艦娘紹介/Iowa

Last-modified: 2023-08-19 (土) 00:50:12
アイコン詳細
Iowa.jpg艦種戦艦
艦型Iowa級1番艦

艦娘としての特徴

性能は戦艦の最終形という肩書に相応しく、近代化改修を済ませれば未改造ですでに大和型以外のあらゆる戦艦に匹敵もしくは凌駕し、改造後はさらにその能力が伸び、運も就役から様々な戦争に参加し生存した艦であるため、運の値も改造前で35と長門改やItaliaを上回り、改造後には40になる。また戦艦としては珍しく索敵値が高い。これは優秀な索敵兵装を積んでいた史実ゆかりのものと考えられる。ただし、破格とも言える高能力を持つだけに運用コストも凄まじく、改造前でも一回の出撃で金剛型改二の2倍の燃料と弾薬が飛び、装甲も大和型の次に高い107(改造後)になるので、うっかり大破させようものなら、それこそ鋼材4桁は覚悟しておく事が必要になる。
連合艦隊において第二艦隊の枠争いのライバルとなるのはやはりBismarck dreiなるが、昼戦及び陸上深海棲艦に対しては比類なき火力を持つ彼女であるが、夜戦火力においては雷装値を持つBismarck dreiに軍配があがるが、防御面においてはBismarck dreiが回避に優れるのに対し、こちらは装甲で優っているといった違いがあるので、海域のボスによって使い分けすることがいいと思われる。
そして彼女最大の魅力の1つが「これだけの火力・装甲・対空性能を持ちながら高速艦」であること。
イベント海域によっては低速艦=戦闘回数が増えるということも増えつつある今、ビスマルクやイタリアたちを超える火力・装甲を持つアイオワはまさに決戦兵器の一つといえるだろう。昨今敵航空戦力も強化されているので、全艦娘で1位の対空もピンズドである。対空で大事なのは装備なのは内緒だが
ただし、イタリア姉妹や大和型、長門型のように水上戦闘機の搭載は出来ない。制空権に関しては他の艦娘に任せよう。また近年のトレンドである特殊砲撃能力も持たないので、純粋な超強力高速戦艦として起用しよう。ネルソンのお供としても優秀。
持参装備は極めて優秀。火力24命中4を誇る16inch三連装砲 Mk.7を持ってくる。フィット面では微妙だがそれを差し引いてもくっそ優秀。多くの戦艦の主力装備になる。
これを改修できるのもアイオワのみ、っていうかアイオワはこれしか改修できない。ピンポイントなお仕事だが、装備の需要が高いということは改修の需要も高い。頑張ってもらおう。

おんこれ的解説

1940年6月27日にニューヨーク海軍造船所で起工した。「ビッグ・スティック The Big Stick」の愛称で呼ばれたアイオワは1942年8月27日にアイロ・ウォーレス(ヘンリー・A・ウォーレス副大統領夫人)によって命名、進水した。
第2次大戦時は欧州に向かい、野獣先輩と言われ恐れられたビスマルク級戦艦の2番艦ティルピッツ の脅威に備えたものの、イギリス海軍により戦闘不能になったため、戦争末期の1944年1月2日にアイオワは第7戦艦戦隊の旗艦として太平洋水域に出動した。

 

太平洋戦線では空母機動部隊のクェゼリン環礁、エニウェトク環礁への攻撃を支援した。続いてトラック島、カロリン諸島攻撃の支援に参加、アイオワと僚艦は2月16日に分派されて北に退却する日本軍艦艇への攻撃に向かった。2月21日にはマリアナ諸島のサイパン、テニアン、ロタ、グアムに初めての空襲を行なう高速機動部隊に随伴するなど、あくまで空母機動部隊の護衛として活躍したが、1944年2月17日に舞風、香取、民間人を乗せた赤城丸からなる第4215船団を捕捉、舞風、香取を僚艦とともに撃沈している。(赤城丸は事前の空襲で沈没)その際の様子がアメリカ海軍戦史に記録されており「舞風と香取は最後の瞬間まで主砲による反撃を行っていた。」と記載されている。また部隊を率いていたスプルーアンス提督は「圧倒的優勢な敵の攻撃を受けながら最後まで挙艦一致して任務に忠実であったことは、米軍の尊敬と賞賛とを博した」という言葉を残し、射撃を続けながら沈んでいく舞風、香取の姿を悲痛きわまりない思いを持って見守っていた。

 

         ↓ちなみにIowaの砲撃の直撃を受けた舞風の様子がフィルムが残っている↓
               http://i.imgur.com/tO3SQEn.jpg

 

その後はトラックを始めとした島々の日本軍の拠点に対する砲撃やマリアナ沖海戦、ペリリュー島上陸の支援を行い、その後フィリピン攻略支援を行った。10月10日にアイオワは沖縄水域に到着、沖縄諸島、台湾への攻撃を行い、10月18日にルソン島攻撃、20日にはマッカーサー将軍率いるレイテ島上陸部隊の支援を行った。そして日本海軍が実質壊滅したシブヤン海海戦で、アイオワは第38任務部隊と共にあった。日本の栗田艦隊はシブヤン海を通りサンベルナルジノ海峡へ向かっていたが、激しい空襲を受けていったん反転した。ウィリアム・ハルゼー提督は栗田艦隊反転の知らせを聞き、栗田艦隊はすでに戦闘能力を失ったと判断した。アイオワと第38任務部隊は北方の小沢艦隊の後を追った。そして10月25日、小沢艦隊がアイオワ主砲の射程内に入る寸前に、再反転した栗田艦隊がサマール島沖でアメリカ軍護衛空母部隊を攻撃しているとの知らせが入った。アメリカ軍上陸拠点に対するこの脅威のため、アイオワと第38任務部隊はやむなく反転して脆弱な「ベビー・キャリアー」の支援に向かった。しかしながらその時すでに、護衛空母の奮戦は日本艦隊の攻撃を退け、アイオワは水上戦闘の機会を逃した。1945年1月にオーバーホールした後、沖縄戦での支援砲撃や日本本土の沿岸沿いの工業地帯に対する砲撃を行った。

 

そして第2次大戦が終わり役割が無くなり、予備役になり出番が無くなると思っていたが、戦後すぐに冷戦が始まり、朝鮮戦争が代理戦争の一環として行われ、Iowaも再就役して北朝鮮軍や中国軍などに対して砲撃を行った。その後NATOの大規模演習に参加したものの、1958年2月に再び予備役艦隊に編入されモスボール係留(いつでも実戦に出せる状態で保存すること)され、今度こそ出番がなくなると思われていたが、1982年にレーガン政権下で提唱されていた「600隻艦隊構想」で再就役が決定し、トマホーク巡航ミサイルやハープーン対艦ミサイルの搭載などの近代化が行われ、再び大西洋艦隊に編入された。その時に事故で実弾演習中、2番砲塔内で爆発事故が発生し、47名が死亡する大事故が発生していたものの、しっかりしたダメコンのお陰で艦自体には深刻な損傷はなかった。そして1991年にソ連が崩壊し、戦艦を維持する必要が無くなったので、2006年に除籍され、現在に至るまでロサンゼルス港にて博物館として展示されている。(しかし上陸時の支援に頼ってた海兵隊などから退役に対する反対意見があった)

 

艦これにおいては艦これ改で先行実装され、16年春のイベントにブラウザ版で実装された。
ボイスは山風の中の人と同じ橋本ちなみ女史(当然こっちが先なので「アイオワと山風が一緒ってマ?」「声優すごい」)正直微妙な独特な英会話能力がネタにされている。東山ネキや内田ネキがおかしいだけなんや…
いっつもこんな格好しているからか限定ボイスでサラトガに突っ込まれたりしているステレオタイプな開放的な金髪美女…かと思いきや日本の文化に結構ツッコミ入れたりカルチャーショック受けたりしている。
ここから転じて二次創作ではフリーダムな海外艦娘勢の中でもまさかのツッコミ役ポジだったりする。後某海外艦に定評のある絵師からの伝搬でこういう見た目で実はオタクというナードアイオワネタもちらほら。
ちなみに某アダルト管理人からスタイルの良さからおち○ぽの遊園地扱いされたりしている程の性的な体つきをしているので、薄い本に期待をしたいところ