againstKKS_g1

Last-modified: 2015-09-03 (木) 23:39:46
図001図002図003
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図004図005図006
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図7図8図9図10

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 ▲7六歩(図001)には、このwikiの方針1「飛車先の歩を突き越す」より、△8四歩と突いて飛車先の歩を伸ばす。▲6八飛(図002)には、このwikiの方針1「飛車先の歩を突き越す」より、△8五歩と突いて飛車先の歩をさらに伸ばす。▲7七角(図003)には、このwikiの方針2「筋違い角の狙いを封じる」より、△6二銀と上がる。▲4八玉(図004)には、このwikiの方針3「角道を開ける」より、△3四歩と突いて角道を開ける。
 ▲8八銀(図006)には、「居玉は避けよ」の格言より、△4二玉と上がって居玉を解消する。△4二玉に代えて△8六歩と突けば飛車先の歩交換ができそうだが、△8六歩▲同歩△同飛▲7七角で、飛車と銀の両取りをかけられてしまう。

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 2二の銀が離れ駒になっているので、△3二玉と寄って2二の銀に紐をつける。ここでいきなり▲8八飛と振り直して逆棒銀を狙われたらどうなるかを検討していく。

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 ▲8八飛には△4五角で馬が作れそうだが、▲3六歩△6七角成(△同角は▲3八銀で馬が作れなくなる)▲4六歩で、馬が身動き取れなくなる。よって、▲8八飛には、逆棒銀を△6三銀型で受けられるようにするために、△6四歩と突いて△6三銀と上がれるようにする。6筋から8筋に飛車を振り直したことで、▲6六歩~▲6五歩の飛車先の歩交換を狙われることがなくなっている。
 すぐに▲8六歩と突かれたら△6三銀が間に合わないので逆棒銀を受けられないような気がするが、△5四角の返し技がある。飛車の縦利きをなくせば、8六の銀は浮き駒になるので、飛車で取れるようになる。さらに、△2七角成も狙っている。
 ▲3八銀と上がって△2七角成を受けてきたら、△8七歩と打って飛車を8七におびき出してから△7六角と出る。8七におびき出した効果で、△7六角が飛車取りになる。以下、飛車の縦利きをなくして△8六飛で8六の銀を取る。これで駒得になるので、後手がいいはず。
 ということで、おそらく、いきなり▲8八飛と振り直して逆棒銀を狙ってくることはないと思われる。角交換四間飛車の本にも、玉をしっかり囲ってから仕掛けると書いてあるはず。

▲3八玉

 6一の金が離れ駒になっているので、△5二金右と上がって離れ駒状態を解消する。ここで▲8八飛と振り直して逆棒銀を狙われたらどうなるかを検討していく。

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 やはり、▲8八飛には、逆棒銀を△6三銀型で受けられるようにするために、△6四歩と突いて△6三銀と上がれるようにする。6筋から8筋に飛車を振り直したことで、▲6六歩~▲6五歩の飛車先の歩交換を狙われることがなくなっている。
 すぐに▲8六歩と突かれたら△6三銀が間に合わないので逆棒銀を受けられないような気がするが、ここでも△5四角の返し技がある。飛車の縦利きをなくせば、8六の銀は浮き駒になるので、飛車で取れるようになる。
 ▲8五歩と打って抑え込みを図ってきたら、今度は△2七角成とはできないので、△7六角で一歩を補充しつつ△6七角成を狙う。▲5八金左で△6七角成を受けてきたら、△8七歩で飛車の縦利きをなくす。▲7八飛の角取りには、△8五角と引いて角銀交換を挑む。駒損ではあるが、8筋を逆襲できているので、後手がいいはず。

▲2八玉

 ▲2八玉を見たら、△6四歩と突いて△6三銀と上がれるようにする。▲2八玉と寄ったことで4七の歩が離れ駒になっているので、このタイミングで△6四歩と突くのがポイント。ここで▲6六歩~▲6五歩で飛車先の歩交換を狙われたらどうなるかを検討していく。

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 △6四歩からの予定通り、△6三銀と上がる。飛車先の歩交換には、△7四角の返し技がある。△7四角は飛車取りと△4七角成を狙っているので、両方を受けるには▲4五飛しかないが、△5四銀以降、銀で飛車をいじめつつ、角成を狙う。
 ▲4五飛で逆に銀取りをかけられたところで、△6二飛と回って△6九飛成を狙う。▲6八歩で△6九飛成を受けてきたら、そこで△4四銀と引く。▲4六飛に△3五銀と出て、4筋にはいられなくする(▲4五飛は△3三桂)。4筋に飛車は逃げられないので、▲6六飛で飛車交換を挑んでくるが、飛車交換後に馬を作れるので、後手がいいはず。

▲3八銀

▲6六歩△5四銀←対策用棋譜

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▲7六歩△8四歩▲6八飛△8五歩▲7七角△6二銀▲4八玉△3四歩▲2二角成△2二同銀▲8八銀△4二玉▲7七銀△3二玉▲3八玉△5二金右▲2八玉△6四歩▲3八銀△6三銀▲8八飛△7四歩▲8六歩△8六同歩▲8六同銀△3三角▲7七角△7三桂←対策用棋譜

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