[蒼透の心証明]アニマ
プロフィール
絵を描くのが好きな恥ずかしがり屋の少年。直感的で豊かな感性を持つが、それ故に繊細。実は高等部を飛び級で卒業した天才肌で持っているペンのインクは、アニムスの研究を応用して彼が発明したもの。
最近はシャーレリと文通を始め、描いた絵を彼女に送っているようだ。
「これが、俺の心だよ」
- フルネーム:-
- 綴り(一例):Anima
- 出身:科学の国
- 現在地:
- 性別:男
- 年齢:16歳
- 職業:アーティスト
- 武器:感描水彩
- 趣味:アニムスとの時間
- 性格:じゅんすい
- 一人称:僕/俺
- 実装日:2021年6月12日
ユニット情報
- レア:☆5
- 属性:水
- 武器種:回復
- リーチ:中衛
外部リンク
容姿
- 背景なし
- 立ち絵
- SD
- 表情差分
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- プロフィール等
- 外見特徴
- 容姿:
- 服装:
- 武器:
- 鈴:
イラスト・Twitterへのリンク
ユニットイラスト
詳細
- 名前の由来
アニマ:ラテン語で生命・魂の意。
ユング心理学において、男性の無意識人格の女性的な側面。男性の無意識にある女性のイメージ。
アニムス:女性の無意識人格の男性的な側面。女性の無意識にある男性のイメージ。
- 2つ名
- ユニットストーリー(ネタバレ防止につき折り畳み。外伝2nd読了後を強く推奨します)
アニムス、アニマ「……。」
ユウ、メルク「……。」
ユウ「こっちがアニマ!」
メルク「こっちがアニムスさんなのですよ!」
アニマ「はは……はずれ。」
アニムス「ははは、残念。」
メルク「みゅわーっ! またなのですよー!」
アニムス「10回連続外れか。単純に考えて、1024分の1の確率だ。」
アニムス「中々愉快な数字じゃないか! 楽しませてくれるね、君たち。」
ユウ「素直に喜べない……。」
アニマ「えと……そ、そんなに気にしないで! さっきは僕たち、わざと黙ってたわけだし。」
メルク「確かに、喋っているのを見ればどちらがアニマさんでアニムスさんなのか、すぐ分かるのですよ。」
メルク「とは言え、お二人が双子だと知らなければ目の前の現実を疑ってしまいそうなのです……。」
アニマ「えっと……何か、ごめん。」
ユウ「き、気にするようなことじゃないぞ。今のは何ていうか、ちょっとしたクイズだろ?」
アニマ「う、うん、まあ。」
アニマ「子供の頃、よくやってた遊びでさ。知らない人に、どっちだー、って言って……。」
アニマ「当てた人には、次の問題を出すんだ。わざと同じ動きをしたり、同じことを言ったりして。」
アニムス「首にかけてる研究用の聴力調整器具をこうやって同時につけてみせれば、誰もが鏡を見てるみたいだって言ったものだよ。」
メルク「想像するだけでハードモードなのですよ。」
アニムス「その通り、僕とアニマは難易度を上げたのさ。みんな、今のユウやメルクみたいに驚くのが面白くって仕方なくてね。」
ユウ「悪い子供だなあ。」
アニムス「許してくれよ。楽しかったんだ、自分たちが特別で唯一の対だって証明できることがね。」
アニマ「僕たちは、お揃いごっこって名付けてた。お揃いのことをして、みんなを驚かせるから。」
アニマ「今思うと、正しい名前だったな。別の人の真似をしているって意味では。」
ユウ「自分とそっくりなきょうだいがいる生活か。何だか、俺には想像できないな……。」
メルク「楽しいことも多そうな反面、さっきのように見間違えられたりして困ることも多そうなのです。」
アニムス「そんなの慣れっこさ。とは言え、やはり楽しいことばかりではないんだけどね。」
アニマ「中等部の時とか、ひどかったよな。」
アニムス「ああ。ろくでもなかったよね、本当。」
ユウ「一体二人に何があったんだ……?」
アニムス、アニマ「きょうだい喧嘩。」
ユウ「え?」
アニムス「何を驚いてるんだい? 瓜二つの双子よりは一般的な事象だろ?」
メルク「お二人とも喧嘩なんてするのです? とても仲がよさそうに見えたのですが……。」
アニムス「昔の話さ。今は滅多にしないよ。」
アニマ「……残り1本の炭酸水を取り合ったりはするけど。」
アニムス「アエスタスの物流が良くないのが悪いんだ。」
アニマ「アニムスって、研究が上手くいかないと、あれがぶ飲みするよな。」
メルク「みゅ、みゅわー! お二人の喧嘩の話、とっても詳しく聞きたいのですよ!」
アニムス「物好きだね、君たち。まあいいよ、昔の話だし。」
♪ツインクルスパークル
「僕たちは……、生まれた時から、何でも一緒だった。僕たちもそれが当然だと思ってた。」
「服も靴も、ペンもノートも。同じものを与えられたし、同じものを選んでた。」
「本当はぶかぶか(窮屈)で、好みじゃなくても。」
「何でも同じなのは、子供の頃だけだった。別人だから、趣味や嗜好も一緒にはならなかった。体格だって変わっていった。」
「僕は体育の授業って、全然ダメだったんだ。アニムスはいつもいい成績だったのに。」
「僕は美術だけはてんでダメでね。アニマの鑑賞レポートを丸写ししようかと思った時もあったくらいさ。」
「いつもアニマ(アニムス)と比べられた。みんなそうだったし、僕たちもそうしてた。」
「お互いのことはよく分かっていたから、相手を真似するのは簡単だった。」
「でも……そうしたくなかったんだと思う。」
「結局、僕とあいつとは別人だったから。」
アニマ「それで……いつだったかな。二人とも限界になって、大喧嘩したんだ。もう顔も見たくない! って。」
アニマ「一緒に使ってた部屋に境界線とか引いて、ここから入ってくるな、とか言って……。」
アニマ「今思い返すと、ちょっと……、いや、かなり馬鹿っぽいんだけど……。」
アニムス「当時の僕たちは本気だったんだ。みんな手がつけられなくて、困ってたよ。」
アニムス「アニマは僕と会いたくなくて、学校を時々サボってさ。コミックを読み漁ったり、路地裏をぶらついたり、かと思えば何かの写真展に行ったり……。」
アニムス「思えば、お前が真面目に絵に興味を持ち始めたのはあれがきっかけだったな。」
アニマ「アニムスだって、俺が学校にいないからってずっと学校に入り浸ってただろ。休憩室があるからって、家に帰らない時もあった。」
アニマ「あの時は、お前が心究学を専攻しようと考えて学校で資料を漁ってたなんて、全然知らなかったけど。」
ユウ「そんなことがあったのか……。」
アニムス「アニマって一度へそを曲げると、えげつないんだよ。」
アニマ「アニムスだって、今よりずっと口が悪かった。」
ユウ「そ、そこからどうやって仲直りしたんだ?」
アニムス「何、子供の喧嘩だからね。呆気なかったよ。」
アニムス「ある日学校から帰ろうとしたら、ひどい土砂降りだったんだ。」
アニムス「僕は服を傘にして帰った。あっという間にずぶ濡れになって、連日の無理もたたってね、ひどくだるかった。」
アニムス「そうしたら、後ろから声をかけられたんだ。アニマだった。」
アニマ「家に帰る途中だったんだ。行きつけの画材店の人から、傘を借りてて。」
アニマ「それで、一緒に帰るか、って声をかけた。自分のことみたいで、見ていられなかったから。」
アニマ「帰り道、全然話さなかった。そのまま家に帰って……。」
アニマ「次の日、学校に行ったら、みんなの様子がおかしかったんだ。何というか、浮足立ってて……そわそわしてて。」
アニマ「それで、クラスの子に聞かれたんだ。その……、」
アニムス「『アニマくんって、彼女いたの?』だろ?」
メルク「みゅみゅっ!?」
アニマ「ぼ、僕とアニムスが一緒の傘に入ってるのを、学校の子が見てたらしくて、何か、勘違いされたんだ。」
アニムス「まあ、分からなくはない。視界は最悪だったし、僕はずぶ濡れの上、服を被ってた。」
アニムス「僕も同じことを聞かれて、面食らったよ。よりによってアニマだなんて、それはないだろう! って。」
アニムス「それで何だか、馬鹿らしくなったんだ。」
ユウ「って……何が?」
アニムス、アニマ「お互いの違いに腹を立てるのが。」
アニマ「違うのが当然のことなら、その違いをすごいと思ったり、好きになったりしても、少しも……おかしくないと思う。」
アニムス「恋人というのはナンセンスだが、お互いを尊重し合うことは、きょうだいでもできる。」
ユウ「なるほど。それで二人は仲直りできたんだな。」
ユウ「ほっとしたし、よかったよ。二人が仲直りできたから、こうして今、二人と話ができてるんだし……。」
アニマ「……! う、うん。」
アニムス「ははは。癒術士先生からお褒めの言葉をいただけたな、アニマ。」
アニマ「ま、まあ……、アニムスがいなかったら、全然話せなかった気がするけどさ。」
アニムス「仮定の話をするなよ。お前は自分で外に出たんだ。」
アニマ「……うん。」
アニマ「けど、俺一人じゃないよ。」
アニマ(……俺は結局、昔も今も変わってない。やりたいことも変えられてない。躊躇ったまま、外に出るようになっただけで)
アニマ(でも、俺の心は変わったんだ。色々な人と、あの夏のおかげで)
ユウ「アニマ?」
アニマ「ううん、何でもない。えっと……、もうそろそろ、出発の時間かも。」
メルク「みゅっ、本当なのですよ!」
アニマ「どこに行くのか、聞いてもいい?」
ユウ「あっ、そうか。まだ二人には話してなかったな。」
ユウ「これから行くのは、常夏の国なんだ。俺たちの知り合いの画家さんのところに行く予定でさ。」
メルク「ちょっと不思議な方なのですが、素敵な人なのですよ!」
メルク「みゅ、ユウさん! アニマさんにイワンさんを紹介するというのはどうなのです?」
ユウ「あっ、いいな、それ。優しい人だから、きっと話すのも怖くないと思うぞ。」
アニマ「ありがとう。」
アニマ「うん……。僕、会いたいな。」
アニムス「……。」
アニマ(会って、話して、色々なことを感じて)
(君に見せたいな。これが俺の、今の心だって)
- 人間関係
- 登場ストーリー
- 他細かいプロフィール(好き嫌い等あれば)
関連事項等
紹介
レアメ ver
[青藍の愛証明]アニムス
プロフィール
気丈で理屈っぽい、自身に満ち溢れた少女。若くして感情を一時的に保存する溶液の研究を完成させた、知る人ぞ知る才媛で、エアハルトの後輩にあたる。
プライドが高く苦悩する様子を見せたがらないが、自分をよく知り、よく理解してくれる双子のアニマにだけは甘えることがある。
「これが、僕の愛だ」
- フルネーム:-
- 綴り(一例):Animus
- 出身:科学の国
- 現在地:
- 性別:女
- 年齢:16歳
- 職業:研究者
- 武器:感描水彩
- 趣味:アニマとの時間
- 性格:やさしい
- 一人称:僕
- 実装日:2021年6月12日
ユニット情報
- レア:☆5
- 属性:水
- 武器種:回復
- リーチ:中衛
外部リンク
容姿
- 背景なし
- 立ち絵
- SD
- 表情差分
&ref(): Usage:([pagename/]attached-file-name[,parameters, ... ][,title]);
- プロフィール等
- 外見特徴
- 容姿:
- 服装:
- 武器:
- 鈴:
イラスト・Twitterへのリンク
設定画
備考
- アニマとアニムスを変えることで、性別が変わる。
これにより、「シャペルルルの魔法絵本」などの性別による出撃制限に対応することができる。
また、アシストの防御力や連携も変わるので注意。