立つ
X文字目のときは c={l+p+h+d(X-1)-2} mod 26 となる。
解読方法
(総当たり法)
暗号文があるとき、全ての文字を一定文字だけずらします。
ずらした文から、2文字目は1文字だけ、3文字目は2文字だけ、というふうにずらして平文を発見します。
(法則の利用)
cの値を用いて、l+p+h+d(X-1)-2=c+26n(nは0以上の整数)と表せる。
1文字目の解読は、l+p+h=c+2,c+28,c+54
l+p+hの値 | 平文の文字(A_c) | 組み合わせ |
1 | ---(c=-1) | 0通り |
2 | ---(c=0) | 0通り |
3 | A | 1通り |
4 | B | 3通り |
5 | C | 9通り |
6 | D | 27通り |
2号暗号
暗号方式 | Eniguma(1) |
変換方式 | 移動2次元変数 |
変数変化 | 数学的な不規則数列 |
参照方法 | 表参照 |
1号暗号と同じ方式であるが、文字をずらす量が一定ではないので、概算で33800通りがパターンの解析には必要とされる。
数学的な不規則数列とは、規則性が発見されていない、
- 素数
- 円周率の各桁
- 無理数(不規則)の各桁
などを組み合わせて作成する。