にゃー

Last-modified: 2023-12-02 (土) 11:33:56

概要

  • 2023年11月15日の限定ランダムボックス「大冒険ペットボックス」が初出。
    猫、飛行、Lサイズ、召喚攻撃、騎乗可、騎乗攻撃可。
  • 現在では「勇敢なにゃー」と「利口なにゃー」の2種類それぞれに別衣装の全4種類が実装されている。
    外見はコーギー同様にかわいくデフォルメされているが、勇敢なにゃーは三毛猫、利口なにゃ―はシャム猫と思われる。

性能

  • 昨今流行りの高性能複合ペットで、戦闘に特に優れた性能を持っている。
    コーギー同様にデフォルメたっぷりのあざとかわいい路線を踏襲しており、日常的なノーマルバージョンと冒険家バージョンで外見も特徴的。
  • 鳴き声もコーギーと同じく新録で、これまでの猫ペットのようにニャーニャーとひっきりなしに鳴くのではなく、時々控えめににゃ~んとかにゃんとか鳴く。かわいい。
  • 性能は基本性能をコーギー同様に「ペットオールイン」のスーパーキャット。乗れるわ飛ぶわ戦闘支援持ちと盛りだくさん。おまえもか。
  • 一方、例によって猫系の特徴であったアイスボルトを習得しなくなっているため、IBCを用いた1対1での足止め能力は低下している。……といっても昨今の環境で1対1の足止めが重要視されることはまずないし、基礎スペックは猫とは次元の違う強さを誇っているため、さしたる問題でもない。
  • 召喚攻撃「にゃー嵐の疾走」は、よくあるダメージ+硬直+デバフを与え、かつ勇敢なにゃーは物理防御・物理保護を、利口なにゃーは魔法防御・魔法保護をダウンさせる。勇敢なにゃーの物理ダウン効果はワイバーンの「悪魔の疾走」の上位にあたり、効果は共存できず、悪魔の疾走を一方的に上書きし、上書きされない。
    • 利口なにゃーの方は魔法防御、魔法保護が対象なので併用してもあまり有効になる場面はないが、こちらはワイバーンのデバフと共存は出来る。加えてデバフの効果時間が今まであった魔法防御、魔法保護をダウンさせるものとは段違いに長い。
  • 固有スキル「フォームチェンジ」はコーギーのものと同様に小型化(といってもでかいが…)し、騎乗できなくなる代わりに「散歩に誘う」ことでにゃーと戯れることができる。
  • アクティブスキル「加護の陣」は発動後に周囲に範囲ダメージ+硬直をばらまき、フィールドにバフエリアを生成する。エリア内では主人にのみ効果がおよび、「勇敢な」は最小ダメージ・最大ダメージに、「利口な」は魔法攻撃力・すべての錬金術ダメージに強烈な効果が与えられる。このスキルはにゃーの累積レベルによって効果量が増加する特徴がある(累積1万で効果量が最大になる)。持続時間は60秒、クールタイム300秒と若干重たい。ここぞのタイミングで活きる難しさがあり、高難易度ダンジョンで頻繁に使いたい場合は多頭飼いでないと取り回しが悪くなりやすい。
  • アクティブスキル「ラッキータイム」は「Lucky・BigLucky・HugeLucky」Finishの確率をアップさせるというもの。発動した時点で効果は終了する。効果時間5分(1回)、クールタイム300秒。特性の「裏面を見抜く目」はHugeLuckyを発生させる効果を持っていたが、こちらはFinishに限定される。モンスター相手のHugeLuckyは意外とバカにならない金額を出すので、ちょっとした修理費や消耗品の費用を軽くしてくれるプチうれしいスキル。ゴールドを出さない相手に発動してしまったらご愁傷さま…。
  • 総評すると、現行の主力ペット達の例にもれず高性能である。しかし召喚攻撃がディヴァインリンクと共存できない*1ことと、瞬間発動で効果は高いアクティブスキルがお互いバッティングしてしまって性能を活かしづらい点があり、またウインドミルを持たないことやコーギーの「かわいい鳴き声」が持つ支援効果と比べると「ラッキータイム」の実質的な支援効果がないことなど、昨今の強力なペット達と比べると1段以上見劣りする。
    コーギーやダルスクのようなディヴァインリンクとシナジーのある持続効果を持たず、召喚の一瞬、アクティブスキルの短時間だけの効果しか持たない点は残念なところ。
    面白いかは別としてマビノギのエンドコンテンツの戦闘は「保護をどれだけ削れるか」が最重要になっている。そのため、ワイバーンより上位互換のデバフ効果の召喚攻撃を持つという時点で優秀であることは間違いないが、フィンペットの友達召喚機能があるため出しっぱなしの能力がないことや、他のアクティブスキルと共存できないことから、「1分ごとにワイバーンよりちょっと強い召喚攻撃をするだけのペット」*2でしかない。価格と入手難度から見ても釣り合っているかと聞かれると、それらを覆せるほどの価値はない。
    • しかし猫愛好家からは「ずっと知らん顔していた猫が本当に一瞬だけこちらを顧みてくれるところが猫の魅力。そのために人間は一所懸命お世話するのだ。ほんの短い時間に詰まった魅力、それが猫というもの。」と逆に高評価。よくわからん世界ではあるが、愛好家が満足しているのであればそれで良いのだろう。

*1 フィンペットの友達召喚でなら有効。
*2 もちろんこれは「エンドコンテンツだけの話」。にゃーの魅力はそれだけでは決してない。