艦娘紹介/黒潮

Last-modified: 2023-02-01 (水) 05:14:57
アイコン詳細
黒潮改二.jpg艦種駆逐艦
艦型陽炎型3番艦

艦娘としての特徴

性能は大体陽炎改二と一緒で、高火力・高雷装の改二艦。陽炎同様にバルジも搭載可能で、それに加えて内火艇も搭載できる。大発系は装備できないので注意。
大発系が装備できないため特化はできないものの、陸上の敵にも強くなり、海域での資源稼ぎにおいて資源獲得を増やせる内火艇と装甲を上げるバルジを両立できる数少ない存在なので、その意味でも重宝する。4-3での資源稼ぎには適任で。
C型砲シナジーによる高火力によるカミ車連撃は最近のインフレ対地敵はともかくとして、従来の対地敵ならば屠ってくれる安定感を持つ。
また初期運も22と高くもないが、決して低過ぎもしない。陽炎型特有の四連装後期魚雷の強い装備ボーナスを活かすことで、カットイン運用では駆逐艦でも上位クラスの火力を誇る。その場合は増設に見張員を搭載したり、ケッコンやまるゆでの運上げも効果的だろう。
ステータスの高さやバルジ搭載可能な点から3-2や3-5攻略、内火艇による連撃で4-5の軽量編成や6-4の駆逐要員などで活躍が見込めるはず。
反面、姉二人ほど任務には絡まなかったが、姉の陽炎・不知火の改二に加え、親潮改二・早潮改二と第十五駆逐隊の同僚二人に改二が実装されたのに関連して任務も追加。
陽炎・不知火関連では需要の割に供給がめちゃ少ない試製カタパルトが入手可能。親潮や早潮関連では四連装後期魚雷やC型改三砲の入手に関わる。どちらも陽炎型駆逐艦を運用するなら重要な装備なので入手しておきたいところ。でも十五駆は黒潮の入手しやすさに対して残りの二人の入手難易度がえげつないんですけど

おんこれ的解説

日本海流のこと。魚たちがこの潮の流れに乗って運ばれてくることで日本近海の豊かな漁場が形成されている。また、黒潮の流れてくる漁師町には似たような伝承が残っているらしく、黒潮文化圏を形成している。

もちろん冗談だ。お兄さん許して
太平洋戦争においては主に第二水雷戦隊に所属し、開戦緒戦から各地の攻略戦やミッドウェー海戦などに参加し各地を転戦。
親潮・早潮、未実装の夏潮と共に第十五駆逐隊に所属*1し、一時的にとはいえ第二水雷戦隊旗艦を努めた事もあるれっきとした武勲艦である。
1942年2月に夏潮が沈んでしまい、陽炎が編入されたことで再び四隻編成になったものの、1942年11月に空襲による早潮の喪失により、三隻編成になってしまう。
ルンガ沖では仲間と一緒に重巡ノーサンプトンの撃沈に貢献。しかし1943年4月、コロンバンガラ島への部隊輸送帰途に触雷、沈没した。この後、陽炎・親潮も機雷による損傷から空襲の追い打ちで沈んでおり、第十五駆逐隊は一日にして全滅の憂き目にあってしまった。悲しいなぁ……

艦これ内では大阪の民間造船所、藤永田造船所生まれであることからか関西弁を喋る艦娘になっている。……喋るんだが実際は結構良く分からない言語というかほとんど京都弁のような……。
建造で現れる全ての陽炎型駆逐艦の定めとして彡(゚)(゚)「24分!雪風待った無し!Vやねん!」と血気にはやるおんJ提督を世にいうyaggyで複雑な気持ちにさせる艦娘でもある。とはいえ改二が実装された今では過去の話。つかそもそも黒潮が出るレシピで24分が出た場合基本的に雪風が出ない
ちなみに雪風的中率の高いと噂のおんJレシピでも頻繁に出るぞ!気を付けよう。スレ内では大阪出身であることから阪神ファンとして見られている。阪神がひどい負け方をしている時は黒潮がひどく落ち込んでいる時も
その外見の妙なリアリティとセリフからにじみ出る独特の距離感は「かつて自分にも訪れたかもしれない黒潮(のような少女)との出会い」を想起させ、動悸・めまい・強い倦怠感などを引き起こす黒潮病と呼ばれる病気にかかる提督が後をたたない……はずなのだが、おんJ提督には罹患者が少ない様だ。何故?多分そういう幼馴染とかいなかったのかもしれない(凡推理)
関西弁つながりで龍驤と一緒に阪神ファンをやってたり、姉である不知火をどこかおっとりした性格で手球に取ってたりする。追加実装された妹である親潮からかなり言及されるなど少しずつ浜風追い風が吹いてきてるかもしれない。
2018年には改二が実装。ヘアピンが親潮に似たものになり、髪もちょっと伸びて大人っぽく。おかげで更に幼馴染パワーを増した黒潮を前にして黒潮病の提督の病状が更に進むことに…。改二直前の頃に三越での新規グラが発表されていたのもあり、18年の冬から春にかけてはまさに黒潮の流れであった。
妹である親潮の改二実装に加え、22年には早潮の実装、更に早期の改二実装で十五駆の関係性も言及されており、キャラが掘り下げられていっている。更に残り1人の夏潮も早潮のボイスで存在が匂わされており、十五駆勢ぞろいの日も近いのかもしれない。
そういうわけで二次創作でも公式小説で主人公格を張った陽炎・不知火とはまた別の存在感を発揮しており、陽炎や不知火との初期陽炎型トリオに加えて、親潮や黒潮との十五駆との付き合いも増えてきており結構おいしいポジションである。最近は二次創作でむっつりが過ぎつつある親潮に対して冷静に突っ込むポジションにもなりつつあるかもしれない

 

ちなみに黒潮・くろしおという名前は地味に今の海上自衛隊では特別なものでもある。戦後海自が国際情勢の変化や警備に合わせて、初めて海自に導入された潜水艦。それがアメリカのガトー級駆逐艦ミンゴであり、改名後の二代目のくろしおである。帰国子女デース!
この二代目くろしおから戦後の海自の潜水艦のノウハウが生み出されており、くろしおも3代目・4代目と新しく作られ海自に所属している。いわば海自潜水艦の鳳翔さんポジである。
また、日本初の学術調査用の潜水艇も「くろしお」である。これはもう黒潮にスク水着せるしかねえよなぁ!
さらに、くろしお・おやしお・はやしお・なつしおは全て戦後日本の潜水艦として2回名前が採用されている。こりゃもう第十五駆逐隊全員にスク水着てもらうしかねえよなぁ!?


*1 ちなみにその前は雪風と二人で第十六駆逐隊を形成していた