2024年12月1日、三重県志摩市の志摩スペイン村を中心に「第11回 伊勢志摩サイクリングフェスティバル」が開催されました。
それに伴い近鉄では前日の11月30日土曜日に大阪上本町駅および近鉄名古屋駅→賢島駅間で、当日の12月1日日曜日に賢島駅→大阪上本町駅および近鉄名古屋駅間のサイクルトレイン(貸切列車)が運転されました。
こちらで紹介している昨年運転時と同様、今年も日曜日の復路便のみ撮影できたので簡単に振り返ります。

臨時回送賢島行き W17+VX04(志摩横山~鵜方間にて)
大阪発着のサイクルトレイン復路便の送り込み回送です。
昨年に続いて2410系と5200系のコンビでしたが、何故か今年はいわゆる「逆組成」とはならなかったのが非常に残念です。(とはいえ2018年以前の運転時も逆組成ではなかったようです)
賢島駅の線路の空き状況から考えて特急の7315列車より後に送り込み回送が来るだろうと予測し、お気に入りの横山4号踏切道西側で待機していたらほどなくやって来ました。
個人的にここで5200系列を撮ったのは今年5月のヤバイTシャツ屋さんライブ開催に伴う臨時列車に充当された5211系VX13以来2回目です。


2410系の志摩線入線は2両編成では約1年ぶりですが、1両単位で見ると今年8月の特急救済臨時列車に充当された1200系、2430系、2410系混結編成のFC93以来です。



貸切大阪上本町行き7528列車 W17+VX04(鵜方~志摩横山間にて)
特急の7514列車と7510列車の間で大阪行きサイクルトレインとして先ほどの編成が折り返してきました。
昨年よりも約1時間半ほど早い運行スジで、まだ名古屋発着便の送り込み回送も来ていない段階で通過して行ったためすぐに移動可能な隣の踏切(横山3号)付近での撮影としました。

臨時回送賢島行き X17(志摩横山~鵜方間にて)
7528列車の通過後ほどなく名古屋発着便の送り込みが通過。
前日の往路は1400系FC07でしたが、今年は復路では編成が変更されて2610系X17がやって来ました。
どちらの編成もロングシートのトイレ付き4両編成ということで充当される可能性はあったわけですが、サイクルトレインの名古屋発着便は昨年2013系「つどい」で運転された事例を除いてFC90番台ばかりが充当されていたため少し意外でした。

前日にFC07を撮影できなかったのが心残りですが、今年3月に明星検車区から富吉検車区に転属したばかりでまだ大阪線車両のイメージが強いX17を志摩線内で撮れたのは個人的に嬉しかったです。
2610系もヤバイTシャツ屋さんライブ開催に伴う臨時列車以来の志摩線入線で、ロングシート編成に限れば2019年にお召列車の先行回送列車として入線したX11以来ではないかと思われます。

(おまけ)臨時回送賢島行き PL01(志摩横山~鵜方間にて)
X17が折り返してくる前に「往復楽で行く貸切プラン」として貸切列車に充当される20000系「楽」も送り込まれて来ました。
この日夕方の志摩線は貸切列車とその送り込みがそれぞれ3本走る"当たり"の日でした(笑)

貸切近鉄名古屋行き7530列車 X17(鵜方~志摩横山間にて)
名古屋行きサイクルトレインも昨年に比べれば約30分早い運行スジで日が暮れる前に来てくれたものの、写真はブレてしまったので補正をかけています。
近鉄アプリで確認した列車番号から15時台のうちに賢島を発車することが分かったので、あまり移動はできずこちらも横山3号付近での撮影です。

この時期恒例とはいえやはり地元の志摩線に普段入線しない編成は撮り応えが大きかったように思います。
来年以降については大阪線、名古屋線に新型車両がデビューするということで、まだ分かりませんがトイレ付きであればサイクルトレインへの充当も期待できるかもしれないですね。
