トレード

Last-modified: 2021-08-19 (木) 06:27:10
 
 

トレードとは

プレイヤー間でアイテムを受け渡しする方法。
このゲームではプレイヤー間で受け渡しできる通貨が存在しないため、ステータス上昇ポーションを通貨代わりにしてアイテムを売買するときにも、トレード機能を利用する。
Soulboundのアイテムはトレードできない。
トレード機能実装前にはアイテムを落として拾ってもらう方法で受け渡していた。現在は下記のドロップトレード可能なアイテムのみこの方法で渡せる。

トレードのトレード以外の用途

一般に、トレードする合意がない相手にリクエストを送る行為は嫌がられるが、トレードが目的でない場合に無言でいきなりリクエストすることがある:

  • アイテムを一方的に配るとき
  • ルート(戦利品)を見せてもらいたいときや見せたいとき
    (見たよ、と言うためにキャンセルではなく何も選択せずにAcceptを押す流儀が一部にある。)
  • おまじない
    (ボスを倒す直前にトレード画面を開いていると良ドロップになるというジンクスが一部にある。)

トレードの方法

  1. トレードを要請する
    • 自分からリクエストする場合
      1.右下のキャラクターリストや吹き出し、チャットメッセージを右クリックしてメニューを出してTradeを選択する。
      2.相手にトレードリクエストが送信される。
      3.相手がリクエストを受け付けるとトレードが開始する。
      ※ゴッドランドなど危険な場所でのトレードリクエストはできるだけ避ける。
    • 相手からリクエストされた場合
      1.メッセージ欄にトレードリクエストがあったことが表示され、(設定を切っていない場合は)右下にトレードリクエストパネルが表示される。
      2.パネルのAcceptボタンを押すか、/trade 相手の名前 をチャットに入力するとトレードが開始する。
      (一定時間経過していたり、こちらが受ける前に相手が別のプレイヤーにもリクエストを送ると開始せず、自分からのトレード扱いになる)
  2. お互いにアイテムを選択する
    1. 渡すアイテムを選択する。
      • 自分が渡したいアイテムを選択する。(任意)
      • 相手が渡したいアイテムを選択する。(任意)
    2. 互いの最後のアイテム選択から3秒経つと、Acceptボタンが押せるようになる。
      どちらかがアイテムを変更すると片方がAcceptを押していても解除される。
    3. 双方がAcceptを押した時点でトレードが成立し、アイテムが交換される。

アイテムはインベントリとバックパックから選択できる。空きスロットに入りきらない場合はアイテムを受け取れないため、Acceptできない。

取引相手を探す

Nexusで探す

ネクサスで取引相手を探す場合は、○○は自分の出すもの、××は相手に出してほしいものとして

  • Selling ○○ for ××
  • S>○○ for ××
  • Buying ×× for ○○
  • B>×× for ○○
  • Trading ○○ for ××

などと叫ぶ。
各ポーションはステータス表記に倣ってatt,def,spd,dex,vit,wis,mana,lifeと略される。またGreater Potionを略す場合は先頭にgを付けてgvitなどと表記する。glifeについてはさらにglとも略すが、これは取引の少ない他のステータスポーションではあまり見られない。
吹き出しやチャットログをCtrl+クリックするとメニューが開けるが、プレイヤーが多く混雑している場合は「B>glife for def 1:4 @Itani」のように名前を書くとクリック間違いが減り相手がアプローチしやすくなる。(名前を書く場合は吹き出しを見て/tradeコマンドを打つ相手のことを考え、名前の一部を省略したりしないようにする。iとLをわかりやすく書くのもよい。)
Greater Potionは効果としては通常のPotion 2つ分だが、価値も同じとは限らない。通貨として保存が利くglifeは最大で3 life(Potion Fusionクエストの交換レートと同じ)まで上がることがある一方、他のポーションについては2個分か、Potion Fusionクエスト目当てのプレイヤーの場合などに拒否されることもある。
通貨としてはglifeが主だが、更に価値が上になるとトレードを1回で安全に済ませるためにubhp(Ring of Unbound Health)、deca(Ring of Decades)も使われる。

今のところトレードが盛んなのはUSWest系のサーバである。サーバ一覧の右上で混雑(Crowded)しているサーバを探せばよい。Nexus内のエリアによってトレードしているアイテムの種類や平均価値に違いがある。アイテムに適した場所で相手を探すと効率的。(頻繁にサーバダウンするせいか鍵サーバも兼ねていたり滅茶苦茶になっているかも)
また中には自動取引を行っているbotも存在する。botは目的がアイテム増殖や手間節約のため、リアル制約のあるプレイヤーの相場より割高になる場合が多い。
英会話

fast
急いで~して。都合を押し付けるものなのでその分かなり多めに支払うのかと思いきや、単に急いでいるという意思表示である場合が多かったりする。
overpaying / OP
Overpaying for ○○やBuying ○○ OPならば○○を高値で買うという意味。具体的に何かは見てみるまで分からない。十中八九は大したものではないので落ち着いて確認する。Selling ○○ for overpayならば○○を高値で売るという意味。相場で売りたくないという意思表示。そっとブロック。
pot
ポーション。ステータス上昇ポーションのこと。
pure
8 def pureの場合、Potion of Defense 8個であり、それと等価のステータス上昇ポーションではないという意味になる。Greater Potionを除く場合は単にno gdefのように付け足すことが多い。売り買い両方で使えるが、オファーにpure指定がなくても、異なる内容でのいきなりのトレードリクエストは避けて自分の要望をチャットした方が円滑に進むはず。
rain, rainbow
虹(色)。lifeとmana以外の各種のステータス上昇ポーションのこと。manaや稀にlifeを含む場合もあるが、ステータスポーションならば何でもいい場合はany (stat) potと言った方がわかりやすい。
refund
払い戻し。フェアな取引が成立したならキャンセルを受ける義務はないが、フェアだからこそ受けてあげる方が評判は傷つかないかもしれない。アイテムのすり替えに注意。

RealmEyeで探す

DECA公認サイトであるRealmEyeCurrent Offersで取引相手を探せる。一覧から相手を探してその名前をコピーして/tellでメッセージを送るか、自分でアイテムを設定してメッセージが来るのを待つ。
通常、取引場所は出品者が指定したサーバのNexusの鍵売り場で行う。もちろん場所は交渉できるが、接続サーバを変えたくないため自分では出品のみを行うプレイヤーもいるため、どうしても欲しいアイテムはこまめに一覧をチェックする。

英会話

hi
やあ
still selling 4spd for glife?
まだ4spdをglifeで売ってる?
sry, sold already
ゴメン、売れちゃった
server?
サーバは?
usw keys
USWest Nexusの鍵売り場に来て ※特に指定がなかった場合も大抵は鍵売り場
k coming
OK 今行くよ
shats now
今Shatters(だから後でね)
ty
ありがとう ※Acceptの待ち時間に言う人もいるが慌てない

フォーラムで探す

公式Discordには #trading タグがある。
日本人の取引相手を探したければしたらば掲示版のアイテム交換スレッドが利用できる。(あまり活発ではないかも)

乞食する

倉庫のスペースに限りがあるため、ありふれたアイテムは持ち手が少ない。具体的にはTier 10以下の武器防具やTier 4以下のアクセサリはトレード相手がいることは稀。ペット実装によって死ににくくなったため、それ以上のアイテムでも即座の処分や入手は難しいかもしれない。
何でもいい場合はRealm内で片言で物乞いするほうが入手できる可能性は高い。spamは嫌がられるので何度も聞かないこと。
(死んだときの予備武器がないというのは初心者の証拠で、もらってもどうせすぐ死ぬことは明らか。コツコツとクエストを消化していれば、たまたまいらない装備を拾ったプレイヤーが飛んできてタダでアイテムをくれることもある。)

英会話

free sword anyone?
誰か剣をタダでくれ
accepting free gears for wizard
wiz装備をタダでくれ
anyone wanna give me a def ring?
誰かdefリングくれない?

もちろん基本的に乞食は忌避されるが、「need donations」のような何が欲しいかはっきりしない物乞いは何が欲しいかはっきりしているものよりも嫌がられる。

詐欺に注意

がんばって集めたアイテムをトレード詐欺で盗まれないように注意する。
システム的には自分がAcceptしたアイテム以外を渡してしまったり、相手が選択したアイテムを受け取れないことはないが(Trade Errorになる)*1、コミュニケーションを使って詐欺を行うプレイヤーが存在する。

アイテムを選択しない

trade_deselector.gif

トレードアイテムを選択せず、あなただけがアイテムを選択してそのままTradeボタンを押して了承するのを狙う手口。
あなたが複数アイテムを選択している間にアイテム選択を解除したり(右図)、「やっぱり~をくれ」「おまけで~もくれ」「~はやっぱりいらない」などと言って注意がそれた時に解除する場合もある。またあなたが選択し終った時を見計らってPM(青吹き出し)で「もっとある?」などと注意を惹いてあなたが「ごめん、もうないんだ」などとタイプしている間に解除する場合もある。トレードをさっさと完了して返信しようなどと考えてトレード欄から注意をそらしていると詐取されるまで気づけない。

※サーバが混雑しているときは相手だけトレード画面のオープンが遅れたり、相手のアイテム選択が自分の画面に反映されるのが遅い場合がある(Build 19以降はNexusのラグは減った)。トレード内容が決まっているのに相手がすぐにアイテムを選択しないからといって、それだけで詐欺とは限らないし、自分がAcceptしない限りトレードが完了することはない。
対策:Tradeボタンを押す直前に相手がアイテムを選択しているか確認する。トレードが活発なサーバのNexusなどではトレード画面の変化に気づきにくいので、意識的に見ていないとあっさりと騙される。

似たアイテムを売りつける

見た目の似ているアイテムを売りつける手口。
最初は正しいアイテムを提示してからトレードをキャンセルし、「ラグっている」「間違えてキャンセルした」と言ってトレードし直すときに別のアイテムとすりかえる場合もある。
前者の代表的なものとしてPotionofLife.pngと偽りPotionofWisdom.pngを売りつけるもの、後者はGriffonHideArmor.pngBasiliskHideArmor.pngを交渉中にすりかえるものが一時期流行した。
対策:アイテムの上にカーソルを持っていき、アイテム名やTierを確かめる。

価値の低いアイテムを高額で売る

あまりドロップしないが使い道も限られるアイテムや廃止されたゴミアイテムをレア品と言って高額で販売する手口。
Minor_Magic_Potion.pngのような消費アイテムに多い。
サクラとなる売り手・買い手を出しておき、割高なのにお得感を出したり実際には成立しない転売を誘う投資詐欺の場合もある。
対策:価値がわからないアイテムはトレードしない。いくら急かされても自分にはキャンセルする自由があると認識する。

複数回トレードの途中で逃げる

8スロット(バックパックがあるならば16スロット)を超えるトレードを行う場合に、高価値のアイテムを先に受け取って、残りの支払いを行わない、もしくは逆に最後にアイテムを渡すと言って実際には最初の支払いだけを受け取る手口。
上限数を超えないように担保となるアイテムを使ってトレードを行ったときに、担保の価値に差があるため担保の引き換えを行わない場合もある。
対策:信用できないプレーヤーと無担保で取引しない。担保を盗られたり残されても構わないものにする。

約束を守らない

鍵のようにトレードできないアイテムを売買する際に、「鍵を開けてくれたら中で払う」「払ってくれたら鍵を開ける」など約束し、履行しない手口。
対策:信用できないプレーヤーと取引しない。公式フォーラムやRealmEyeで詐欺師の情報を集める。

 

「この前詐欺にあったから○○して」というのは詐欺師の常套句でもある。被害にあってから「××は詐欺師だ」とチャットで頑張って叫んでも食い違った両者の主張は第三者には判断のしようがない。急いでいても、売り手・買い手がなかなか現れず疲れていても、確認を怠らずに大事なアイテムが詐取されないように気をつけるのが重要。
※画面左側のチャットログではl(L)とI(i)は見分けにくいので、名前を「いつものあの人」と見間違えないように注意。/tradeコマンドを手打ちすると間違いは起きない。


*1 システムの穴で詐欺されたという主張はいくらあってもその録画は存在しない。ただし再現が難しいがトレードで選択したアイテムを渡さずに地面に落とせるというバグはKabam時代に存在した。修正されたか不明。