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ウィッグの染色(染め・色つけ)に関しての説明になります
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ウィッグの染色
ウィッグの色が気に入らない場合などに、個人的にウィッグに染色を施すことがある。
自分の好みの色を出せるので、拘る人にとってはとても良いカスタムかもしれない。
ただ、よくよく考えると既製品の方がコスト的には安いので
特に拘りが無い人は既製品の方がお勧め。
注意点としては、
- 色の薄い色のウィッグでないと変化が乏しい
- まっ黒などの濃い色に染めることは難しい
- 色を元に戻したり薄める事は不可
- デフォルトウィッグを染めることは余り考えないこと
があげられる。
特にデフォルトウィッグの場合、染色を予定していない材質、作りになるので
無理矢理染色しても上手く行かなかったり、ウィッグ自体を痛めて使えなくなる可能性が高い。
また、仮に上手く行ったとしても染色したウィッグは他のよりも色移りする危険性が高い。
染色する場合、染色専用のドール用ウィッグが通販などで売られているので
そちらを購入した方が染色の状態が良い。
染色向けとしては、ゼファーさんの染色用ウィッグがお勧め。
染色方法
大まかに書き出してみました。
あくまで紹介程度になるので、詳しい方法は個々人で検索などして探してください。
実際に染色する際はあくまで自己責任で。
- コピック染色
※コピック染色は注意が必要な染色方法です。よく読んで実行して下さい簡単かつ、安価でできる染色方法。 アルコールマーカーである、コピック(漫画やデザインなどで使うもの)を使用する。 発色が良い特徴があり、染料を使用しているため人間用のウィッグなどにも使われる。
問題点が多々あり、 ・ボディやアウトフィットなどに色移りしやすい ・光による退色が起きやすい ・ウィッグの質が変わりやすい(バサバサ、ギシギシになる) ・夏場は湿度の関係で色移りがし易い。
などといったことが上げられる。 特に色移りは確実に起きる為、ウィッグ全て染色する際は余りお勧めできない。 コピックで染色したウィッグをドールに付ける際は、短時間にするなど気配りも必要。 只、エクステ風にボディにかからない一部のみ染色する際はかなり簡単にできるため そう言った一部分の染色のみであれば比較的使える染色方法である。
- ダイロン染色
ダイロン社から発売されている、布用の染色料のこと。 製品にも数種類あり、ダイロンマルチやコールド(水での染色可)など色々な種類が発売されている。 比較的手に入りやすい染色料の一つ。 部分染めは難しいが、全体的に染める際は綺麗に染まる。 補助剤などを使うと定着しやすい。
- その他の染色
上記の染色材や染色料を使う方法以外にも 昔からある天然の草木などを使用して染色する方法(草木染め)や 紅茶やコーヒーなどで染色する方法などもある。 (天然の素材を使う際は、薄く染める場合に適している。 濃い色で染めたり、特殊な色を使う場合は染色料を使う方が良い。) また、アクリル絵の具を使用した染色方法など多種多様に存在する。 意外と色々な方法があるので自身で調べてくだしあ。
リンクページに参考になりそうなサイトを載せてあるので
良ければ参考までに。