| 図１ |
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（初手からの指し手）
▲９六歩△９四歩
▲９七角△６二銀
▲９八香（図１）
| 補助図01 | 補助図02 | 補助図Ａ |
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このwikiでは、端歩には端歩なので、▲９六歩（補助図01）には△９四歩と突いて端歩を受ける。相手が▲９七角（補助図02）と覗いて▲５三角成を狙ってきたら、端角中飛車の可能性が高い。
▲９八香（図１）は端角中飛車工夫の一手。９八の香車に飛車の横利きを効かせている。仮に△９五歩と角頭を攻めると、▲同歩△同香▲８六角△９八香成▲同飛（補助図Ａ）で、９筋を逆襲されてしまう。最後に▲同飛（補助図Ａ）と取れるのが、▲９八香（図１）と上がった効果。よって、▲９八香（図１）には△９五歩とはいかずに、無難に駒組みを続けることになる。
| 図１ |
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（図１からの指し手）
△８四歩
▲５八飛△８五歩
▲５六歩△３四歩
▲５五歩△５二金右
▲４八玉△４二玉
▲５四歩△４四角
▲５三歩成△５三同角
▲５三同角成△５三同銀
▲５四歩△４四銀
▲７一角（図２）→▲９七角（図４）
| 補助図04 | 補助図05 | 補助図06 | 補助図07 |
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| 補助図08 | 補助図09 | 補助図10 | 補助図11 |
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飛車先の歩を突き越して角道も開けたら、次は居玉を解消するのが自然だが、９七の角に５三の地点を狙われているので、居玉を解消する前に、△５二金右と上がって５三の地点の守りを強化する。
△４二玉と上がって居玉を解消したら、次は△３二玉と寄って角のラインから離れればひと安心なので、ここで端角中飛車が攻めてくると考えるのが自然。
▲５四歩（補助図08）が端角中飛車の狙いの一手。９七の角が利いているので、△同歩とは取れない。かといって、角の利きから逃れるために△３二玉と寄ると、▲５三歩成が目に見えている。ということで、△４四角と出て５三の地点の守りを強化する。これで５三の地点には角金銀の３枚が守りに利いていることになるので、次に△３二玉と寄っても大丈夫になる。
▲５三歩成（補助図09）には、角交換を狙って、△５三同角と応じる。△９七角成から角交換できるようにしておくことで、端角中飛車にプレッシャーを与える。▲５四歩（補助図11）には、▲７一角から馬を作らせないために、△４四銀と上がる。
| 図２ |
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（図２からの指し手）
△７二飛
▲４四角成△４四同歩
▲５三銀
△３二玉
▲５二銀不成△５二同金
▲５三歩成
△５三同金
▲５三同飛成△７五角
▲５七竜△５六歩
▲６六竜△５七銀（図３）
| 補助図13 | 補助図14 | 補助図15 | 補助図16 |
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| 補助図17 | 補助図18 | 補助図19 | |
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あ
| 図３ |
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ここまで来れば、後手勝勢でしょう。
なんといっても、銀で竜を取れるのが大きい。
飛車取りの▲８三金や、７五から角がいなくなったときの▲５七金～▲６七金打など、気になる手はいくつかあるが、それでも、ここまで来れば、そうそう負けることはないでしょう。
▲９七角
| 図４ |
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（図４からの指し手）
あ
あ
あ
▲９七角
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▲３八玉
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