概要
これまでは、宮城野鉄道株式会社はたこちゅう社長を中心とした国鉄車両を徹底的に使用するといういわゆる「時代遅れ」の経営を行なってきていた。
しかし、磯川編第9回において、「city」のつづりを間違えた(磯川編第6回を参照)事件から当事者であるゆっくり達とモーリーの対立が激化していく。その中で、彼らはそれぞれの方針を唱え、それを実現化するために宮城野鉄道の分割に乗り出した。東西線の開業などで宮城野鉄道の財政を窮地に落ち込ませ、社長ら旧体制の経営陣を全員辞任させたゆっくりやモーリーたちは、新しい「みやてつグループ」の経営に乗り出していくこととなる。
ところがしばらくした後、たこちゅうとゆっくりがNozomi氏の怒りに触れる事件が起き(前崎編第6回)、彼らは宮城野鉄道を追われる事態となった。ライバルがいなくなったモーリーは早速持株会社(みやてつホールディングス)を立ち上げてみやてつグループ各社を買収、事実上の「モーリー帝国」が完成を迎える。
みやてつグループ企業一覧
宮城野鉄道株式会社
純粋持株会社として発足したみやてつホールディングスだが、新規事業領域・開発範囲の拡大に伴いみやてつホールディングス自体も事業主体となることが予想されるため、2020年に改称しグループ再編前の「宮城野鉄道株式会社」の名前が復活した。
宮城野北方鉄道統括本部株式会社(みやてつ北部)
磯川北部と四都地区全域、前崎地区・日向美地区の一部を管轄する会社で、みやてつグループ旅客3社の中では一番小規模である。とはいってもメインの大幹線である「越川本線(前崎・四都線)」はOrient Partnersの直通列車が多数行きかう複々線を形成しており、宮城野万博会場へのアクセス路線である「万博会場線」とあわせて磐石な収入源を持つ。狭い範囲と多くの収入のおかげで国鉄車両の素早い置き換えに成功している。
会社内の路線一覧
路線名 | 路線記号 | 愛称 | 保有区間 | 備考 |
●越川本線 | MY・MA | ●四都線(日向美~磯川) ●前崎線(磯川~前崎) | 日向美~前崎など | 日向美駅構内はNRみやこ 前崎駅構内は前崎 |
●東城線 | TJ | なし | 三城~本都団地 | 三城駅構内は淀屋支社 |
●万博会場線 | MB | ●万博古都ライン(MK) | 日向美~尼埼 | 日向美駅構内はNRみやこ |
宮城野南方鉄道統括本部株式会社(みやてつ南部)
磯川中部・南部と浜橋地区全域、そして桜野原地区のみやてつ線を管轄するみやてつグループ最大級の規模を持つ会社。みやてつの代表格路線「磯川環状線」をはじめとした大動脈となっている多数の路線を保有し、多くの利益を上げている。近年は浜橋地区の再開発などで路線の刷新が進んでいることも特筆されよう。
会社内の路線一覧
路線名 | 路線記号 | 愛称 | 保有区間 | 備考 |
●磯川環状線 | MO | なし | 天皇寺~新今ノ宮 | |
●梅島線 | MP | ●てば咲き線 | 西九錠~梅島 | |
●磯浜線 | MI | なし | 天皇寺~浜橋湊など | |
●奈和線 | MN | なし | 湊町~千和港など | 備後賀茂駅構内は 島寝支社 |
●磯川ひがし線 | MH | ●万博古都ライン(MK) | 新磯川~求宝寺など | |
●東西線 | MT | ●万博古都ライン(MK) | 尼埼~境橋 | 尼埼駅構内は北部 |
●宮城野線 | MM | なし | 一ノ関~向原 | 向原駅構内は 関急電鉄 |
●湾岸線? | MW | なし | 東浜橋~浜橋 | |
●梅太貨物線 | なし | ●いそかわスカイツリーライン(SK) | 新磯川~西九錠 |
宮城野前崎鉄道統括本部株式会社(みやてつ前崎)
前崎地区と武蔵地区のほぼ全域、及び磯川の南東部(小奈田駅など)・浜橋地区の一部を管轄する会社。
既に前崎と関洋を結ぶ大幹線である「船埼線」と、武蔵国分寺鉄道を買収し浜橋と武蔵を巨大な橋で結んだ「武蔵線」が機能しており、みやてつ前崎の貴重な収入源となっている。ここの収入や他グループ会社からの資金援助を利用して前崎地区の振興や糸井川・直枝津地区への進出のため、軸となる「越川本線」の建設を進めている。
会社内の路線一覧
路線名 | 路線記号 | 愛称 | 保有区間 | 備考 |
●越川本線 | ME | なし | 前崎~新尾後 | 新尾後駅構内はNRみやこ |
●桜糸線 | MU | なし | 南尾谷~笛吹 | |
●横井線 | ML | なし | 横川~前崎 | |
●宮城野線 | MM | なし | 前崎~一ノ関 | 一ノ関駅構内は南部 |
●船崎線 | FS | なし | 前崎~黒羽 | 黒羽駅構内は関急電鉄 |
●武蔵線 | MS | なし | 浜橋空港~新山手 | 浜橋空港駅構内は南部 |
宮城野貨物鉄道統括本部株式会社(みやてつ貨物)
宮城野鉄道の貨物部門が分離された会社で、宮城野鉄道全域の貨物輸送を受け持つ。各地に点在する貨物ターミナルや引込み線を一手に管理している。
会社内の路線・施設一覧
路線名 | 施設名 | 愛称 | 保有区間 | 備考 |
●四都線 | 噴田貨物ターミナル | なし | = | コンテナ |
●梅島線 | 庵治川口駅 構内 | なし | = | コンテナ |
●磯川環状線 | 磯川臨港線 | 庵治川口~太正 | 貨物線 | |
●磯浜線 | 貨物ターミナルなど | 大葉支線 | = | 石油 |
●奈和線 | 磯川貨物ターミナル | なし | = | コンテナ |
●奈和線 | 千和港駅付近 | なし | = | コンテナ・石油 |
●船崎線 | 蔵賀野駅 | なし | = | コンテナ・石油・セメント |
●越川本線 | 二本来駅 | なし | = | コンテナ |
●越川本線 | 彩潟駅 | なし | = | コンテナ |
株式会社宮城野鉄道総合研究所(みやてつ総研)
宮城野鉄道の新しい車両や運行・運輸システムについて研究・開発を行う会社。テクスチャ作成を行っている。噴田駅そばの噴田工場内に本社が置かれ、様々な研究を行う。Orient PartnersのICカード「Majica」やそれに関連するシステム群、及び宮城野鉄道都市圏の運行管理システムの設計もみやてつ総研が手がけた。
また、宮城野鉄道の子会社であるKwsk重工と業務提携を行なっており、総研で開発された車両は基本的にKwsk重工で製造される。そのため、みやてつ神戸駅からは配給列車や甲種回送列車を多数見ることができる。