ルイージとは

　
任天堂が誇る世界的人気ゲームキャラクター・マリオの双子の弟。
「類似」「緑のヒゲ」「永遠の二番手」「日陰者」などと呼ばれることもあるが、
もはやそういった一面も彼の個性の一部として昇華されつつある。
そんなルイージは原作を再現した滑りやすさや癖の強いワザなど、
スタンダードなマリオとは逆に、長所短所がハッキリしたピーキーな性能となっており、
プレイヤーにテクニックを要求してくる。
　
移動性能においてはジャンプ力がトップクラス。
マリオが三角飛び可能に対し、ルイージはしゃがみ歩きが可能。
見た目はかなりマヌケだが、しゃがみ歩きにしてはそこそこ速い。
　
攻撃性能は発生が速く、重量級並のパワーもあるので一旦攻めに入ったら非常に強い。
連携しやすいワザやふっとばし力に優れたワザが多く、前後の隙が短い傾向にあり、高性能。
マリオとワザが被る部分も多いため、マリオ同様隙の少なく発生も早めな技が多い。
しかもルイージ独自のワザはマリオ以上に隙が少ないワザが多く連射性も高いと手数では兄以上。
必殺ワザはかなりクセがあるものの、場面によっては強力な効果を発揮する。
戦い方はふわふわした空中挙動を活かして、空中攻撃を叩き込むのがメイン。
地上ワザ・空中ワザともに出は非常に早く、ハマればあっという間に相手のダメージが貯まる。
さらに、上必殺ワザ「スーパージャンプパンチ」の根元ヒットや横必殺ワザ「ルイージロケット」の暴発など、
早期撃墜が狙える大ワザを持つ点もルイージの特徴。
　
とにかく接近戦の強さ、そして空中におけるワザの使いやすさと異常な爆発力が長所である。
　
が、全体的にリーチは短く、運動性能も低いのでまず接近戦に持ち込みづらい。
原作再現か落下速度が遅く（ティッシュジャンプ）地上においても全キャラ中ダントツのブレーキ力の低さで非常に滑る。
どれも痛い欠点（尤も、ティッシュジャンプに関しては「場外に落ちると負け」のルールを考えると欠点か微妙だが）
なのだが、最後の滑りが特に痛い。
滑りを利用して近付きつつスマッシュを当てるだけなら利点にもなり得るが、
相手の攻撃をガードした時のノックバックが他キャラよりおよそ三倍。
これのせいで普通なら脅威となるガードキャンセルからの投げや上Bが
ジャストシールドでないと決まらなくなるため、それほど脅威とならない。
上記のように得意の近距離戦に持ち込むのが苦手、
ガードキャンセルからの反撃が取りにくいなどでどうしても分が悪くなりがち。
さらに言えば『DX』以降は、大きいふっ飛ばし力を持つ技のほとんどが上方向となったため、
（横スマッシュは下段を狙えば横方向に調節できるが）ステージに相性を左右されやすいという面も。
ルイージを使うには慎重に慎重を重ねての立ち回り、読みや回避、ジャストシールドを使いこなすなど
かなり高いプレイヤースキルが求められる。
　
上述のように一発屋としての側面を持ち合わせながらも機動力が低く、相手の撃墜には苦労するという短所を持つ。
オールラウンダーのマリオとは正反対に自分の得意とする状況に持ち込むことが苦手であるが、
辛抱強く耐え、チャンスが訪れたら、得意の連携で一気にダメージを蓄積したり、強力なワザで早期撃墜を狙いたい。
　

長所

・ワザの発生が全体的に早め。
・コンボによる火力が非常に高い。
・投げおよび空中攻撃の性能が高いため投げからのコンボが非常に強い。さらに投げからの撃墜手段も複数持つ。
・連射性能ダメージともに優秀な飛び道具をもつ。
・ジャンプが高く滞空時間が長いため、空中で攻撃を続けやすい。
・復帰妨害はされやすいが、純粋な復帰力は高い。
・発生の早い超火力ワザ（横必殺ワザ「ルイージロケット」と上必殺ワザ「スーパージャンプパンチ」）を持つ。

短所

・ダッシュ攻撃など一部のワザに癖があり、扱いづらい。
・滑りやすいため、ガードからの反撃が取りづらい。
・空中制動が悪く復帰ワザがどれも妨害されやすいため、結果として復帰がとても弱い。そのため、低%でも事故りやすい。
・機動力が低くさらに滑りやすいので、相手に接近するのが困難。
・リーチが短く武器判定を持たないため、一部のファイターに攻撃を潰されやすい。
・落下速度が遅く空中制動が非常に悪い（ティッシュジャンプ）ため、お手玉や着地狩りにとても弱い。
※ティッシュジャンプは「滞空時間が長いため、足場に復帰しやすい」とは言えるものの、
　逆を言えば「足場外での追撃を非常に受けやすい」という事でもある。
　相手を下に飛ばすメテオ攻撃など、復帰を邪魔することが重要なスマブラではこれは明らかに欠点。

（以上、ニコニコMUGENwiki・スマ4まとめWIKIより抜粋、一部加筆修正）

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