「止めときなさいダック、自分で痛い目に遭わなきゃ解りませんよ。」
日本版タイトル | ちょっとちがうよオリバー |
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英語版タイトル | Oliver Owns Up |
脚本 | ウィルバート・オードリー |
放送日 | ・1992年6月16日(英国) ・1992年9月8日(日本) ・1993年3月16日(オーストラリア) ・1993年7月9日(米国) ・1998年1月7日(ドイツ) ・2008年5月17日(ハンガリー) |
対応原作 | ・第24巻『機関車オリバー』 (第2話『オリバーの大しっぱい』 |
話数 | 第74話 第22話(シーズン内) |
この話の主役 | オリバー |
シーズン | 第3シーズン |
機関車紹介 | トーマス、ダック、ゴードン、ヘンリー、ジェームス、パーシー、ドナルド、オリバー |
登場キャラクターA | トーマス、ヘンリー、ゴードン、ジェームス、パーシー、ダック、ドナルド、オリバー、いたずら貨車・いじわる貨車/石炭の貨車? (原作のみ:エドワード、イザベル、ダルシー) |
登場キャラクターB | ダグラス |
登場キャラクターC | ビル、トード、LBSCのいじわる貨車の顔の有蓋貨車?、SE&CRのディアグラム960PMV(4軸)? (原作のみ:マイク、レックス、バート?、ミラベル?、アリス?) |
登場キャラクターD | 無し |
登場人物A | トップハム・ハット卿 |
登場人物B | トップハム・ハット卿の付き人、オリバーの機関士?、オリバーの機関助手?、ダックの機関士?、ダックの機関助手? |
登場人物C | ナップフォード港の作業員?、ティッドマス操車場の作業員?*1 |
登場人物D | 無し |
登場スポット | ・ティッドマストンネル? ・ナップフォード港 ・ティッドマス機関庫 ・三層橋? ・ティッドマス駅 ・ファークァー機関庫? ・石炭ホッパー? ・ティッドマス操車場? ・ティッドマス操車場の大型転車台? ・スリー・ウェイ・ロード? |
あらすじ | ・ダグラスから救助されたオリバーは皆からチヤホヤされてすっかり自惚れてしまい、貨車をいい加減に扱って転車台の下に落ちてしまいます。 |
メモ | ・オリバー、初の単独主役回。 ・ビルがカメオ出演して、ベンが登場しない回*2。 ・オリバー、初めてドナルドと会話する。 ・「かしゃにのりあげたパーシー」同様、他の機関車がいいとわがままを言う貨車達。 ・トーマス、『しんじられるきかんしゃ?』以来、久々に喋る。 ・賢明の意味を知らないパーシー。 ・オリバーが貨車を牽引して、ゴードンの横を通過するシーンが有るが、尺の都合上キャンセルされている。 ・このエピソードのトップハム・ハット卿はかなり寛大である。 ・トップハム・ハット卿に自虐的な発言をするオリバー。 ・この回から出っ歯の顔の貨車が登場するようになる。 ・この話は第4シーズンの『トードのめいあん』に続く。 ・ファークァー機関庫?、この話以降登場は無い*3。 ・この回から『ぼうけんいっぱいのクリスマス?』までは、ティッドマス機関庫のセットが、通常の物と異なっている。*4。 |
台詞 | ・ナレーター「青い空にふんわりした雲が浮かび、そよ風が吹き抜けてゆく。そんな日に丘の上に立って下を見下ろすと海辺の支線でダックとオリバーが忙しいそうに働いているのが見える。2台の機関車はピカピカに塗られたボディが自慢だった。オリバーは今でもダグラスに助けられた事をよく話す。」 ・オリバー「もし、ダグラスが助けてくれなかったら、僕はスクラップにされていただろうねぇ。そしたらこのトップハム・ハット卿の鉄道で働く事も出来なかったよ…。」(初台詞) ・ナレーター「皆もオリバーの冒険談を聞きたかった。」 ・ヘンリー「本当に凄いよな!」 ・ジェームス「オリバーは勇気があるんだね!」 ・ゴードン「それに賢明なんだな!」 ・パーシー「『賢明』ってどんな意味?」 ・トーマス「多分、頭が良くて知恵があるって意味じゃない?」 ・ゴードン「そう!俺達も見習わなくちゃあなあ!!」 ・ナレーター「それを聞いてオリバーは酷く自惚れてしまった。」 ・オリバー「ヘンリーは僕を「凄い」と言った!彼は正しいよ!!」 ・ナレーター「オリバーは汽笛を鳴らしながら突っ走った。ある日トップハム・ハット卿が会いに来た。」 ・トップハム・ハット卿「君はよくやっている。だが、貨車達についても勉強した方が良いな。」 ・ナレーター「賢い機関車なら誰でも貨車を扱う大変さをよく知っている。皆はオリバーに気を付けるように注意したが、オリバーは耳を貸さなかった。」 ・(BGM) ・オリバー「君は、僕が貨車を扱えないと思ってるみたいだけど、ゴードンは僕の事を「賢明」だと言ってくれたぜ!」 ・ダック「君は賢明かもしれないけど、貨車達が厄介だって事だけは覚えておいた方がよ…。」 ・ドナルド「止めときなさいダック。自分で痛い目に遭わなきゃ解りませんよ。」*5 ・(BGM) ・ナレーター「オリバーは荷物を積んだ貨車を引っ張って待避線に入れ、空の貨車をシュートの下に押していった。」 ・(BGM) ・ナレーター「そして戻って来て、荷物を積んだ貨車を動かそうした。ところが貨車達が動こうとしなかった。」 ・貨車?A「オリバーなんかと仕事したくないね!」 ・貨車B「ダックに来て欲しいよ!」 ・貨車?C「それともドナルドかダグラスか。」 ・オリバー「気を付けろよ!!それが機関車に言う言葉か!!」 ・貨車Ⅾ「ふん!今に仕返ししてやるからな!」 ・ナレーター「だが、オリバーには何も聞こえなかった。*6貨車達は最初は素直に働いているように見せておいて、いきなりオリバーを押し始めた。オリバーの機関士?は慌ててブレーキを掛けたが、役に立たなかった。」 ・貨車A/貨車B「「押せ!押せ!押せ!押せ!押せぇ!!」」 ・ナレーター「貨車達が口々に叫んだ。オリバーは必死になって止まろうとしたが、貨車達がしつこく押し続けた。」 ・(BGM) ・ナレーター「だが、仕舞いには貨車達も疲れて来た。」 ・オリバー「やったぁ!僕の勝ちだな!!」 ・ナレーター「ところがどっこい、そうはいかなかった。」 ・(BGM) ・ナレーター「オリバーは転車台の下に落ちてしまった。ダックが様子を見ていた。」 ・ダック「大丈夫かいオリバー?これでもまだ賢明な機関車と呼ばれたい?こんな事故はもう二度と起こして欲しくないね!ドナルドとダグラスは当分この転車台が使えなくて困るだろうなぁ…」 ・ナレーター「その晩、オリバーは助け出され、トップハム・ハット卿に謝った。」 ・オリバー「どうもすみません。ダックの話を聞くべきでした。僕はただの自惚れやでした…。」 ・トップハム・ハット卿「…まあいい。起こってしまった事は仕方が無い。これで君も貨車達がどんな悪さをするか解ったろう。」 ・オリバー「ええ、よく解りました。僕はまるで屑鉄ですね…。」 ・トップハム・ハット卿「ハハハ!そうでもないさ。だが工場で修理して貰う必要が有るようだな。」 ・ナレーター「ダックがオリバーに声をかけた。」 ・ダック「あの支線は君がいないと困るんだ!早く戻っておいでよー!」 ・ナレーター「数日後、オリバーが戻って来た。前よりずっと綺麗に塗り直されている。彼自身も前よりずっと賢い機関車になっていた。」 |
原作との相違点 | ・原作では、パーシーとトーマスは登場しない。 ・原作では事故を起こしたオリバーはエドワードから散々皮肉を浴びせられた上に、トップハム・ハット卿から叱責を受けた事が言及されている。 |
英国版CV | ・ナレーター/他:マイケル・アンジェリス |
米国版CV | ・ナレーター/他:ジョージ・カーリン |
日本版CV | ・ナレーター:森本レオ ・トーマス:戸田恵子? ・ヘンリー:堀川亮? ・ゴードン:内海賢二 ・ジェームス:森功至? ・パーシー:中島千里? ・ダック・塩屋浩三? ・ドナルド:佐藤浩之? ・オリバー:緑川光? ・貨車達(石炭の貨車?):川津泰彦? ・貨車達:小林俊夫? ・トップハム・ハット卿:宮内幸平? |
シリーズ前回 | オリバーのだっしゅつ |
シリーズ次回 | 2かいだてバスのバルジー? |
原作前回 | ドナルドのあひる |
原作次回 | トードの手だすけ |
参照画像 | 参照はちょっとちがうよオリバー/未公開シーン? |