世界観
・・・かつて魔法を基礎とした優れた技術を有していたヌーナニアス帝国。
しかし謎の原因で滅亡し、全ての記録は歴史から消えてしまっていた。
帝国の消滅から約5500年後、ある男が失われた帝国の領土を我が物にしようと悪魔と契約を取り交わす。
その名はブラーム。
帝国消滅後、しばらくして興った3つの国はよくある諍い事はさておき、この大陸の均衡を長らく保っていた。
その均衡をブラームは破壊する。
彼の奸計より諍いが憎しみに発展し、ついには戦争状態までになる。
それは、ブラームが契約した悪魔の要求。
悪魔は人の怨嗟や苦痛を喰らって生きる種族であり、ブラームは自らの願望を達成する為、世界を犠牲にしようとした。
そんな中、中立地帯エル・アクエルドで悲劇的な事件が起こる。
ブラームの奸計により、エル・アクエルドに各国が覇権を求めて侵略したのだ。
その際に、古代種ドラゴン・パキノートゥスが中立地帯を守備する為に放った魔法により、
その地域に駐留していた各国の部隊はほぼ壊滅する。
からくも生き残った者達は、事情を悟ったパキノートゥスに救われるが、記憶を失ってしまう。
記憶を無くした者達は、どこの軍にも所属しない冒険者として記憶を取り戻し、
今はまだ判りもしない本来の目的を達成する為に、エル・アクエルドを拠点に長い追跡の旅路につく・・・。