生物に宿る、心・意識・記憶などを司るもの。
解説
『デジタル大辞典』より引用すると、
- 生きものの体の中に宿って、心の働きをつかさどると考えられるもの。
古来、肉体を離れても存在し、不滅のものと信じられてきた。霊魂。たま。
この世界においても、この認識で大体良いと思われる。
「生きている」というのは肉体と魂が接着した状態であり、
逆に「死んでいる」というのは肉体と魂が離れた状態である。
このような、肉体と魂の接着状態によって反応する魔法装置がいくつか存在する。
一般に、肉体が死ぬと魂は肉体から離れ、現世界を離れて死の国と呼ばれる世界に行く=成仏する。
しかし、魔力が強い者の場合は成仏できずに幽霊となったり、
また古城の近くでは古城の呪いによって魂そのものがモンスター化してしまったりすることがある。
ヴルウやアーベントなどの魂は成仏できず、
いわく「戦場の幻に呼ばれながら、魂だけの存在としてぼんやりと漂っていた」。
戦場の幻というのは、ゲオルイースが見た夢の世界のことである。
サミダレや遠く異国の王は古城の呪いによってモンスター化した。
また最下層左囚人牢や最終廃棄場?にいた囚人は獄死したあと呪われ草になるケースがあった。