好真公園線
- 管轄:芳槻電鉄
- 軌間:1067mmか否か
- 駅数:5(起終点含む・信号所は含まず)
- 複線区間:なし(全線単線)
- 電化区間:全区間
- 閉塞保安方式:
- 自動閉塞式(ATS-P)
- 運転指令所
- 青木町司令所
- 最高速度:45km/h
概要
五獨谷から先、まともな道路すら通っていない険しい地形の沿線に点在する、知る人ぞ知る数々の観光施設へのアクセスを改善すべく建設された路線である。
そのあまりの険しき地形ゆえ、予定よりも工期・工事費共に大幅に伸びたことが、後々の高科中心部への自力延伸断念・さくらメトロへの工事免許譲渡へと繋がったほどである。
しかしながら、路線自体は徹底した合理化と観光客の順調な増加に支えられて、黒字を計上することもある。(営業係数:99~120程度)
五獨谷~都留庭園間
高科#11より正式に「芳鉄五獨谷線」となった五獨谷線との接続駅である五獨谷では、特急シャイニースマイルと特急あたか・好真公園線~温泉津方面の普通と五獨谷~双真田町方面の普通が必ず接続するなど、乗り継ぎ利便性の向上が図られている。
五獨谷を出発し、山の斜面にへばりつくように進むと、山の合間に愛造神社駅がある。
名前のとおり「愛が造られる神社→恋が叶う神社」として名高い愛造神社への最寄駅となっており、老若男女問わず片思い中の人々の姿を目撃することが多い。
ダイヤ面では、駅自体の有効長は4連であるがカーブの中にあるため、分岐ポイントまでの距離で見ると6連分が確保されている。
このことを利用して、日中は特急シャイニースマイル(6連)と好真急行(6連)が行き違いを行っており、同様の事が後述の永秀台信号所でも行われている。
関連動画>高科#07、愛増曾明#16、愛増曾明番外編2
愛造神社を出るとトンネルを抜けつつ高度をあげ、開けた所に都留庭園駅がある。
当駅は都留文化村への最寄駅として、また好真急行が双真田町や曾明方面まで直通していることもあり、最近では文化大学の建設計画が上がるなど、当沿線では発展の著しい方に入る。
なお、かつては五獨谷~都留庭園を区間運転する普通電車が存在したが、利用状況と照らし合わせ、芳鉄の曾鉄直通と同時に廃止されたため、普通電車は2時間に1本・2両編成で運行される(運行形態:好真公園~五獨谷~温泉津)のみとなっている。
都留庭園~好真公園間
都留庭園を出発すると急カーブを描き、トンネルを抜けつつ高度をあげ、かなり下のほうに五獨谷方面の集落が見えてくると永秀台信号所に到着する。
全線が単線であり、線路1本を通すのがギリギリな場所も存在する沿線において、この信号所はダイヤの要とも言うべき存在であり、早朝・深夜以外は当信号所で必ず列車の交換が行われる。
再び山の合間を縫うように進み、トンネルに挟まれたところに小田門駅がある。
当駅は小田門および小田城の最寄駅であるが、どちらかというと駅の裏側にある発電所への通勤需要のほうが多い。
さらに山の中を進み、トンネルを抜けて開けたところで終点の好真公園となる。
当駅は阿高市内でも有数の観光地となっている好真公園の最寄駅であり、好真公園内には野外音楽堂や好真教会があるため、当路線のなかでは利用客が一番多い。
なお好真教会に関しては、「真」に「好」きな者同士で訪れると高確率で結婚に至る…という都市伝説があり、またこの教会で挙式を挙げることを「スキマ送りに逢う」と呼ばれているなど非常に人気が高く、終日混雑している。
歴史
- #07 五獨谷~好真公園が全通、特急・快速急行の運転区間延長
- #11 従来の特急を吸収する形で特急シャイニースマイルが延伸・快速急行が好真急行に名称変更
駅(#11現在)
駅名 | 読み | 特急SS | 好真急行 | 普通 | 元ネタ・備考 |
五獨谷 | ごどくだに | ● | ● | ● | 五獨谷線乗り換え |
愛造神社 | あいぞうじんじゃ | | | | | ● | 愛増急行電鉄 |
都留庭園 | つるていえん | | | ● | ● | 鶴抵支社 |
(永秀台信号所) | ながひでだい しんごうじょ | | | | | | | 当路線の「ダイヤの要」となっている信号所 永英高速鉄道 |
小田門 | おだもん | | | | | ● | otamon様 |
好真公園 | すきまこうえん | ● | ● | ● | 八雲紫・スキマ送り |
※特急SS:特急シャイニースマイル
運行車両
特急シャイニースマイル:東武100系
好真急行:名鉄2200系
普通:南海1000系