プレイヤー/マークスGM

◆ブロッサムヒル
知徳の世界花ブロッサムヒルを中心とした、色鮮やかな花が咲き乱れる常春の国。
千年前、伝説の勇者を介して初めて『花騎士』と呼ばれる存在が誕生した地であり、
それまで為す術もなかった害虫の脅威に対する反撃の拠点として発展していった。
気候は一年を通して穏やかであり、土地が開けていることもあって比較的暮らしやすい。
また、他国との交易も盛んである。

◆リリィウッド
深い森の世界花リリィウッドを中心とした、その名の通り、豊かな森に覆われた国。
女王の他に決議権を持つ元老院があり、何事にも慎重な採決の場が設けられているものの、新しい風を巻き起こそうとする世代も現れ始めている。
街道や建築物は自然をそのまま利用したものがほとんどで、森の中に溶け込むような街並みには心を癒されるものが多い半面、
騎士団による巡回警備が行き届かない区域も少なからず存在する。
西の荒野と隣接する国でもあるため、美しい景観とは裏腹に、厳しい戦況が続いている。

◆バナナオーシャン
常夏の世界花バナナオーシャンを中心とした、人々が開放的に暮らす南の国。
また陽気な国民性から年中お祭り事が開催され、女王の葬儀すら騒がしく行われるが、
「苦難を身近なものと捉え、祭りというかたちで受け止める」という想いがここには込められている。
そうした賑やかな側面を持つ一方、交通手段の技術水準が高い国としても知られている。
現在は女王は逝去しており、代理として前女王の娘でありカサブランカの花騎士でもあるカサブランカが務めている

◆ベルガモットバレー
風谷の世界花ベルガモットバレーを中心とした、険しい山と深い谷に囲まれた国。
空中都市とも呼ばれる段丘の街並みや、女王の統治が行き届いていない秘境があるなど、平地に街を築く他の国家とは様々な点で趣を異にする。
また王室が「個々人の才能の活躍」を古くより奨励していることから、各地域に自主自立した気風が強く見受けられる。
女王はシュウメイギクの花騎士である海天が務める

◆ウィンターローズ
雪原の世界花ウィンターローズを中心とした、厳しい寒さと雪に閉ざされた常冬の国。
真っ白な森や広大な氷結湖、天然のクリスタルが散見される遺跡など、美しい雪景色は観光スポットとして注目を集めることも多い。
一方、それらは過酷な自然環境の証でもあり、街から一歩出れば豪雪地帯が待っている。
過酷な環境と凶悪な害虫の跋扈する国を守る花騎士はいずれも精強である。
その幻想的な銀世界には、未だ知られていない遺跡や洞窟も数多く存在する。
女王はノヴァーリスの花騎士であるアヴローラが務める

◆ロータスレイク
湖畔の世界花ロータスレイクを中心とした、国土のほとんどが湖に覆われた国。
長らく他国との交流を断ち国を閉ざしていたが、水棲害虫の活発化に伴い、国を開くこととなった。
いくつもの巨大な蓮の葉の上に生活圏を築いている「水上都市」と、世界花の力により水中でも生活が可能となった「水中都市」に分かれている
女王は水上都市をヒツジグサの花騎士である清霜が、水中都市をハスの花騎士である岸波が務める

◆コダイバナ
かつては繁栄していた亡国。
スプリングガーデンで最初に害虫が発生した地であり、現在は害虫の総本山となっている。
他の世界花の加護、および外の世界の加護が弱まる事から害虫討伐の目途は立っていない