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関東最大の極道組織「稲原会」の主戦力と呼ばれる幹部“稲原会四天王”の一人で、本家の理事長を務める「林一家」の総長。横浜の貿易や繁華街をメインとして莫大な利益を上げる事から「夜の横浜市長」とも呼ばれ横浜市長も彼を贔屓にしている程。愚連隊上がりの極道であり、同じく愚連隊上がりの出口辰夫・井上善人・吉水金吾と共に「横浜愚連隊四天王」と呼ばれ、稲原会所属後はそのまま稲原会四天王と呼ばれるようになった。
神奈川県住吉町に10人兄弟の長男として出生。程無く南区蒔田へ転居し小学校を卒業した後に横浜市鶴見の鉄筋屋に奉公に出された。しかし喜一郎は伊勢佐木町に出張っては喧嘩を繰り返し5年程で鉄筋屋を辞めて愚連隊になった。愚連隊として活動する中で喜一郎は吉水金吾と知り合い兄弟分となるも、恐喝罪で検挙されて小田原少年刑務所に収容。翌年に少年刑務所で行われた徴兵検査に合格して兵役で満州へ応召、その間、喜一郎の三弟・林三郎が愚連隊を率いた。喜一郎は満州から華中に転戦して終戦を上海で迎え、八路軍に武装解除されて1947年に復員。留守中を守っていた三郎が獄死した事に伴い三郎の愚連隊を傘下に収め伊勢佐木町で「一六縁日」が開催された際に的屋と衝突。地蔵に体当たりして撥ね飛ばすまでして縁日を潰す騒ぎとなった。この一件について横浜市野毛の的屋の「鶴岡政次郎」に伝えて喜一郎を抑え込むように頼み込んだ。鶴岡は喜一郎の行為を咎めたものの喜一郎はこれを無視。更に兄弟分の吉水を通じて出口辰夫*1と知り合い兄弟分となった。この頃になると喜一郎と出口、吉水、井上喜人*2は横浜愚連隊四天王と呼ばれるようになった。その後の昭和26年12月初旬、仲間の吉水金吾と抗争事件が勃発し、この抗争事件を切っ掛けに稲原龍二は仲裁に入り、自身と吉水金吾を若衆にした。同じく四天王の出口と井上は2人よりも前に稲原の若衆となっている。
強面で冷静沈着な振る舞いで、愚連隊時代から交渉役として信頼されて来た。喧嘩ではなく“間”で勝負をする男であり、表情を変えず声を荒げず、それでも圧倒的な存在感で場を支配する風格を持っている。また理事長としてのキャリアと視野の広さに加え軍人時代に培った勘も本物で、潜入特化の異能者でなければ潜入捜査で林を出し抜くのは極めて困難と思われる。洞察視野がずば抜けており、警察への対応、高い推理力で二手三手先を読んだ巧妙かつ苛烈なやり方で追い詰める等、稲原会の参謀に相応しい能力を有し、洞察視野なら総裁の稲原や会長の石井より高いと言える。実際に二度の頂上作戦で一瞬の何気ないやり取りから警察が差し向けたスパイである事を見抜いて見せる観察力と洞察力を発揮している。それでいて稲原への忠誠心も非常に高く、かつて稲原会二代目会長に石井隆匡か林喜一郎の何方を据えるで稲原が悩んでいた時に自分よりも仕事の出来る石井を立てて辞退するなど公正な判断も出来る組織人。
トレードカラーであるオレンジ色のマチェットナイフを扱う。元は軍人として中国の激戦地を潜り抜いて来ただけあって戦闘技能は非常に高く、一振りで5人を同時に切断出来るパワーを誇り、下手な受けをすればガードごと相手を切断してしまう。六角や逆技等の搦め手にも精通しておりそれらを交えた戦法は驚異の一言に尽きる。拳銃の腕もピカイチで大振りのナイフの後隙を上手く誤魔化す事を可能としており、攻守に穴が無い。まさに関東最大の武闘派稲原会の超精鋭に相応しく、老獪かつ強烈な戦闘能力を備えた人物であると言える。
台詞
- 「稲原会のシマ荒らしたら、まともな死に方出来ねえんだよ」
- 「人を殺すという行為を冒涜するな。鍛錬を積め馬鹿者が」
- 「金に目が眩み仲間を裏切り関東の一部を関西に売る…そんな事は稲原会の林が死んでも許さねえ」
特異異能【蒐集群体】
小さな虫型の群体型異能。自称によれば5000体以上生み出せる。
一体一体の攻撃力は小さいものの、手には鋭い爪があり、噛みつく事も出来るので、相手に組み付いて眼球や頸動脈といった急所をピンポイントで狙えば高い殺傷力を発揮する。ピラニアのように集団で襲い掛かれば相手の皮膚を削り取って大ダメージを与える事も可能。額にある穴からは注射器のような針を出す事ができ、アルコール類を血管から注入する等して行動を制限させる事も出来る。毒を注入すればそれだけでゲームセットとなる。更に大量のハーヴェストを盾にすれば攻撃も防げる。この様に群生タイプとは思えない殺傷力と応用力を持ちながら射程距離は非常に長く都市一体に飛ばす事ができ、おまけに本体へのダメージフィードバックもない。
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Tag: 稲原会 あべを