【ソフィア】

メンバー：Friends
・【ソフィア】
・【ライク】
・【ルーク】
・【アンナ】
・【ドロシー】?
・【ソフィー】

概要

一番最初に【ライク】が訪れる【ギル王国】の召使いメイド。王様の部屋をせっせと掃除しており、話しかけてもこちらには気付かない。初めて正式に対面するのは主人公がネズミに変えられ、旅立つ時。この時王様に呼ばれ、早急にやってくるも、主人公を見て迷い込んだネズミと勘違いして、捕らえようとする。その後王の計らいで、パーティーメンバーとして加わることになるのだが、直後彼女は自室に薬草を忘れたとか言って、部屋に戻り出す。

……冒険の始まりがネズミ1匹とドジっ子メイド1人で大丈夫なのか……と不安になるが、ただの宮使いメイドにあらず、その戦闘力は並みの戦士をも凌駕するものがある。（後述）
ちなみにソフィアを無視して城の外へ直行しても、普通にパーティーメンバーにしれっと加わっている。だが、薬草袋セットがもらえなくなるため、多少面倒でもソフィアの部屋に行ってイベントを見よう。

能力

MPと素早さが緩やかに伸びていく魔法使いタイプ。攻撃魔法は強力なものを覚えないが、回復魔法はレベルの低いうちから充実していく。高い素早さで先制攻撃して敵を殲滅させたり、回復で素早いリカバリーもお手の物。また微々たるものではあるが補助魔法も覚えるため、余裕のあるときは狙っていける。

評価

初期レベルがなんと10もあり、装備品も整っているため（仕事服なのに）、そこら辺の雑魚をあっさりとデッキブラシで殲滅してくれる。しかもはじめから攻撃魔法と回復魔法を覚えており、明らかにただのメイドの範疇を超えている。ギル王曰く、「今時のメイドは一般教養で魔法やら戦闘やらを習っている」らしいが……もしそうなら是非もないこと魔物退治に赴いて欲しいものだが。ちなみにメイドは数多くいれど、ソフィアほどの戦闘力を持つメイドはほかにいない。ソフィアが特別なのか、それとも後のメイドは一般教養がないのかは謎だが……。とにかくその高い初期レベルで、素早さにおいても中盤付近になるまで雑魚に先手を取らせることなく、バッタバッタと魔法に攻撃とでなぎ倒していく。また序盤の洞窟付近でライクが適正レベルでも5や7くらうダメージをなんと0で抑える。ライクは次の街に行けるまで装備が整わないという問題があるが、ソフィアは専用の初期装備も優秀なため、彼女を先頭に置きたい者も多かっただろう。レベルアップのペースはやや緩やかだが、中盤以降まではライクの上を行き、常にパーティートップのレベルに立てるだろう。
一方で魔法使いタイプの影響故か流石に中盤以降になると力で追い越されるため、打撃戦で生きることはなくなる。（それでも高い方ではあるが）彼女にかける装備のお金は武器ではなく防具にするのがいいだろう。また、魔法に関してもそこまで強力なものをおぼえるわけではないのでいわゆる先制で一撃を叩き込み、トドメを他の仲間に、といった形や、危ない体力の仲間を回復、手が空いたときは補助という形になるだろう。

レベル32で覚えるキュアLv3は、終盤までの全回復魔法として重宝する上に、シールドLv2で援護も出来るのでとにかくMPの消費が激しくなる。シールドによって被弾ダメージを軽減するか、キュアでの全体回復を狙うかはプレイスタイルによって異なる。

習得呪文

レベル12で習得する【キラ】は珍しいこちらから幻惑状態にする魔法。攻撃力の高いモンスターには効くことが多いため、さぁ使えといわんばかりに適正レベルではちょうど【ゴブリン】が出現する地帯が出るが……そもそもこれは全体魔法ではないため多くても１体しか幻惑状態にすることはできず、成功率も100%ではなくなにより幻惑状態は効いても命中率が0になるわけではないということで、結局シールド張っておけばいいとなりがち。高レベル帯でもまず日の目を見ることがない。では単体出現のボス戦なら使えるかといえばボス戦はボス戦で回復・補助に大忙しのソフィアにそんなことをする余裕もなかった……。なお幻惑呪文の【キラ】とその解除手段【クリア】を両方覚えているのはパーティで彼女だけだったりする。

しかし攻撃魔法に関しては特にレベル28で習得する【ウインド】はほぼ反則とも言える性能で、敵全体に80前後のダメージを与えられる。また消費MPもたったの5であり、これにより高い素早さからの先制竜巻でモンスターを切り刻んでいける。総じて攻撃役にも回復役にもなれる逸材。ライクの死後は彼女の生死が勝敗を分けるだろう。過言ではなく。

余談

本名　エルトール・バラン・フィロソフィア。生まれつきのメイドではなく元は王族の出自であった。古代文明の魔法が発達していた街、エルトリールで生まれた一族、エルトール家の末裔。それが巡り巡ってギル王のもとにたどり着いた。