QMPのファイルをできるだけ削除してタグエディタ化・ポータブル化したい方は以下を参考にしてください。
基本方針
- メディアライブラリは使わない。
- でもタグエディタとMusicIDによるAutoTag(自動タグ付け)は使いたい。
※MusicIDやAutoTagも必要のない方にはQMP Liteをお勧めします。
注意
- インストール時にメディアライブラリのチェックを外すとGracenote関連のファイルがインストールされないのでチェックは外さないように。
- インストーラを起動したくない場合はNSIS対応のアーカイバ*1で解凍してください。
- 拡張子がiniのファイルは設定ファイルです。削除すると設定が初期化されるので注意してください。
- ただしポータブル化などで保存場所を変える場合は不具合回避のため削除した方が無難です。
- 自己責任で行ってください。
標準インストール状態でのディレクトリ構造(目次)
C:\Program Files\Quintessential Media Player
┣Gracenote
┣MediaLibrary
┣Plugins
┗Skins
インストール ディレクトリ
C:\Program Files\Quintessential Media Player
必要なもの
- QMPlayer.exe
- Branding.dll
英語(カナダ)版のリソースファイル。
削除しても良いもの
- QMPShell.dll / QMPShell64.dll
QMPのシェルアイコン。消すとQMPに関連付けした拡張子のアイコンが正しく表示できなくなる。 - unicows.dll
OSがWindows 9x系でないなら不要。 - cdrpdacc.sys
CDDAのサポートが必要ないなら不要。(cdrpdacc.sysがなくても多くのシステムではCDDAがサポートされるらしい) - uninst.exe
アンインストーラ。消すと「プログラムの追加と削除」からアンインストールできなくなる。 - その他すべてのファイル
Gracenote
C:\Program Files\Quintessential Media Player\Gracenote
必要なもの
- CDDBControlGnote.dll
- CddbMusicIDUIGnote.dll
- CddbMusicIDGnote.dll
AutoTagを利用するのに必要です。
削除しても良いもの
- CDDBUIGnote.dll
削除可。ただしGracenote MusicID Disc Informationが表示できなくなります。 - その他すべてのファイル
MediaLibrary
C:\Program Files\Quintessential Media Player\MediaLibrary
メディアライブラリ機能が不要ならすべて削除可。
各ファイルについての概要はこちらで確認してください。
Plugins
C:\Program Files\Quintessential Media Player\Plugins
必要なもの
- QCDCddb.dll
- QCDTagEdit.dll
- QCDID3.dllなどのタグ編集プラグイン
あると良いもの
再生確認を行うなら残しておいた方がいいです。
- QCDMediaSource.dll
- QCDMp3.dllなどのインプットプラグイン
- QCDDSound.dllなどのプレイバックプラグイン
1.と2.はMusicIDで波形を分析するのに必要。なくてもテキスト情報(既存のタグやファイル名)でのAutoTagは可能です。
削除しても良いもの
- QCDCdda.dll
CDを再生しないなら不要。 - QCDPlaylists.dll
プレイリストファイルを扱わないなら不要。ただしプレイ キューを復元するように設定していると不具合が発生します。(→関連FAQ) - QCDML.dll
メディアライブラリが不要なら削除可。 - QCDVideo.dll
QMPで動画再生を行わないなら不要。 - その他すべてのファイル