川井　白動(かわいはくどう)

情報

大学生。大学進学に伴う一人暮らしを期に自炊を始めたらハマった。最近異能に目覚めたので異能の実態を把握していない。しょぼい能力だなぁとは思っているものの結構便利で満足しているため、その真価に気付く日は遠そうだ。「〇〇人間」が口癖。基本的に善良だが楽観主義が過ぎ、若干遵法意識が低いところがある。最近ちょっと太ってきたのを気にしてるらしい。

台詞

「おっ新記録！マジで薄皮0.01ミリ！俺って究極のエコ人間！？」

「え～?別に大丈夫でしょこのくらい。ルール人間かよ～」

「金曜日の俺はカレー人間さ～♪」

「何それカッコよすぎでしょ…俺なんてただのピーラー人間だよ？」

「皮は剥けるけど種はどうにかなんないのかな…」

異能【遮蔽収去(ピール・ザ・ヴェール)】

限定的な念動力。発動できる対象は「本人の認識している【本体】を覆っているもの」に、動作の方向性は「【本体】の周囲から除去する」に限定される。
発動に必要なのは【本体】の明確なイメージ。姿を正確に想像・認識する必要があるため、直接視認できるものを本体として発動するのは容易だが、そうでない場合は未知のものに対しては使えない。
その一方で本体さえイメージできればその周囲のものを全て操作できるため応用範囲は広く、「ゴミの山から【家の鍵】を見つけ出す」「【敵対者】の周囲から空気をなくす」などなど色々できる。…はずだ。使いこなしさえすれば。
晩飯のために人参の皮むきをしていたときに偶然発現した。そのため現在の彼は「野菜や果物の皮をキレイに剥ける能力」だと認識している。みかんの白い筋もキレイに取れる。
目視できない野菜や果物の中身だけを本体と認識してこの異能を行使するのは結構大変なのだが…完全に宝の持ち腐れである。ちなみに種以外の果肉だけを中空状の物体として認識し、それを本体として異能を発動させることができれば、物理的には果肉の内部に存在している種も本体を覆っているものとして除去できてしまう。

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