世界観

Last-modified: 2021-04-18 (日) 21:11:45

地獄

元ネタと思われるダンテの神曲では、ダンテは地獄の9 Circlesを旅する。それは9つの円盤が上下につらなった塔のような構造をしており、最下階ではルシファーが氷漬けになっている。
このゲームにおいては地獄は同心円状に広がる9つのリングで構成され、中心部に凍りついた地獄の心臓部がある。

Pyre

エネルギーを持った石のようなもの。セラフにより砕かれて地獄が凍りついてしまった。
列車の動力源であり、地獄の中心にPyreを持っていくことで地獄を復活させることができる。
これを妨害しようと敵が攻めてくるので防衛するのがゲームの目的となる。

Covenant

数百年前?に地獄の各リング及び天界との間で結ばれた盟約。
その後、地獄縦断鉄道が建設された。

Herzal

列車の設計者。カードのフレーバーテキストは彼が書いたという設定になっている。ログブックの表紙をよく見ると名前が書いてある。
発明家にして地獄中を旅する博物学者。また、各クランを説き伏せて盟約を結ばせ、鉄道を敷設した。このゲームにおける最大のキーパーソンだがゲーム開始時には既に故人。あるイベントで氷漬けの死体が登場する。

Boneshaker

列車の名前。

Heph

チャンピオンをアップグレードしてくれる鍛冶屋。氷漬けの死体が持っていたアーティファクトFrozen Nostalgiaに彼女の写真が入っている。Herzalの娘と思われる。

Hellhorned

第7リング、焼け焦げた平原(Scorched Plains)に住む。
幼体は尻尾がありツノのないIMPであり、脱皮を繰り返して成体のDEMONとなる。
成体になると尻尾がなくなり角が生える。
暴力と闘争を好む種族であり、負かした相手のツノを折ってコレクションする風習がある。

Grrrg the Onehorn

一本ツノのグルーグ。Hellhornedをまとめあげて鉄道の敷設に協力させたことで名をあげた。
そのさいに自らのツノを折って誓いとしたため一本ツノというあだ名が付いた。
後年、自らの死期を悟り、ツノだけを残して何処かへ消えた。

Hornbreaker prince

グルーグの一人息子。生まれつきツノを持たない呪われた王子。
しかし笑うものを全て実力でねじ伏せ、チャンピオンとしての地位を確立した。

Awoken

第6リング、ワイルドウッドの森に住む。
ワイルドウッドは意志を持つ植物であり、通りかかった生物を捕まえて、その魂を自らの奴隷として奉仕させる。
戦闘中のセリフからHollowやAnimusが解放を望んでいることがわかる。
Channelerはそれらを監督する立場にいる。

The Sentient

ワイルドウッドの支配を断ち切る能力があるにも関わらず、盟約を守るために自らの意思で奉仕するHollow。
この戦いが終わったら旅に出て、もう戻らないことを決めているようだ。

Stygian Guard

第5リング、Stygian Seaに住む。
StygianはStyxの形容詞系であり、ギリシャ神話のステュクス川をもじってステュクス海としていると思われる。

Unnamed titan

ステュクス海の海底に封印されている巨人。封印の際に名前を奪われた。
Guard達は巨人を監視し、また外部から守ることを任務としている。
巨人に供物を与える代償としてその魔力を分け与えられるため、このクランは魔法を得意とする。
彼らは巨人を崇め、そして復活を恐れている。

Tethys Titansbane

Herzalが提案した巨人の封印にいち早く賛成し、主導的な役割を果たしたため名を上げた。
女性らしい。

Umbra

第8リング、The Crucibleに住む。
クルーシブルにある巨大な鉱山からは貴重な金属や宝石が産出される。
Umbraは集合意識であり、体を分裂させて役割に応じた個体を作る。
鉱山を採掘することを生きがいとしているようだ。

Umbra,Penumbra,antumbraは天文学の用語。天体同士が影になることによる食の様子を表す。
参考:https://en.wikipedia.org/wiki/Umbra,_penumbra_and_antumbra
Shroudとは「覆うもの」の意であり、光が遮られて作られる影がUmbraユニットになるということなのだろう。

Morsel

Umbraの小さなかけら。
労働力として大量に生み出され酷使される。
その体は他のUmbraによって食われ、集合意識に還る。

Melting Remnant

第4リング、Waxen Archに住む。
彼らの体はロウソクでできており、完全に溶けたとき死ぬ。

Waxer

地獄での生活が苦しみであり、溶けて死ぬと魂が地獄から解放されるという宗教観を持っている。
そのため、炎を強めて一刻も早く溶けようとする。
一方でまだ生を望む者はロウを継ぎ足して寿命を伸ばす。
Votive Houseはその両方を行う一種の宗教施設となっている。

Wickless

地獄での生活を気に入っており、生き続けるためにロウソクの芯を抜いてしまった者たち。
ギャングとそれらを利用する金持ちで構成される。
宗教観の違いからかWaxerとは争いが絶えない。

Rector Flicker

聖職者とギャングのリーダー2つの顔を持つ。
WaxerとWicklessの両方に顔が利き、彼らの対立を煽ることで大儲けした。

Wurmkin

第2リング、Bogwurm remainsに住む。
巨人Bogwurmの死骸が腐った沼地を形成しており、知的な生物はいないと考えられていたが、地下にWurmkinが隠れて暮らしていたのが発見された。
Wurmkinは知識を重んじ、過去を研究することにしか興味がなく、過去の記憶が閉じ込められたEchoを研究している。

Echo

PyreやShardと兄弟のようなもので、中に記憶を閉じ込めているエネルギーの結晶。
魂を糧にして生きているらしい。

Kin

Bogwurmは死んでいるが、その力は健在であり、土地にいる生物はBogwurmの影響を受けて姿形が似たものになる。

天界

セラフが統べるWinged達の国。元は地獄とも同盟国だった。

セラフ

このゲームのボス。かつて地獄との盟約(Covenant)を主導したらしいが、裏切って地獄を急襲し、Pyreの炎を消してしまった。

Winged

ステージ7,8に登場する敵。
天界に住む羽のある種族。内部には格差社会があるらしい。

Clipped

ステージ4~6に登場する人間型の敵。
なんらかの理由により翼を切断される罰を受けたWinged。

Fel

Herzalの友人だったが、彼の元を離れてセラフに付いた。
Clippedであるが、セラフにより新たに光の翼を与えられた。
Herzalとは相当深い仲だったらしく、ログブックの各所にそれを偲ばせる話が記述されている。

Disciples

ステージ1~3に登場する人間型の敵。
セラフを信奉しており、従えば天界に入れると考えている。