ファウ・フィース(Fau Feass)

情報

「オペ開始です。」

日本国内を転々としている闇医者。素顔は包帯に包まれている。
嘗て医者を志していたが、少年兵として戦争に駆り出される事になる。多くの者を撃ち殺しつつ生き抜いて来た身だが、彼はそんな中で精神的な病を患ってしまい軍人を自ら辞退。その後偶然自身の異能が発現して自身の容姿が改造により変化したのをきっかけに異能を極限まで鍛え上げつつ、医師としての勉学に励んで今に至る。尚、精神的な病は医者としての活動を続ける内に回復した。
この事から経歴を偽って生きており、幾つもの顔や経歴を持つが、医者としては日系アメリカ人としてこの容姿を使っている。
自身の強すぎる異能をひた隠しして闇医者として生きているのは、純粋に異能都市だけにとどまらず幅広く患者を救いたいという彼の考えから来るものである。
彼の肉体的医療成功率は9割9分か"それ以上"と言われる程の腕となっている。のだが彼は通常の病院がビックリする程の安い料金で手術を請け負う。
軍人としての戦闘能力に加え、反則級の器用さを身につけており、敵の攻撃をいなしたり、弱点を一瞬で切断する事もできる。改造に特化した異能を持っているが、外見上の改造だけでしっかり彼も寿命からは逃れられない。しかし異常な気功を身につけた事により、彼は異能範囲内の生命反応や医師としてのカンから状況が把握できるようになったとのこと。
自身の体質的に船酔いするので、船に乗る際は基本的に自分の空間を生み出して、そこに居座る。
2年前、泉の怪魔から異能を受け取った変質型異能者(オルタネイト)。差し出した代償は「左の片目」。その為に左目の視力が失明しているかの様に0になっている。しかしそれでも腕前が落ちていない上に、目視せずして気配のみで切断を行った事がある…等、その実力に見合わずSSSでもかなりトップクラスの実力者である。

台詞

• 「私もまた、日が当たる道を歩めない者なのですよ。」

• 「死を否定する異能は、死者を生み出しているに過ぎぬのかもしれません。」

覚醒異能【強制手術(オペレーティング)】

彼自身の簡易型病院空間を生み出したり、その空間を持ち運んだりできる。その空間を外側に生み出すこともでき、更にその中の物を手術できる。
病院の空間は彼が出現させる旧世代木製ドアの中に存在しており、患者をそこに隔離する事ができる。
内部は普通に病室や廊下がある四次元空間だが、そこらじゅうに子供の落書きがあったり、窓の外は様々な縫いぐるみが浮かんでいたり、ゲームのバグのように判定はあるがテクスチャがブレているような部分があったりと、特異な事は分かる。
このドアが完全に破壊される事はその空間に元々無かったものが強引に外に出てしまうということだが、何故かSSS級の爆発能力の最大火力でも傷一つ付かない程に硬い上に溶けたり錆びたりする等といった干渉が遮断されていて、破壊には物理的にこじ開けるしかない。その為、患者がいないこのドアを盾にすることもある。
領域能力に関しては、領域内部の存在を改造する改造できるものは外装や内部器官、果てに精神すらも思いのままに操作できる。医師としての知能により、痛みなく切断や結合を行ったりできる。
更に彼の超感覚により、自身に向かう"死"に直結する能力を受けた際、瞬時に治癒してその能力を回避できるという彼の技術力でしか成しえない驚異的再生能力も持ち合わせている。

変異型異能【水道水圧(ウォーターサプライ)】

自分の身体から流れるような水を生み出す。この水は自分の血液を数倍に増幅させて使用している為に大量に出すと当然貧血の恐れがある。また、自らの血を流す事もできる。

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