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【議論】 とは、
議題について論じる事。しばしば【不毛な罵倒合戦】をそれっぽく呼びかえる為の言葉として「気軽に」用いられる。また相手を言い負かす見込みが無くなった場合に「まったく議論にならない」とノーカン宣言する事で脳内勝率を上げるなど、論者の都合のよい定義で用いられる。
議論は本来お互いの知見を深めるための建設的な物である、という理想論はよく言われるが、なごやかな意見交換をわざわざ議論と称する事は稀であり、残念ながら実態を表した定義となっていない。
議題について論じる事。しばしば【不毛な罵倒合戦】をそれっぽく呼びかえる為の言葉として「気軽に」用いられる。また相手を言い負かす見込みが無くなった場合に「まったく議論にならない」とノーカン宣言する事で脳内勝率を上げるなど、論者の都合のよい定義で用いられる。
議論は本来お互いの知見を深めるための建設的な物である、という理想論はよく言われるが、なごやかな意見交換をわざわざ議論と称する事は稀であり、残念ながら実態を表した定義となっていない。
議論の批評解説
勝敗
議論が発生する時点で利害が対立している場合が多いため、平和的な解決が見られる確率は低い。第三者の判定など何らかの形で勝敗を付ける場合、内容の正しさより喋り方や感情に訴える言葉選びなどの技術要素が重要な場合が多く、俗にアメリカで弁護士になるには(陪審員の同情を得るための)演技力が必要などと揶揄される。
ネット上の議論において相手から敗北を認める発言を引き出す事は不可能に近く、大抵最後まで粘着した者の勝利宣言で終結する。
議論不可能な人種
特定コミュニティでしか流通していない内輪用語を連呼する人種には、普通の日本語が通じないため相手をするだけ無駄である。議論に関係のない質問を繰り返す人種も、疲弊させて勝利宣言するのが目的なので付き合った時間だけ人生を損すると思って良い。
たとえ話
たとえ話を多用する手法もよく見られるが、本人は上手い事を言ったという陶酔に浸れるが、相手が別の比喩を持ち出したり、たとえが適切かどうかに脱線し本題を離れた消耗戦となる事が確定している。議論を混乱させたい目的でない限り、本題その物より適切なたとえ話は存在しない事に留意するべきである。
議論のアンチパターン
ネット上で一時期流布されていた、議論において【やってはいけない事】を集めたtips集の事。それなりにもっともらしい内容ではあるが、相手に守らせる方法が無い事や、相手がアンチパターンを犯した事をなじる材料にも使われるなど、必ずしも理想的な効果を挙げたとは言えないようである。その後「詭弁の特徴のガイドライン」など似たような箇条書きコピペが出回るようになり、現在あまり言及される事が無い。
類例として「海外の子供が作った議論のルールがスゴイ!」など同じような内容の焼き直しがアフィリエイト用の話題として繰り返される事がある。
関連事項
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