現在
雲萍城
藍忘機 魏無羨
藍湛 含光君 夷陵老祖 雲夢 蓮花塢 姑蘇藍氏 雲深不知処
子供のように遊ぶ藍忘機を、魏無羨はようやくの思いで宿に連れ帰った。外は暗かったのでよく見えなかったが、藍忘機は全身ほこりまみれだった。 魏無羨は階下でお湯を沸かして部屋に運び、藍忘機の入浴の準備をした。 だが、せっかく湯舟につかっても、魏無羨がその場から離れようとすると藍忘機も立ち上がって出ようとしてしまう。 魏無羨は内心かなり動揺していたが、藍忘機の体を洗ってあげることにした。