星のカービィ広辞苑/タ行

Last-modified: 2022-02-03 (木) 22:21:06

ダークドロッチェ

「参上!ドロッチェ団」にて、ダークゼロによって暗黒の力に支配されてしまったドロッチェ。
最終面のレベル8のボス。どでかい火柱を豪快に吹き上げる上に、吸い込みづらい巨大爆弾や、カービィの縦座標を追跡するようになった冷凍光線などの各種強化攻撃を矢継ぎ早に繰り出す。
移動速度も相変わらずすばしっこく、苦戦は必至。
ってかラスボスのダークゼロよりも強いのはいったい…

ダークメタナイト

メタナイトが持つ僅かな邪悪の心が鏡の世界で実体化した者。鏡の大迷宮に登場。
メタナイトと違い、仮面の左部分に傷が付いていて、目つきも違い、マントはボロボロ。
オープニングで自身の本体のであるメタナイトをディメンションミラーに閉じ込めていることから、実力は恐らくメタナイトより上だと思われる。
メタナイトと同じく素早い剣技を使う。
ちなみに出るステージは8面とディメンションミラーの中であるが、8面では色を本物のメタナイトと同じにし、名前も「???」である。ちなみにこの時は竜巻攻撃を使わず、予兆のアクションのみ。

余談ではあるが、「スターアライズ」のエンディングにてドリームフレンズとして同時に追加された面子と絵を描くシーンが見られるのだが、絵がお子様並みであるという妙に可愛らしい一面があることが発覚した。とにかく線がふにゃふにゃで辛うじてギャラクシアっぽい何かとわかるレベルである。もしその点も正反対であるなれば本物のメタナイトは絵がうまいのだろうかと思われるだろうが、よくアニメカービィの迷シーンとしてネタにされる超美麗に描かれたデデデとエスカルゴンを作画したのはメタナイトではないかという説があり、本当ならば相当な腕前である。

ターボスター

エアライドマシンの一つ。加速、最高速ともにそこそこ高い性能。
しかし、チャージはドリフト時にしか溜まらず、旋回をすると思わぬ向きに向くなど、難点も様々。
使いこなせばかなりの能力を発揮できる。

大王の逆襲

USDXにある隠しモード
「はるかぜとともに」&「激突!グルメレース」で負けたデデデ大王がカービィにリベンジを果たすためカービィに挑戦状をたたきつける!BGMは同じだが、ステージの構造は違う。敵も違う。
初代カービィのEXモードのリメイクと、「はるかぜとともに」のハード難易度版を兼ねている。
デデデ城に潜入するさい、新規追加ボスとして飛行砲台カブーラーが襲撃してくる。
「メタナイトの逆襲」のパロディが一部入ってる。第二ステージにはあの名所が復活している。
ヒントは杭。前のエリアでストーンになろう。無敵キャンディもあるので行ってソンは無い!
ラスボスは鋼鉄の仮面を被った、その名も「マスクド デデデ」。近年の弱体化が著しい印象を完全に覆すほど強化されている。油断すれば痛い目に遭う…
近年弱い弱いと言われていたデデデが汚名を返上したモードである。

ダイナブレイド

キャンディ山の頂上に棲む、白い翼の巨鳥。その羽ばたきは強烈なかまいたちとなり、その辺のものを切り裂きまくる。
SDX及びUSDXにおいて「白き翼ダイナブレイド」のラスボス。
頭突きの際に首がやたら伸びる。伸びるというより飛んでくる。他、口から火炎弾を吐いたり、足で掴んで攻撃する。
そこら中の作物を荒らしていたが、その真相はヒナ鳥達のエサ不足。
カービィがウィスピーウッズのリンゴをヒナ達に与えて一件落着した。
これで和解したのだろうか、その後の「メタナイトの逆襲」ではカービィをプププランドに向かっているハルバードまで命懸けで運んでくれた。
余談ではあるが、事前にジェットをコピーしておき、戦闘直後にダイナブレイドの着地時に出た星を使ってダイビングロケットを食らわせると、上手く行けば一撃で倒すことができる。
さらに余談だが、見た目服のようなものを着ている。鳥だということを考えたらどっかの誰かさんよりも頭がいいことになる。

ダイナブレイド(アニメ版)

アニメでは第7話において初登場。全身がフルCGで描写されている。
プププランドに太古の昔から住むといわれている伝説の大怪鳥で、古文書によれば100年に一度子育てのために
目を覚まし、子育てが終わると再び眠りにつくといわれている。
巨大なナイフのように鋭い羽を持ち、その巨体ゆえに飛んでいるだけで辺りにものすごい嵐を引き起こす。
デデデ大王の策略によって、タマゴをカービィが食べてしまったと思い込んだために激しく怒ってカービィを
執拗に攻撃したが、最後の最後で実はカービィがタマゴからかえったヒナの面倒を見ていたことが分かったため
和解し、以降はカービィに対しては味方よりの立場にまわったようだ。

タマゴからかえったヒナはアニメではダイナベイビーと呼ばれている。
カービィにタマゴ焼きにされそうになった寸前に孵化したため、実は結構あぶない所で命拾いしている。
少しの間ではあったがカービィに面倒を見てもらったせいか、カービィとは友達同士のように仲がよい。
好奇心が旺盛なのか時々巣から勝手に出てしまうことがあり、そのために災難に見舞われることもある。

タゴ

アニメ版において、コンビニの店長をしているキャピィ。
「店長」という割に店員は1人もいない。
ワドルディを雇ったこともあった。
声優はガングと同じで、初期は低い声だったが、中期になるとガングと全く同じ声になっている。

タック(TAC)

SDXとUSDXに登場する、泥棒のような姿のザコ敵。
集団で走ってきては、カービィのコピー能力やヘルパーをかっさらっていく。
吸い込むと「コピー」をコピーできる……紛らわしいね。コピー能力のヘルパーとしても操作可能。
SDX時代はヘルパー専用の技「ぬすみのて」が強力だったことで有名だったが、USDXからは更に溜め撃ちの「キャットマグナム」が新技として追加。全ての攻撃をスルーできる特殊ガードと合わせてかなりの強さ……というかチート級と言ってもよいくらいの性能を誇る。
因みに、タック=TACを逆さにするとCAT、すなわち猫のことになる。ものを盗んでいくので、さしずめ「泥棒猫」と言ったところであろうか。

タランザ

「トリプルデラックス」の登場キャラクター。クィン・セクトニアの部下で「あやつりの魔術」を扱う。モチーフはクモ(タランチュラ)なのだが腕は6本。髪が長く一人称が「ワタクシ」なので性別がわかりにくいが、「スターアライズ」のキャラ紹介では「インテリおぼっちゃん」とある辺り男の子であるようだ。語尾にやたらと「~ね」と付ける癖があり、彼の登場によって「~のサ」のマルクと「~ヨォ」のマホロア、そして「~ね」のタランザによる通称「サヨネ」と呼ばれる語尾の変なヤツトリオが誕生した。

セクトニアの命令で下界の勇者(カービィ)をさらっていこうとしたが、間違えてデデデ大王をさらってしまった。
各レベルの最後には、追ってきたカービィを足止めするために魔法を使いさまざまなボスを召喚する他、最終ステージでは糸のようなものを使いデデデを操作してカービィと戦わせてくる。
その後、ようやく人違いをしていたことに気づきセクトニアに助けを求めるが、セクトニアに「使えぬおろか者などいらない」
と言われ魔法でふっ飛ばされてしまった。ぐふぁぁっ!!

上の話を聞いているとどこか憎めないキャラのように感じる人が多いと思うが、結論を言えばタランザはセクトニアを元の姿に戻すとともに彼女との関係も取り戻したいという一心で仕事をこなしたり贈り物をしてあげている一途な少年なのである。ただ悲しいことにやったことが悉く裏目に出てしまっているのだ。また任天堂のラインキャラでお馴染み「キノピオくん」が対応していない、スマブラSPのスピリットにない、カビハンのあいことばで勝手にズラ疑惑がかけられたりとトリデラ外の扱いも散々なものであるため、カービィ作品でも随一の不憫キャラとも言われる。それにしても国や世界が滅びかける不憫って...

トリデラの最後の方にはデデデと共にセクトニアと戦うカービィを援護しに駆けつけてくれる。これは決して「離反」などではない。「彼女への忠誠」を暴走を止めるという歪んだ形であっても尽くすという彼なりのけじめなのだ。トリデラ以外でも彼はセクトニアへの想いを覗かせるときがあるが、未練タラタランザなどと言わずにそっと見守ってあげてほしい。

チェックナイト

「カービィのエアライド」に出てくるコースの一つ。
昼と夜を思わせる景色に、チェック柄の模様が特徴。「チェックナイト」という名前の由来であろう。

チャンネルDDD

デデデ城の地下を放送局とする、ププビレッジのテレビ番組の総称。
放送時間外はカラーの帯の中心にデデデのフェイスマークがついた画面。

放送当初はカービィを村から締め出すための作戦の一環だったが、
(カービィ関連のウソのニュースを放送)
(画面越しに催眠術でカービィを追い出させる、しかし本人も術にかかった、など)
それが全面的に失敗した後は通常のバラエティ番組となった。
「デデデで1分クッキング」
「星のデデデ」
「直撃!晩ご飯」
「今日も楽しいお笑いコントショー」(再放送を繰り返し、ガスは204回見た)
など、様々な番組が放送されてきた。
運営はワドルディたち、多くの場合司会はエスカルゴンが担当。
たまにニュースも放送される。

チューリン

「参上!ドロッチェ団」で登場するドロッチェ団の下っ端戦闘員。もちろんネズミ。
基本的にはザコで臆病な性格だが、大量にわいて出てはカービィの邪魔をする。主な武器は爆弾。
直接戦闘よりも情報収集が得意なようで、あつめて!でメダルのヒントを調査しているのはチューリンたち。
ただ、自分たちではお宝をとりにいけないとのこと。

チリー

「夢の泉」以降から登場のザコ敵。姿はまんま雪だるまである。
あまり頻繁には動かないが、自分の周囲に冷気を発生させたり、スパデラ、ウルデラではツララを落として攻撃する。吸い込むと「フリーズ」や「アイス」をコピーできる。スパデラ、ウルデラでは「アイス」能力のヘルパーとして使用できる。
声優はしょこたん。

ツインウッズ

ウィスピーウッズが2セット。1体だけよりも圧迫感がある。
でもウィスピーとやる事が大差無い。1体当たりの体力もウィスピーよりやや低い。
やる事の違いは、
・たまに毛虫が落ちてくる(吸い込んだらダメージ)
・木の幹を飛ばしてくる
と言った所か。結局それほど強い相手ではない。1体でもウィスピーウッズリベンジの方がまだ強い。
ツインウッズリベンジ作ればいいのに・・・

ティングル・ポポ

「ポポポ」が主人公のゲーム。今は普通に星のカービィが発売されているが元はこのゲームが発売される予定だった。基本は星のカービィだがいろんな物の名前や設定が違う。
表にまとめてみると

違う場所星のカービィティングルポポ
デデデの住んでいるところデデデ城デデデ山
主人公は・・星の戦士プププランドの連中
ボス名ウィスピーウッズパスターウドォ
ボス名カブーラーダムダムブルク
目的デデデを倒す食べ物をプププランドに送る
ロロロアンドラララ白い手袋と靴下みたいなのを付けている。体が一色で塗りつぶされている。

                                           など

ディメンションミラー

「鏡の大迷宮」の重要アイテムで、プププランドの上空に浮遊している羽のフレームが付いた鏡。
鏡の世界につながる入り口の役目を果たしていたが、ダークマインドに侵略された影響で鏡に映った物の
邪悪な精神を映し出すようになり、そこからシャドーカービィやダークメタナイトなどが誕生した。
ダークメタナイトによって8つに分割されてしまったが、やってきたカービィ達の活躍で修復される。
しかし、ダークマインドの侵略による悪影響は残っていたらしく、「トリプルデラックス」では、
物語の真の元凶ともいえる存在として再登場。タランザによってクィン・セクトニアの元へ持ち込まれたのが
きっかけとなって、セクトニアが精神を蝕まれて暴君へと変わり果てた原因となった他、「デデデでゴー!」
の最終バトルにおいて突如登場し、ブラックデデデやダークメタナイトを召喚してデデデを苦しめた。
その後は、デデデによって鏡が粉砕されたことにより、魔力も失ったようだ。

テッドホーン

「参上!ドロッチェ団」に登場する幽霊の姿をした中ボス。一つ目で紫色の帽子(?)をかぶっている。
カービィシリーズでは珍しく、レベル2~レベル8に一枚ずつある「ゴーストのメダル」を集めて完成させないと戦えない中ボス。
中ボスにしてはかなり強く、カービィがこれに触れると取り付かれ周りのキャパーの攻撃を食らう。
ファイターやアニマルなど直接攻撃をするコピー能力はむいていない。「ゴースト」をコピーできる。常につかみ状態のため、あまり近づきすぎると高確率で捕まってしまう。

デデデ大王(ゲーム版)

カービィシリーズのレギュラーキャラ。初代カービィのラスボスとして初登場。プププランドからありとあらゆる食べ物&秘宝「きらきらぼし」を強奪したが、カービィにとっちめられる。

「夢の泉の物語」では夢を見られなくした悪者として責められることを承知の上でスターロッドを盗み出しナイトメアを封じ込めていたことから「根はいいヤツ」というどこか憎めないキャラクターが成立。その後の作品でも、カービィとドタバタコメディ的な競争をよく繰り広げる。

数々の作品のラスボスとなっているが、「2」や「3」ではダークマターだのゼロだのに憑依される、「64」で新たにダークリムルに憑依される、「参上!ドロッチェ団」ではカービィにおやつ泥棒と疑われて1面早々のボスになる(そのため当作のデデデは他に比べても明らかに弱い)、「トリプルデラックス」ではタランザの勘違いでカービィの代わりに拿捕されてしまうなど結構被害者的役回りにも立っている。特にその憑かれっぷりは一貫しており一部では「憑依体質」とも言われる。

「64」では先程言及した憑依状態を救ってもらい一旦は同行を拒否するもツンデレのごとく付いて行くことを決めてカービィの手助けをしてくれる。地味にクリスタルを全部集めてないほうのエンディングでは別れが惜しかったのか去り際に涙目になっているのがかわいい。

得意武器は愛用の「デデデハンマー」であり、動きはにぶいが攻撃力に優れたパワーファイター。「スマッシュブラザーズX」でも重量級キャラとして扱われているが、ホバリング能力を持つため他の重量キャラよりも空中制御に長けるのが特徴。ゲスト出演した「メタルギア」シリーズの主人公ソリッド・スネークに「あれはペンギンじゃないのか?」と言われている。

デデデ大王(アニメ版)

アニメ版では自称「プププランドの独裁者」。
「陛下」「デデデ」「大王様」「デデデ陛下」などと呼ばれる。
17052代目のプププランドの大王を名乗っているが、そもそも昔からここはキャピィ族の土地なのでウソの可能性が高い。
性格は幼稚そのもので、しょーもないわがままを言ってはドクターエスカルゴンやホーリーナイトメア社のカスタマーサービスに難題をふっかける。
チップによると幼いときのトラウマが原因で知能の発達が幼少時で止まっているとの事。
ホーリーナイトメア社から魔獣をダウンロードしては、しつこくカービィに意地悪をしたり、ププビレッジの住人を巻き込んで大騒動を巻き起こす。メタナイト卿いわく、「子供がおもちゃ箱のおもちゃを次々と手にとって遊ぶのと同じ感覚」。
実はカービィの事が大好きで、カービィのお葬式ごっこで彼は本気で泣いた。このごろはメタナイトのせいで出番が少し減っている。
そうとう頭が悪く、最初の方は絵本ぐらいなら読めるが、後に1+1すらできなくなってしまった!(デデデが言った答えは3)
こんなことで大王が務まるわけないだろ (^^;
メタナイトもその態度にあきれており、「デデデ陛下はどこまでアホなのか」と本音を言ってしまうほどであった。

裏設定だがアニメのデデデが何故ゲーム本編以上の横暴なキャラとして出たのかというと幼い頃に一生のトラウマになる様な出来事を体験してしまい(どんなトラウマかは不明)そのショックで精神的成長が止まったかららしい。

名台詞
「国家ぐるみの場合は犯罪にならんゾイ」
「何をやっても許されるのが特権階級ゾイ」
「お前のそれもカラカ=ゾーイ(殻かゾイ)!?」
「環境破壊は気持ちいいゾイ」
「わが国はあくまで独裁国、悪の枢軸ZOOOY!!」
ゲーム版でもアニメ版でも悪役に回ることが多いが、完全に悪人というわけでもないようで、前述のように
カービィのお葬式ごっこで本気で泣いたり、エスカルゴンに取り付いた魔獣に「悪魔よ、去れゾイ!」と
ハンマーをふるって自ら立ち向かおうとするなど、幼稚ゆえの純真な優しさの片鱗が見えることもある。

デデデボール

タッチ!カービィでメダルを20枚以上集めると追加されるボール。ワドルディボールを出現させてないと追加されない。でかさが他のボールの約2倍ほどで、攻撃力が高い。スピードは遅い。ゴールゲームは絶望的。
ひそかにUSDXのサブゲームにいる。

デデデ城(ゲーム版)

デデデ大王の居城。マウント・デデデの山頂に建てられている。
正面から見ると窓が目、入り口を口に見立てた怒った顔のようなデザインとなっているが、何かしらの原因で大王が屋根をブチ破ってふっ飛ばされると、
顔が泣き顔になってしまう。
「参上!ドロッチェ団」や「毛糸のカービィ」ではデザインがアニメ版のものになっている。

デデデ城(アニメ版)

アニメ版では小高い丘の上に建てられた西洋風のお城。住人としてデデデ大王とエスカルゴンの他に
大量のワドルディとワドルドゥ隊長、メタナイト卿と二人のナイト、フーム一家が住んでおり、ロロロ&ラララはフーム家に居候している。
ワインセラーには牢屋の中で鎖につながれた白骨死体があったりするが、大王いわく「雰囲気を出すための作り物」であり、
デデデ城自体も雰囲気は古いがわりと最近になってから建てられたもの、とのこと。

デビル・カービィ

アニメ第95話に登場するデビルフロッグに取り憑かれたカービィ。憑依されて間もないうちは眉間にしわのような線が入っているだけで、周囲の人々もその異変には気付かなかった。しかし、時間が経過するにつれ目が吊り上がり初めてカワサキがその表情に気がついた。

その後更に目が吊り上がり、口も裂けそうなほど開いて目は赤く染まっていく。笑い声も元のカービィ感を残しつつも邪悪なものになっていき、カワサキの店でガスコンロを持ちながら振り向いたときの表情はまさに恐怖。この姿はカービィを邪魔してきたがゆえに深く知っていたはずのデデデにとっても衝撃的なものであり、「カービィはこんなことをしない」と珍しくフームと意見が合致した。エスカルゴンに至っては画面に現れて数秒で姿を消す程のビビり様。

デビル・カービィが行った悪行は非常に多彩。村長夫人の洗濯物を蹴散らす、民家の壁と住人にスプレーで落書きする、例によってキュリオのコレクションを割る(今まで最も荒い)、カワサキの店を散々荒らした挙句ガスコンロで火事にする、村長から強奪した車でガスのガソリンスタンドに突っ込みガス爆発、デデデから車を盗み追い回した末ボルン所長の家に突っ込み火事にする...などである。

これらの強烈な絵面から長らくアニメカービィの怖い回として話題にはされていたが「スターアライズ」にてゲームモードの一つである「The アルティメットチョイス」の難易度「魂が飛び出る辛さ」のイメージとしてデビルカービィのような顔になったカービィが登場。表情という形とはいえ15年の時を超えてゲームへと逆輸入されることになった。

デビルスター

悪魔の力を持ったとされる、エアライドマシン。
チャージすれば、そのオーラが浮きでてくる。加速がよく、飛行能力もそこそこ。
なんといっても攻撃力。悪魔の翼の一撃で敵を倒せ!

天空の民

「トリプルデラックス」の登場キャラクター。
花の妖精のような姿をした女の子たちで、長年クィン・セクトニアの圧政に苦しめられてきた。
ワールドツリーの種を地上に落として下界に救援を求めたが、それをセクトニアとタランザに察知されたため、
現在ではセクトニアの城において大多数の天空の民が監禁状態になっている。
カービィによって救出されると、その後のセクトニアとの戦いにおいてデデデ大王と共にカービィを援護し、
ラストバトルが終わり吹っ飛ばされそうになったカービィを空中で拾い上げてくれた。

洞窟大作戦

SDXとUSDXの表モードの1つ。
ピクニック中に地下へと通じる穴から、いにしえの洞窟「マジルテ」に落ちてしまったカービィが、合計60個の財宝を探しながら、脱出のための出口を探す……というストーリー。難易度は「★★★★」
全ての財宝を集めるには、どの場所でどのコピーを使うのが正しいか、といったコピーの知識がしっかり頭に入っているかが最大のポイントになる。もちろん、カービィの操作も重要なテクだ。
宝物の中には、任天堂のほかのゲームに登場するアイテムも多く登場する。USDXでは宝物の内容に一部変更が加えられ、代わりに過去のカービィ作品に登場したアイテムが新規に登場した。
お宝の値打ち設定が曖昧で例えば「じょうぶなおなべ」が10Gで、
「かけたおちゃわん」や「ふはつだん」より安いなど。

ドク

「参上!ドロッチェ団」に登場。ドロッチェ団の幹部の1匹で、マシンの扱いが得意な発明家。
常にユーフォーに乗りながら、レーザーや噴射ガス等で攻撃してくるが、体力は幹部の中で一番低い。
(強力メカを作るが本人は弱い。)
レベル3のボス「メカクラッコ」や、レベル4のボス「ヤドガイン」などの強力な戦闘メカに乗ってカービィに戦闘を挑んでくる。
あつめて!でドロッチェたちが使用している飛行船もドクが設計開発をしたもの。

ドクターエスカルゴン

アニメ版でのみ登場。ドクターとついているが、医者ではない。
デデデの部下のカタツムリ。おせじをしょっちゅう言っているが、ときどき本音をもらしたり、余計な一言を
言ってはデデデに逆にツッコまれたり、どつかれたりする。語尾に「~でゲス」とつけるのが特徴。
名前を忘れられたり、殻を壊されたり、いつも大変な目に遭っている苦労人。
前述のとおりアニメオリジナルキャラだったが、あつめて!カービィのサブゲーム「カービィマスター」内でついにゲーム出演を果たした。

トグ・ロ・ガラーガ

「トリプルデラックス」のレベル4「ワイルドワールド」のボス。
元々は遺跡の中に安置された巨大な蛇の姿をした神像だったが、タランザの魔法で命と邪心を吹き込まれ、カービィに襲い掛かった。
非常に硬い金色のボディを持つため、ダイナブレイド同様頭部に攻撃しないとダメージを与えられない。
口から吐く燃える岩石や、蛇らしいスピーディな動きによる体当たり、尻尾による連打などが武器。
また、一時的に体のパーツを分解させて一斉攻撃をしかけることも出来る。

ドクロ大王

「あつめて!カービィ」のレベル4「マグマウンテン」のボスで、今作の敵組織「ドクロ団」の幹部。
巨大なブタのような姿で、戦闘BGMの曲名も、まんま「ブタのようなてきだ!」だったりする。
巨大な体を火山の中に隠しており、戦闘ではまずドクロ大王が鼻から発射する岩石や溶岩弾を壊したり受け止めたりして
足場の崩壊を防ぎ、その後大砲に乗って大王の頭にジャストミート→火口内部で大王のタンコブ目掛けてさらに大砲で追撃、
を繰り返して戦うことになる。

ドクロンとドクロス

あつめて!カービィに登場するザコキャラで、ネクロティアスとドクロ大王率いるドクロ団の下っ端団員。
道中に出現するドクロのカギを手にすると、ドクロンたちのアジトに連行されてしまう。
ドクロンの上位種がドクロスで、ドロッチェによればドクロンがドクロスに昇格するのに100年かかるらしい。
ゲーム中ではポポポアイランズの海上を大量のドクロンが巡回しているため、各レベルの島を移動するたびに
ドクロンの襲撃でカービィを強制的に1人に減らされてしまうが、レベル4でドクロ大王を倒すと本拠地のレベル5に逃げていくので、
以降はレベル1~4の島をカービィを減らさずに移動できるようになる。
(ただし、レベル5とそれ以外の島を移動する場合はまた1人にされてしまう)
ドロッチェによれば、ドクロ団はもともとはそこまで悪い種族ではなかったようだが、ネクロディアスが出所不明の魔法の杖を
手に入れたことがきっかけで、凶暴になったらしい。

トッコリ

アニメ版のオリジナルキャラクター。いささか口の悪い黄色い小鳥。
カービィのベッドがお気に入りで、同じようにトッコリの巣を気に入ったカービィと寝床を交換して寝ている。
すっげぇキモいデザインだな!」の迷言が有名。

ドドワン

「毛糸のカービィ」のボスキャラで、「グラスランド」に生息するドラゴン。
口から吐く火の玉や、翼の羽ばたきで巻き起こす突風などで攻撃する。
アミーボ・アモーレとの決戦時にも敵の先発として再登場するが、耐久力は低く一回ボタンを引っ張られて叩きつけられただけで倒せる。

ドノツラフレンズ

「スターアライズ」のドリームフレンズシステムにより使えるようになった中でも良からぬイメージが払拭できないラスボス級のキャラマルク、マホロア、ダークメタナイトを示す通称。「どの面下げてフレンズ名乗っているんだ」が由来。カービィ側の味方に危害を加えたというだけならタランザやスージー、三魔官など色々含まれてしまうのだが、そちらは境遇の悲惨さが勝るので含まれない。

ダークメタナイトに関しては更なる黒幕がいたことや他キャラとの関係性があまり明らかにされてないこともあってちゃっかりいる謎の存在程度で済んでいる(そのためドノツラフレンズから除かれることもある)のだが、他は明らかに裏切りからのラスボスなる特大の前科持ちなうえ、星の~シリーズのマルク編のサブタイトルが「銀河に野望を」と未練を滲ませているのはともかくマホロア編のサブタイトルに至っては「心からのベストフレンズ」などと堂々名乗りだすなど反省しているのかいまいち判断しかねる描写から一気にTwitterでネタにされこの呼び名が広まった。

なお、この中で最も追加の告知が遅かったのはマホロアだったがマルクとダークメタナイトの時点で絶対出るだろと思われていたとか..。最後にだが純粋なファンも多いキャラたちではあるのでこの呼び方を無闇に使うのは避けるべきである。

トライデントナイト

メタナイツの一角で、三つ又槍の使い手。姿から日本の武者兜がモチーフになっていると思われる。
背中にジェットブースターをくっつけているらしく、これで勢い良く突っ込んでくる。

トリプルスター

「参上!ドロッチェ団」にてドロッチェが所持していた秘宝。
炎・氷・雷の3つの属性の力を宿した星を操る魔法の杖で、前作「鏡の大迷宮」に登場した「マスター」に相当する。ドロッチェから離れたダークゼロを追跡するために、カービィの手元に渡った。
クリア後はいつでも使用できるが、前述のように全ての属性を持つため、勝ち抜きボスバトル等では、特にメカクラッコ戦で、自分から足場を崩して自滅しやすいのが難点。
USDXの「洞窟大作戦」において、新規のお宝の1つ「みつぼしのつえ」という名前で登場する。

ドラグーン

伝説のエアライドマシン。「七色の不死鳥」という異名を持つ。
飛行能力が群を抜いて高い。スティックを下に傾けて上昇すると、普通にステージ上限に当たるほど。飛行速度も速い速い。空気抵抗など何のその。空を切り裂くその姿はまさに「七色の不死鳥」。
ちなみにシティトライアル限定。ある赤いコンテナの中のパーツ、A・B・Cを揃えることで完成。
スマブラXにも登場しており、やはりパーツを3つ揃えることで完成する。

ドロッチェ

「参上!ドロッチェ団」に登場。ネズミの盗賊団「ドロッチェ団」の親玉で、スピン・ストロン・ドクの3匹の幹部と、子分のチューリンを引き連れながら、お宝を探し求める旅をしている。
おやつのイチゴケーキを探しに出かけたカービィから、ケーキを盗んだ犯人だと思われ、各ステージに散らばった宝物をめぐって激しい争奪戦になる。
3つの星の力を操る魔法の杖「トリプルスター」を所持するほか、ドロッチェ団特製の爆弾や、冷凍光線などの強力な武器を持つ上に、移動速度も速くカービィの攻撃を当てにくい強敵。
あつめて!カービィにも登場し、カービィに攻略のアドバイスをしてくれる。
余談ではあるが、「スターアライズ」で参加が決定した際に何故か上から見たシルエット(を答えるクイズ)でという形で告知された。それに混乱したカービィファンからシルエットが耳の垂れたマホロアっぽいという意見が現れ、その考えは最終的に「洗濯されたマホロア」なるパワーワードへと昇華された。