セッション/【アッシュアームズ】/世界観

Last-modified: 2023-02-14 (火) 00:49:48

世界観

災獣(リセッター)

突如として出現した人類の脅威。陸地を好物とし、自分らの食料(陸を海に変える)にするか、保存食(棲地)とする。
しかし人工的に作られた陸地は苦手なようで天然な陸地と比べると浸食の早さが遅いという事がわかった。
また「ARMS(装備アビリティ)」といった「巨大なエネルギー」を発生させると襲ってくる習性がある。
絶縁層(シールド)と呼ばれる膜があり、人類側の通常の兵器では攻撃を無効化される。
この特性があり、特殊な装備を持ったDOLLSでなければダメージを与えることが出来ない。
人類の生存圏が狭まった原因も絶縁層によるもので、「ARMS」の開発が遅れていたら人類は滅亡していただろう。

共生種

災獣の中でも特殊な個体。それらの個体は地形や天候まで変動させるため、「City」周辺海域は異常な環境となっている。
人類は約30年前に共生種と接触した。女性のような「人型」が多いようだ。

悪夢ノ直角

6年前、『廃都』に突如出現した共生種。本来は中心に人間の女性のような存在がいた。とのこと(真偽は定かではない)
この共生種の出現後、人型の共生種の情報が相次いで報告されることとなる。
PC1のいる艦隊により撃沈に成功する。

シュバルツブラウト

黒十字帝国学連の管轄海域に出現した共生種。
黒いドレスを着た女性のような人型。(離島棲鬼の外見)
周辺の物質及び空間から「時間」を奪い取る。彼女の周辺では風化・老化が急速に進んでいく。
そのため、彼女がいる海域は生物が存在しない廃棄された場と化している。
PC2のいる艦隊により沈黙、未だ健在である。

ヴァイスブラウト

赤色十月同盟学連の管轄海域に出現した共生種。
子供のような人型。(北方棲姫の外見)
周辺の物質及び空間から「熱」を奪い取る。彼女の周辺では急激に熱量を奪われるので攻撃が命中しない。
そのため、彼女がいる海域は極寒の氷河と化している。
PC3のいる艦隊により撃沈に成功した。

絶境の回廊・マセドニア

王立白薔薇学連の管轄海域に出現した共生種。
少女のような人型。(駆逐棲姫の外見)
彼女の周囲には濃密な樹海を模した装甲が存在し、方向感覚、時間の感覚といった「意識」を狂わせる。
また彼女はDOLLSに対し、精神攻撃を行い、幻覚を見せる事もあるようだ。
PC4のいる艦隊により撃退に成功したが未だに健在である。

帯剣ノ暴君・レックスアブリシウス

極東重鋼学連の管轄海域に出現した共生種。
黒いワンピースを着た女性のような人型。(戦艦棲姫の外見)
彼女の周囲では地殻変動が起こり、常に間欠泉が湧き上がっている。
他の共生種とは異なり特殊な能力を持たないが、火力、防御、機動は他の共生種を凌ぐ。
PC5をはじめ、PC1、PC2、PC3、PC4の艦隊により撃沈に成功する。

 

City

代理人、及びPCたちが拠点としている様々な国の人種が災獣から避難した内陸の巨大都市。直径400㎞の円形で形成されている。
人類の希望「DOLLS」に関する施設が設置されており、人類の最終防衛線と言っても過言ではない。
住人は各国で言語が違うため、「リアルタイム翻訳を可能とする腕輪」を開発することで日常の会話は可能である。

都市国家

「City」以外にも存在するいくつかの「都市国家」。しかしこのCPにおいてあまり関係のない事項である。

廃都

City内で最も人口の多い密集地だった町。6年前に突如災獣が出現し、各学連が収集できる限りの戦力を投入するも被害は甚大で、町の大半が破壊された。
運良く生存していた市民もやむなく故郷を捨て町から脱出したため、誰も住むことが出来ない無人の「廃都」となった。

 

灰燼教会-A.S.H.-

全称「Abandoned Salvation Hagiocracy」
City中央にある施設。実質的な統治機関であり、「通路(TARDIS)」を「祈祷室」なる場所に設置して独占する。
各学連、整備会と対をなす組織。

通路-TARDIS-

全称「Traversable Acausal Retrograde Domain in Space-time」
「祈祷室」なる場所に設置されており、そのメカニズムも入手経路も全て謎に包まれている。
DOLLSの原型機の情報を持っているらしく、各学連はこのTARDISから原型機のアップロードデータを受信することでDOLLSの製造を行っている。

 

DOLLS

全称「Desacralization Of Litany Linked Sacrilege」
灰燼教会が災獣に対抗する手段を発見したという宣言の後、製造された「美しい天使達」でありARMSを使用することが出来る唯一の存在。
Cityのトップシークレットとして全てのDOLLSは学院が保有しており、一般市民は彼女たちに接近することは不可能とされている。
女性の見た目をしてはいるが生殖機能はなく、普通の生命体ではない

原型

TARDISから情報をアップロードを行い製造されたばかりのDOLLS。
各種学連の製造ラインにて製造されている。原型が撃破された場合、意識が同位体に転移しているものと推測されている。

同位体

DOLLSの分身。同位体たちは個体ごとに独自の感覚を有するが、意識及び記憶は共有している。
ただし意識及び記憶は常時同期されているわけではない。撃破された場合、ARMSはなるべく修理されて再利用される。
同位体自身については、完全に撃破される直前に意識の共有を切断する事が可能。

 

ARMS

全称「Anti-Resetter Multifunction System」
DOLLSのみが使用できる、災獣の絶縁層を貫く「干渉武器」のこと。ARMSによって絶縁層を貫通させられた災獣は通常兵器も通用するようになる。

 

整備会(エノシス)

「赤の公爵」により設立された、代理人やグレーテルが所属する災獣に対抗するための組織。
灰燼教会とは互いの所属組織の関係上、あまり仲が良くない。災獣への対抗以外にも廃都の再建を目標としている。

 

学連

City内でそれぞれの海域を防衛している「多くの学院で構成された集合体」。現状では5つの学連が確認されており、それぞれの管轄海域でCityの防衛を行っている。

 

黒十字帝国学連(シュバルツクロスライヒ)

優れた設計思想と工業力を有する学院の集合体で、技術至上主義。所属するDOLLSを一騎当千の強者にする為、圧倒的な性能を誇るARMSを開発し武装させている。
質と量、どちらも重視して生産を行っている学連。
PC1とPC2はこの学連の所属である。

 

赤色十月同盟学連(オクチャーブリソユーズ)

北方の学院の集合体で人々から「祖国」と親しまれている。圧倒的な工業力を以って兵器を大量生産し、尚且つ性能面の信頼性も高い。がしかし
災獣の影響で寒冷というのも合わさって常に資源不足に陥っている。なので特に缶詰のような保存食に詰め込む創意工夫に関してはCityでも一番である。
PC3はこの学連の所属である。

 

星屑連邦学連(スターダストユニオン)

多くの技術者が憧憬する「自由(Freedom)」と「夢(Dream)」に満ちた学院の集合体。経済や工業技術の急速な発展を遂げ台頭し始め、何より航空戦力を重要視する。
科学的合理主義をモットーとした後方勤務と生産管理システムを誇っており、食料をセントラルキッチンで集中加工することで食料配給を安定させている。
とにかく質より量を重視して製造している学連。

 

王立白薔薇学連(ロイヤルホワイトローゼス)

「人たるもの優雅に生きるべし」を理念とする学院の集合体。他の学連よりも人造人間DOLLSを人道的に扱う。
学連の統治者は女王である。
PC4はこの学連の所属である。

 

極東重鋼学連(きょくとうじゅうこう)

要塞都市で一際異色を放つ新たな学院の集合体。経済と工業の発展は目まぐるしいがARMSの開発経験が乏しく、スペックを極限まで要求しがち。
資源不足もこれからの課題。なお元になった故郷ともいう地は災獣によって滅ぼされている。
PC5はこの学連の所属である。