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目次┃TOC
オーレ地方について(コロシアム・XD共通)
オーレ地方とは、『ポケモンコロシアム』及び『ポケモンXD 闇の旋風ダーク・ルギア』の舞台となる、『ポケットモンスター』シリーズのいち地方である。
概要
『ポケモンコロシアム』及び『ポケモンXD 闇の旋風ダーク・ルギア』は、ポケットモンスターシリーズのスピンオフ作品である。
開発はジニアス・ソノリティ。キャラクターデザイン及びアートディレクターはヒロモト森一氏。
両タイトルとも「シナリオモード」「対戦モード」の2つのモードを搭載している(※XDにはシナリオモードとの記述はないが、ここでは便宜上シナリオモードとする)。
GBA版本編『ポケットモンスター ルビー・サファイア・ファイアレッド・リーフグリーン・エメラルド』と通信して遊ぶことが出来る。
シナリオモード
両タイトルとも戦闘マシンにされたダークポケモンたちを助け、悪の組織シャドーを倒すことを目的とする。ジムやリーグ等は存在しない。
最大の特徴は、トレーナーからダークポケモンをスナッチ(奪い返す)し、リライブ(ココロのトビラを開き元の状態に戻す)すること。
ひとの ものを とったら どろぼう! という禁じ手を覆すシステムが魅力となっている。
舞台とポケモン
オーレ地方は、カントー地方などからはとおくはなれたとち(遠く離れた土地)で、モデルはアメリカ合衆国のアリゾナ州の州都フェニックスである*1。
英語で鉱石を意味する「ore」に由来する名称であると、多くの人々に推測されている。
各町や施設の多くも鉱物名を由来とすると推測出来る(詳細は個別ページを参照)。
フェナスシティをフェニックスの位置と仮定すると、XDではアリゾナ州の外だと推測できる場所にも足を伸ばすこととなる。
荒れた土地のため野生のポケモンは出現せず、町や施設間の移動はマップからの選択式である。
XDでは人々から土地が改善されたとの話を聞くことが出来、ポケスポットの岩場・オアシス・洞窟に限り野生ポケモンが出現するようになった。このことは作中でも大きく取り上げられる。
XDのジョシュアによれば、モンスターボールは他の地方から輸入している。
バトル・ダークポケモン・スナッチ・リライブ
これらの要素はオーレ地方において大きな特徴となっている。
詳細はダークポケモン・スナッチ・リライブの項を参照のこと。
オーレ地方でのバトルは、トレーナーとは基本的にダブルバトルである。
XDでは野生ポケモンが出現するため、野生ポケモンとはシングルバトルである。
「ダークポケモン」とは人工的にココロを閉ざされ戦闘マシンにされたポケモンのことで、コロシアム及びXDではダークポケモンを救い、悪の組織シャドーを倒すことを目的とする。Coでは全48匹、XDでは全83匹。
ダークポケモンはシャドーの幹部や戦闘員、ひいては一般トレーナーまで、様々なトレーナーがポケモンバトル中に繰り出してくる。
バトル中にダークポケモンを捕獲する(奪い返す)ことを「スナッチ」と呼ぶ。スナッチはスナッチマシンによってスナッチボールへと変化したボールでのみ行え、2人の主人公は左肩と左腕にスナッチマシンを携えている。
トレーナーが繰り出してくる普通のポケモンはスナッチ出来ない。
スナッチ直後のダークポケモンは、専用の特殊なわざしか使うことが出来ない。
Coはダークラッシュのみ。
XDは特殊なわざがダークラッシュを含めた18種類に増え、その総称をダークわざと呼ぶ。ポケモンによってその中から2~4個のダークわざを使う。
また気持ちが高ぶってハイパー状態(Co)、リバース状態(XD)になることがあるため、"にげる"の代わりに用意されている"よびかける"のコマンドで元に戻してあげることが必要。
ダークポケモンと交流を重ね、普通のポケモンに戻す行為を「リライブ」と呼ぶ。
XDでは新システムリライブホールが登場し、効率良くリライブすることが出来るようになった。
リライブが進むことでダークわざ以外のわざを思い出したり、性格が判明したりする。
Coではアゲトビレッジの聖なるほこらにて、XDでは聖なるほこらかリライブホールのホログラムにて、最後のココロのトビラを開き普通のポケモンに戻すことが出来る。
普通のポケモンへと戻ると、レベルアップが可能になる、進化が可能になる、今まで溜まっていた経験値を取り戻す、ナショナルリボンを獲得出来る等が起こる。
通貨 ポケドル
オーレ地方での通貨は「ポケドル」。Pに二本線の入った独自の通貨記号が使用される。
ポケドルは海外版の『ポケットモンスター』シリーズで使用される通貨であり、オーレ地方ではそれを逆輸入した形となる。
レートは1ポケドル=1円。例えば、本編シリーズではモンスターボールが1個200円のところが、オーレ地方では1個200ポケドルである。
とおくはなれたとち
コロシアムもしくはXDから他のソフトへポケモンを移すと、トレーナーメモでの出身は
「とおくはなれたとち」(漢字表記:遠く離れた土地)
となる。
XDのポケモンはさらに「運命的な 出会いをした」ことになっている。
オーレ地方の記述ではないが、とおくはなれたとち表記はオーレ地方出身のポケモンのみである。
※Coギンザルのプラスル、XDギンザルとの交換ポケモン、XDダニーのエレキッドも同様。
※Coバトル山のホウオウ、Co拡張ディスクのセレビィとピカチュウはホウエン地方となる。
※詳細はがみ氏の記事*2を参照のこと(参照許可に拝謝いたします)。
きねんリボン
ポケモンコロシアム、ポケモンXD 闇の旋風ダーク・ルギアのみで入手出来るリボンが2種類存在する。
ナショナルリボン
第三世代~
すべての こんなんを
のりこえた きねんリボン
第五世代~(漢字表記の場合)
すべての 困難を
乗り越えた 記念リボン
種類:プレゼントリボン
二つ名:こんなんをのりこえた
ダークポケモンがリライブを完了した時だけもらえるリボン。
CoとXDのダークポケモンにしか付けられないため、非常に貴重。
※ポケモンフェスタ2005にて、ダークメタングをスナッチできるポケモンXDの試遊が登場。スナッチに成功すると、「リフレッシュ」を覚え、ナショナルリボンを付けたメタング(おや:フェスタ)をGBA版(ルビー・サファイア・ファイアレッド・リーフグリーン・エメラルド)で受け取れた。
※「ナショナルリボン」という名称は第四世代から。第三世代はリボンのグラフィックと説明文のみ。
アースリボン
第三世代~
100にんぬき たっせい
きねんリボン
第五世代~(漢字表記の場合)
100人抜き 達成
記念リボン
種類:プレゼントリボン
二つ名:100にんぬきの
コロシアムまたはXDのバトル山で100人抜きを達成した時にもらえるリボン。
CoやXDに転送出来るポケモンであれば、どのポケモンにも付けられる(第三世代までに登場する全てのポケモン)。
ただし下記条件で達成しなければならない。
- シナリオモードのバトル山
- ブース1から100まで帰還しない(レポートでの中断は可能)
- ブース1から100まで同じパーティ(手持ちとパソコンのポケモンの入れ替えをしない)
※「アースリボン」という名称は第四世代から。第三世代はリボンのグラフィックと説明文のみ。
その他
対戦モードを大幅に強化したポケモン3Dバトルソフト『ポケモンバトルレボリューション』が2006年12月14日にWii用に発売された。ポケモンコロシアムやポケモンXDのようなシナリオモードは無く、対戦に特化した内容である。
開発は同じくジニアス・ソノリティ。
オーレ地方との関連はない(明示されていない)が、勝利ジングルや一部の楽曲がオーレ地方の楽曲のアレンジとなっていたり、メロディが使用されていたりする。
『ポケモントローゼ』と『ようこそ!ポケモンカフェ ~まぜまぜパズル~』にも、一部の楽曲にオーレ地方のメロディが使用されている(内容にオーレ地方との関連はない模様)。
楽曲の詳細は音楽を参照。
ポケモンコロシアム
―キャッチコピー
新たなる冒険に
今、旅立つ
| ポケモンコロシアム | |
|---|---|
| 開発元 | ジニアス・ソノリティ株式会社 |
| 発売元 | 株式会社ポケモン |
| 販売元 | 任天堂株式会社 |
| ジャンル | 対戦・RPG |
| 発売日 | 2003年11月21日(金) |
| 各国発売日 | 北米:2004年3月22日 欧州:2004年5月14日 豪州:2004年6月24日 |
| 希望小売価格 | 5,524円(税抜),5,800円(税込) |
| 対応ハード | ニンテンドーゲームキューブ |
| 対応周辺機器 | GBAケーブル,カードeリーダー+ |
| 売上 | 日本:65.6万本(656,189本) 全世界:241万本 |
- メモリーカード59(クリアブラック)と専用ラベルが付属。
- 予約特典に「拡張ディスク」あり。特定の条件を満たすと、セレビィ(おや:アゲト)とピカチュウ(おや:コロシアム)を受け取ることが出来る。盤面の絵柄が2種類ある。
- 北米版の「拡張ディスク」ではジラーチ(おや:WISHMKR)を受け取ることが出来る。
概要
前述の通り「シナリオモード」と「対戦モード」の2つのモードがある。
後述の『ポケモンXD 闇の旋風ダーク・ルギア』はポケモンコロシアムの「シナリオモード」の続編であり、5年後のオーレ地方が舞台となっている。主人公は変更されている。
「シナリオモード」の主人公は従来のポケモン本編よりも年齢が高い17歳くらいに設定され、異色なシステムと世界観が特徴となっている。
主人公のデフォルトネームはレオ、ユータ、タツキ。パートナーのデフォルトネームはミレイ、アニー、チハル。
※当サイトでは便宜上第一デフォルトネームのレオ及びミレイとする。
シナリオモード開始直後のプロローグでは、主人公のレオがポケモン窃盗団「スナッチ団」のアジトを爆破し、「スナッチマシン」を盗み出し、ゴツい大型バイクでなかまのブラッキーとエーフィと共に走り去る、ついでにもう一度アジトを爆破するというあまりに衝撃的なシーンを見せられる。最高にぶっ飛んでる。
最初から所持しているポケモンはブラッキーとエーフィ。
ストーリー序盤に助け出した女の子のミレイ(パートナー)はダークポケモンを見分けるチカラを持ち、彼女を仲間に加えたレオは戦闘マシンにされたダークポケモンを救う旅に身を投じることになる。
レオ(コロシアム主人公)とミレイ(コロシアムパートナー)についての詳細は各項を参照のこと。
シナリオモード
コンセプト
ゲームコンセプトは「これまでのポケモンの世界とはちょっと違う、少し背伸びしたストーリー」。そのため、主人公の年齢も17歳くらいで、服の色もややダークに、少しお兄さんに設定された。
ヒロモト森一氏が提示した世界やキャラクターは、今までのポケモンとは違う"乾いた感じ、砂漠のような世界"であった。『ぶっ飛んでる』。
また、シナリオを担当する折尾一則氏によれば、ヒロモト氏のイメージイラストを見て「あ、ポケモンの世界の基本線を守れば、これは自由にやっちゃっていいんだな」とのことである。
音楽を担当する多和田吏氏は「都会的な、乾いた感じのする大人の世界を見せよう」という方向性で制作したという。
グラフィックディレクターの和田隆則氏によれば、3DCGに起こしていくと「これがポケモンの世界なのか?」と驚いたという。乾いた、錆びたイメージの世界に、かわいらしいポケモンのミスマッチ感覚がいいと語っている。
"スナッチ"について折尾氏は、悪いこと、禁じ手、最もしてはいけないこと、ドロボーと語っており、スナッチについてのバランスは慎重に調整したという。
以上の詳細はN.O.M. 2003年11月号 開発スタッフインタビュー*3*4*5を参照のこと。
対戦モード
本作はの対戦モードは『ポケモンスタジアム』シリーズを踏襲して制作されている*6。
「コロシアムバトル」と「とにかくバトル」にの2つに大別される。
コロシアムバトル
あなたが 育てた ポケモンで
ひとりで みんなで ポケモンバトル!
「ひとりでバトル」と「ともだちとバトル」が用意されている。
ひとりでバトルでは、自分で育成したポケモンを6匹登録し、「コロシアム戦」と「バトル山100人ぬき」に挑戦することが出来る。
ポケモンの登録は『ポケモンコロシアム』のポケモン、GBA版本編『ポケットモンスター ルビー・サファイア・ファイアレッド・リーフグリーン・エメラルド』のポケモンから出来る。GBA版から登録した場合、プレイヤーは各ソフトに対応した主人公のグラフィックとなる(※エメラルドのみルビー・サファイアの衣装の主人公となる)。
ホウオウがもらえるのはこちらのバトル山である点に注意。
ともだちとバトルでは、2人でバトルと4人でバトルを選択出来、ポケモンコロシアムとGBA版、GBA版同士など、様々な組み合わせで自分の育てたポケモンでのバトルを楽しむことが出来る。
とにかくバトル
あらかじめ 用意された ポケモンで
いますぐ ポケモンバトル!
「シングルバトル」と「ダブルバトル」があり、それぞれ「さいきょう」「つよい」「ふつう」「よわい」の難易度が選択出来る。6匹のポケモンをレンタル出来、下準備なしで手軽にバトルを楽しめる。
プレイヤーはポケモンコロシアムの主人公で固定。名前はデフォルトネームのレオ・ユータ・タツキのいずれかである。
開発について
ジニアス・ソノリティの公式サイト*7によれば、当初はルビー・サファイアと繋がるゲームキューブ用ソフト(ポケモンスタジアムの後継)として企画された。しかし、ポケモン本編をやらないユーザーがポケモンコロシアムからポケモンの世界に入り込むことを考え、世界観や設定を持ったRPGを加えた構成にしたという。
ポケモンコロシアムはジニアス・ソノリティ創立からまもなく開発されたソフトであり、開発期間は15か月間であった。
小ネタ
- タイトル画面のロゴがせり上がってくるアニメーションは日本語版だけのもの。海外版ではロゴが異なるため、演出が簡素化されている。
- トップメニューのシナリオモードのサムネイル(レオとブラッキーのもの)は、日本語版と海外版で異なっている。日本語版のレオは開発中の3Dモデルのスクリーンショットが使用されている。
ポケモンXD 闇の旋風ダーク・ルギア
―キャッチコピー
ポケモンの新・本格RPG、
ゲームキューブで始まる。
| ポケモンXD 闇の旋風ダーク・ルギア | |
|---|---|
| 開発元 | ジニアス・ソノリティ株式会社 |
| 発売元 | 株式会社ポケモン |
| 販売元 | 任天堂株式会社 |
| ジャンル | RPG |
| 発売日 | 2005年8月4日(木) |
| 各国発売日 | 北米:2005年10月3日 欧州:2005年11月18日 豪州:2005年11月10日 |
| 希望小売価格 | 5,524円(税抜),5,800円(税込) |
| 対応ハード | ニンテンドーゲームキューブ |
| 対応周辺機器 | GBAケーブル |
| 売上 | 日本:26.5万本(265,464本) 全世界:142万本 |
- 予約特典に「トリプルチェンジングステッカー」あり。
- 「ニンテンドー ゲームキューブ ポケモンXDセット」が発売された。ポケモンXDのソフト、ゲームキューブ本体(シルバー)、メモリーカード59、トリプルチェンジングステッカー、オリジナルメモリーカードラベルのセット。価格は16,800円(税込)。
概要
「本編」と「対戦モード」の2つのモードがある。
『ポケモンXD 闇の旋風ダーク・ルギア』は『ポケモンコロシアム』の「シナリオモード」の続編であり、5年後のオーレ地方が舞台となっている。主人公は前作から変更されている。
本作は前作で言うシナリオモードに比重を置いた作りとなっており*8、体が紫色になり全体的に刺々しい姿となった『ダーク・ルギア』が作品の象徴となっている。かっこよすぎる。
第三世代のゲームではあるが、第四世代のウソハチとゴンベがゲストとして先行出演している。
主人公は前作より年齢が引き下げられた模様(年齢は明かされていないので断言は出来ない)。
主人公のデフォルトネームはリュウト、ジェイミー、レツ。
※当サイトでは便宜上第一デフォルトネームのリュウトとする。
本編開始直後のプロローグでは、夜に巨大な輸送船を襲うダーク・ルギアの脅威が描かれる。リアルタイムレンダリングで描かれるムービーは圧巻。
場面は変わってリュウトのバーチャルバトルのシーンとなり、リュウトはその腕前を買われてスナッチマシンのテストに協力したところに緊急事態が起き、ダークポケモンとシャドーにまつわる大事件に巻き込まれていく。
最初から所持しているポケモンはイーブイで、旅先でシャワーズ、サンダース、ブースター、エーフィ、ブラッキーのいずれかに進化させることが出来るようになる。
詳細はリュウト(XD主人公)の項を参照のこと。
本作ではヒロモト森一氏に加え、ジェイミー・ターナー(現ジェイムス・ターナー)氏がキャラクターデザインに携わっている。その他の誰かが携わったかどうかは不明である。
XDとXD001
「XD」とは、新しい次元のポケモンストーリーを表す「eXtra Dimension」を略したもの。
さらに、究極のダークポケモン「eXtra Darkpokemon」、そしてコードネーム「XD001」、ダーク・ルギアのことを示している*9。
XDのシャドーのダークポケモン計画の目標のひとつは、リライブのできないダークポケモンを作り出すことである。
そのプロトタイプの001号として研究されているのがダーク・ルギアであり、XDシリーズを主力にした戦闘部隊を作ることも視野に入れているようである。
研究者は主にラブリナのようであり、ストーリー序盤はダーク・ルギアの研究に苦心していたようでクレインを誘拐し協力させようとするが失敗。しかしシャドーの秘密工場にてXD001(ダーク・ルギア)が最終調整を終えたとの話を聞くことになる。終盤、ニケルダーク島にてラブリナと再会した際は「リライブなんて 絶対に不可能!」と豪語していた。
実際、ダーク・ルギアは通常の方法ではリライブが出来ない。リライブホールの全てのステージをベストサークル(テンポMAX)にし、いずれかのステージにダーク・ルギアを配置することで一瞬でリライブすることが出来る。
ダーク・ルギアについて、ジェイミー・ターナー(現ジェイムス・ターナー)氏は、X(旧Twitter)にて以下のように発言している。
「ストーリーチームがダーク・ルギアに決め(なぜルギアを選んだのかは不明)、アートディレクターのヒロモト森一さんがスケッチを描き、私がそれをまとめ、色を決め、最終的なデザインを作りました。」(※英語から翻訳)
ダーク・ルギアがリブラ号を襲うプロローグのムービーについて同氏は「このカットシーンのアニメーションレイアウトも私が作りました🛳」
また、同氏は「あのゲームのカットシーンは全て私が監督しました」とも語っている。
(※全て英語から翻訳、Xより)
5年前の事件
5年前の事件(ポケモンコロシアム)については、様々な場所、様々な人から内容を聞きかじることが出来る。クレイン所長、ポケモン総合研究所の人々、ザック、スレッド、ヘッジ署長など。
特にヘッジからは前作と繋がる重要な情報を得ることが出来る。
ヘッジ「5年前 我々は シャドーのボス
ワルダックという男を 逮捕した。▼
ヘッジ「だが 最近の 調べによると
この ワルダックは 単にオーレ地方の
ボスでしか なかったようなのだ。▼
ヘッジ「ということは つまり
ヤツらの 本当のボスが どこかにいて
シャドーを 指揮しているわけだ。▼
ヘッジ「あの時 シャドーは 滅びてはおらず
あれからも ずっと休まず
活動を続けていた ということだな。
また、前作の主人公(レオ)とパートナー(ミレイ)は登場しない。
彼らの話をする人もほとんどおらず、その後の動向を知ることは出来ない。
- 「ふたりの勇敢な 若者によって シャドーは倒され」「これは いまや 伝説のように 語られておる 話じゃな。」 - ポケモン総合研究所 ほがらかおじいさん
- 「元スナッチ団だった 若者と ダークポケモンを 見分ける 特殊な 能力を持った 少女が 阻止したの。」 - ポケモン総合研究所 研究員
筆者が確認する限り、以上の2名のみが彼らについて直接語っている。
その他情報がありましたら情報提供いただけますと幸いです。
対戦モード
本作の対戦モードは、本作がRPGに重点を置いた方針であるため*10、前作に比べ少々縮小されている。
とは言え、本編にて"バトル山"・"バーチャルバトル(バトルディスク)"・"バトルDEビンゴ"等が実装されているため、全体としてバトル関連のやり込み要素は充実している。
本編の対戦モードは「いますぐバトル」と「つないでバトル」の2つに大別される。
いますぐバトル
あらかじめ 用意された ポケモンで
今すぐ ポケモンバトルをします。
「コンピュータとバトル」と「2人でバトル」があり、それぞれ「さいきょう」「つよい」「ふつう」「よわい」の難易度が選択出来る。2匹のポケモンをレンタル出来、下準備なしで手軽にダブルバトルを楽しめる。
コンピュータとバトルのプレイヤーはポケモンXDの主人公で固定。名前はデフォルトネームのリュウト・ジェイミー・レツのいずれかである。
2人でバトルは1つのゲームキューブコントローラを交代で操作する形である。プレイヤーは、NPCのグラフィックと名前がランダムで割り当てられる。
つないでバトル
育てたポケモンを 持ち寄って
みんなで ポケモンバトルをします。
つないでバトルでは、2人でバトルと4人でバトルを選択出来、ポケモンXDとGBA版、GBA版同士など、様々な組み合わせで自分の育てたポケモンでのバトルを楽しむことが出来る。
バトルけいしき(シングルバトル・ダブルバトル)、フィールド(パイラコロシアム・ラルガタワーコロシアム・バトル山コロシアム・いわばフィールド・オアシスフィールド・どうくつフィールド・おまかせ)、ルール(なんでもあり・ポケモンLv50まで・ポケモンLv100まで・エディットルール1,2,3)を選ぶことが出来る。
GBA版は本編『ポケットモンスター ルビー・サファイア・ファイアレッド・リーフグリーン・エメラルド』のいずれかから参加出来る。GBA版から参加した場合、プレイヤーは各ソフトに対応した主人公のグラフィックとなる。
開発について
ジニアス・ソノリティの公式サイト*11によれば、ポケモンコロシアムが独自の世界観を構築して成功を収め、人気が高かったため、シナリオモードに比重を置き本格的RPGを制作するに至ったという。
開発期間は15か月ほどであった。
小ネタ
- タイトル画面は日本語版と海外版で背景が異なる。日本語版は赤と黒の走査線のような背景に対し、海外版は紫がかった雲海のような背景である。ロゴのアニメーションは健在。

