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「ッはは!いいねぇ、若いって!僕もああいう青春に憧れてたんだよね。」
保安局・公安部職員にして部長。
元異能対策課第11課所属。当時は異能対策課にて鬼のようなトレーニングメニューを行っていた平凡極まりないA級異能者であり、本人が「若さ故の過ち」と語る程の事故…渡来人の異能犯罪者集団数百名以上が上陸した際に対応に当たった際、異能を使わずに止めようとして部下と民衆をかばって満身創痍の負傷をし、増援が来るまで持ちこたえたものの傷がたたって入院、一時的に離脱する事となる。智有曰く「才能に恵まれていない戦闘員の中でここまでやれるメンタルとタフネスを持ったA級はそういない」その後、自らの異能が覚醒し、傷を自己修復してしまった。復帰後はあの時の負傷が肉体への伸びしろがあると更なる火を付け、何事もないようにトレーニングメニューに励んでいた。しかしその結果自らが持つ異能はより強すぎる程に進化しており、その力に無意識のうちに恐れを抱いてしまった自分の臆病さに向き合い、更に自らの内面をより成長させる為に保安局への転入を決意する。しかし自らの異能に対しては今も危険な力だと十二分に認識しており、特定の条件下で発令される「パターンネガレッド」のコールが無い限りは一切の攻撃に使用しない限定解除のみにとどめている。本人は攻撃に使うのは気が引ける異能であるらしい。
異能対策課の師範らが組んだ鬼のようなトレーニングによる極限まで鍛え上げた特訓による身軽な肉体と、その肉体から繰り出される高威力の和弓から放たれる矢の一撃…たったそれだけで超人の領域に足を踏み入れた男。特に弓の腕前は世界随一とされ、百発百中の腕前を持つ。独自の闘弓術を持ち、一度にいくつもの矢を連射する事は朝飯前。それらを時間差で標的に命中させたり、進行方向に仰ぐように空気を放って、矢が軌道通行中に進行方向を変更させたり…中には矢じりを自らの方に向け打ち、標的の後方にある壁や岩などに命中させて跳弾させ、油断した相手をぶち抜くなんて離れ業も披露する。地面に弓を固定し、その反動で矢より速く自ら飛び出したり、最早弓すら使わず、五指に通した羊の腸で作られた目視できないほど細い糸を使い鯨の髭から作った極小の針を打ち込んだり…と中々に彼も超人、というか素の状態でも1km以上先から学帽の紀章を4発連続で射抜くという超人的な技量と連射力を有する。
「戦国時代の武将であった本多忠勝によって創始された実戦での使用を前提とした【本多流】」と「弓道の基本的な技術とされる【射法八節】が最も厳格に守られている【日置流】」を複合しより実戦向きの万能型弓術を体現し、それ以外にも騎射に特化した技術を持つ【大和流】に【オスマン式弓術】等のあらゆる弓術を会得し汎用性をも特化させている。しかし彼の奥の手は阿波研造の【心で射る弓】という目を閉じた状態で狙わずに当てるという射により、射程内のどんな対象にも確実に当てられる矢を放つ事ができ、無影心月流の【弓禅一如】の心得がどんな状態からでも両手で寸分の狂いもない矢を放つ。これらは弓矢の破壊力と相まって彼の弓から真に逃れられる者は存在しないとされる程の実力を持つ。更に自らが有する弓は非常に弦が硬く、世界中でも彼の筋力でしか上手く扱えない…ようは矢を装填できても重さ等で構えがブレる可能性がある程の特注品であり、その分の威力は上記の流儀と相まって常人はおろか異能者ですら相対して無事では済まないとされる最強伝説を裏社会にまで轟かせ、場に出ただけで戦況が凍りつく程のオーラを表す。
本人は「僕はプロアーチェリー選手の10倍くらいは強い」と豪語する程に自信があるが、基本的には指令塔のような形で行動する。
台詞
- 「僕の不落伝説は、まだ生きている…!」
- 「すまないね、みんな…。僕のワガママに付き合ってもらうよ!」
- 「弓矢を使うと舐められやすいからね。実は敵の慢心を無意識下で生み出す副次効果もある。」
特異異能【紅塵巨龍】
彼が【紅い切札】と呼ばれる所以たる異能。
読んで字のごとく赤い塵のような粒子。自らの肉体から形成され、それらを最大限まで広げれば自身を中心に紅く禍々しい竜巻のような積乱雲が形成されて東京の空を覆い尽くすほどの規模まで広がっているばかりか、周囲で空間の歪みが発生する程の大災害規模の拡張を可能とする。
自らの体に流れるそれは、DNAを書き換えて形質を激変させる力を持ち、未来に起こる異能の影響を進化して無力化したりできる。それ以外にも自然治癒力がある他、肉体強化を容易に行い、加速的な防衛能力を持つ。これで自らの血肉から超硬製の弓矢を即座に取り出して何時でも臨戦態勢に移行できる。
これを用いた必殺技こそが「身体から射ち出すリングを連続して複数放射したのち収縮し、さらに強力なビームへと圧縮して撃ち放つ【原子焼却砲】」。これは体内の特異点に由来する時間的閉曲線を利用して、本来は別々の時点にあった分子レーザーを同一時点に重ね、威力を極限まで引き上げたもの。それをよりによって自らの肉体で起こしているので、自然治癒で即座に治せるとはいえ地味に己が身を削る大技である。
だが最大の大技は脳や視力を一時的に進化させた事によって、自らが進むべき進化の先を視る事ができる【可能性観測】と呼ばれる力。これにより未来や別世界を見る事ができ、更に攻撃を受けた際に未来や並行世界から「攻撃を受けていない可能性」を選び出すことで【出した手をその場で変えて強引に押し通す最悪の後出しジャンケン】のような形でダメージを全て無効化したり、敵の動きや結果を"認識"し最善の未来を自ら"選ぶ"という反則としか言いようがない力を持つ。
常人はここまで異能出力を高める程のタフネスを維持できず実質彼専用の異能となっている。しかし彼でさえ強い力を従える為に過剰に進化させたせいで肉体に負荷をかけている。その為、【可能性観測】は連続展開時間10秒が経過した際に一呼吸のクールダウンタイムが設けられるようにリミッターを設けており、それ以上の使用には肉体に何らかの後遺症が発生する為に控えているらしい。実は左眼は元来緑色をしていたが、30秒間使用した際に赤色に変色したまま戻らない事態が発生。同時に左眼の視力が一時的にレッドアウトしたらしく、長期間連続使用を断念した。自らの異能に肉体で打ち勝つと言う従来の考えを押し通す為に今日も彼は見えない所で鍛錬に勤しむ。
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Tag: 東京都市保安局 エルラルドの人