アンケート関連/禍話アンケート2022【加藤さん/廃墟・山】

Last-modified: 2022-08-03 (水) 22:02:12

怖い話、好きな話を分けると大変な事になるので、推したい話を書き込むアンケートでした。
ご協力いただいた方、ありがとうございます。
集計期間:2022年7月10日~7月24日まで



加藤さん(推したい話)

3票

整ったおじいちゃん
猟奇人「ありふれた名前」

2票

スタンド・バイ・ミー安いわけですよ!!
猟奇人「においになる」猟奇人「蒸発家族」
猟奇人「祖父の隠しもの」

1票

JFKQ/あけられんのや/イタイイタイイタイイタイ/ギャンブラー!/激戦・二次元ドリーム文庫/後輩対運転手/高オナ/渋谷友情物語/卓球部やぞ?/日高屋の白昼夢/閉じ込めた、はず/猟奇人「日記の赤」/猟奇人「廃車の集い」/猟奇人「仏整え」/退出前の会話なので題名なし「シンデレラも夜更かししたい夜があるんですよ」シン・禍話 第十八夜(ドラマ前日に通常回かよ)

※題名がわからなかったもの
・バスか電車の中で、前に立っていた妙齢のご婦人の首に「REAL」と筆記体で記されたネックレスがかかっていた話


加藤さん(その他感想など)

本当は高所の話も好きなんですが武士の情けでやめときました。そんな…高オナは何も悪くないのに……
加藤さんの不思議な人との遭遇率、平山夢明先生と並ぶと思います。「街で出会ったこんな人」みたいな対談をやって、平山先生の口から「ほんとかい!」を引き出してほしいです。
日高屋の白昼夢、加藤さんの語り口、かぁなっきさんの困惑したリアクションも含めていつ聴いてもお腹がよじれます!(気持ちの疲れたときに聴き返します)
そして、ヒトコワの苦手な身にも突き刺さり続ける、恐るべき猟奇人シリーズの中でも、「ありふれた名前」を聴いた時の衝撃たるや。呪詛の呪詛たるシステムを守ったまま新たな形で現代に顕現させたこの話は、間違いなく個人的な禍話オールタイム・ベストの一つです。
加藤さんにおかれましては、せめて帰省中だけでもかぁなっきさんと共演していただけたらなー、と。
猟奇人はフィクションとわかっていても「うわ…」となる怖さがある
「ありふれた名前」の、術者が死んでも自律して呪いを成立させる仕組みに衝撃を受けました。本当によくない、悍ましい話。
加藤さんの猟奇人シリーズ、怖いんですけど好きです。
かぁなっきさんが縦横無尽に語れるのは加藤さんが居るからなんです
かぁなっきさんの語る加藤よしきさん伝説はどれも最高なので迷いましたが、やはり「スタンド・バイ・ミー」は外せませんね!はちゃめちゃに笑わせて、最後はきっちり恐怖で落とす傑作です。
「安いわけですよ!!」も、加藤さんの純真さが光るエピソードだと思います。キレ散らかす加藤さんを暫く放置して観察に勤しむかぁなっきさんの冷静さ、聞き手の佐藤さんが「繋がってる方が珍しいですよね?」と現代っ子らしいコメントを言い放つところも含めて大好きです。
猟奇人からは「日記の赤」を。認知症の家族と向き合う中で、「正直、何かひとつ間違えたら、自分だってこうなってもおかしくはない」と身につまされ、ずっと脳内にこびり付いて離れません。
落ち着いた穏やかな声で相槌を打ってくれる、その居方にいつもとても安心感があるなと思って聞かせていただいています。突然ぶっ込んでくる、出会った変な人の話やヤバい映画の感想も好きです。


廃墟・山(推したい話)

3票

石碑の山 三題

2票

甘味さん譚「墨の村」
山の口笛(山霊)
蝉の鳴かない山

1票

おばけえんとつ/ばらばらの山/怪談手帖「巨女(山人)」/怪談手帖「苧うに」/怪談手帖「変容の実例」/甘味さん「ラブホテルのノート」/甘味さん譚「さかさまボトルの小屋」/甘味さん譚「だーるーまーさーんー」/甘味さん譚「潰しの山」/甘味さん譚「白い女の建物」/甘味さん譚「布の下」/忌魅怖「借りたものを返しに行く話」/虐殺廃墟/山結納(嫁入りの山)/赤い山/大広間の女/二十六日女/返されるディスク(ネンネ式の「観なかったDVD」のうちの一部)/本当の家/野寺坊(怪談手帖より)/例の家(件の家)

※題名がわからなかったもの
・甘味さん「廃校に泊まる。目の前を雑巾掛けが通る話」


廃墟・山(その他感想など)

石碑の山がぶっちぎりで厭です。(投票より…石碑の山 祝!「分母」誕生!バカヤロウ!なお話ですネタバレ)
「おばけえんとつ」好きなんです……ノスタルジーといやな感じがカルボナーラしてて……
禍話の突撃女傑こと甘味さんの語られた話はどれも、常人ならばあって然るべき「恐怖によるブレ」が少ないことで無二の世界観を持っており大変好きなのですが、中でも「白い女の建物」は、突入の流れ、怪異のアプローチ、甘味さんの目線などで一番好みでした。
また、禍話にて幾度となく我々に「山は良くない」と言わしめてきた数多の最恐山モノ話の中からは、個人的な「山の怪談かくあるべし」を全て備えた上で鬼のように怖い、犠牲者の描写や語りの幕切れのさせ方などの見事な「山霊」、そして、山モノ…とは厳密には言えないかもしれませんが、禍話における我々リスナーのポジションを決定的に変えてしまった画期的なあの「石碑の山」を挙げさせていただきました。
やっと最新回に追いついたのですが、いざ推したい話となるとけっこう前のものばかりになりますね。また、廃墟といえば甘味さんシリーズなんですが、どうしても彼女のキャラクターが話そのもの(の怖さ)に勝ってしまいがちで、結果選に入らずという・・・。
禍話聞き始めの頃で個人的に思い出深い話。(大広間の女)
山というのは本来人間ではないナニカの領域なんだなと思わされる話ばかりでした。人の営みから外れた廃墟もまた然り。
廃墟と言えば甘味さんなので、甘味さんシリーズから回答を選ばせて頂い来ました。中々怖いものが多くて絶対に廃墟や山なんかには行かない!と日々思わせられます。
甘味さんどうかご安全に!
「石碑の山」はリアタイで聴いた衝撃が未だに忘れられないですね……。
「ばらばらの山」は、単なるヤバイ人の目撃談が徐々に「あれ?え?」となっていく過程が厭!怖い!となります。
匂いがじわじわと迫ってくる、半紙に書き殴られた無数の一文字が印象的な「墨の村」は、個人に甘味さんの廃墟譚の中で一番好きな話です。
あるまさん、今回もアンケート企画をありがとうございました!結果を楽しみにしております。
「そこに行きまーす!」の王道パターンも好きですが、提供者の方々も増えてバリエーションが広がっているように思うので、今後も新しい角度の怖さを期待したいと思います。