4x4x4 Octahedron

Last-modified: 2015-06-21 (日) 18:18:02
444Octa.png

4x4x4 Octahedron 解法

 
 

構造は4x4x4と同じですが、全てのパーツにステッカーが1枚しか貼られていないという珍しい特徴があります。
そのため配色というものが存在しません。その上ステッカーが他のパズルにない挙動をするので、他のパズルとはかなり違った感覚になります。
普通の4x4x4と同じように揃えようとするとめんどくさすぎて泣きを見ます。(見ました)
ここの解法も十分めんどくさいんですけどね……

パーツの名前は次のように設定します。
回転記号は4x4x4に準じます。

444Octa_1.png
 
 

解法の流れ(クリックで拡大)

444Octa_2.png
 
 
 

コーナーを揃える

1段目のコーナー

色配置は自由です。なので、
互いに異なる4色を、1つの頂点に適当に集めます。

2段目のコーナー

444Octa_3.png

2、3面くらいは手順を使わずに適当に揃えた方が速いと思います。
 

3段目のコーナー

① U' Rw U' Rw' U' Rw U Rw'
② U Lw' U Lw U Lw' U' Lw

444Octa_4.png

 

4段目のコーナー

3段目の色をきちんと選べば、1回の3点交換で4段目のコーナーは揃います。

① (ru'r') U (rur') U'
② (ru'r') U2 (rur') U2

 

図はU面を上から見た状態です。

444Octa_5.png

エッジを揃える

エッジに気をとられてうっかりコーナーを崩してしまわないよう注意してください。いやほんと。

1段目のエッジ

エッジペアの3点交換(参考)などの手順で適当な4つの面にV字型を作った後、2x2x2の要領でV字を頂点を下に向けて4つ集めます。
これで1段目のエッジが全て揃います。

444Octa_12.png

4段目のエッジ

エッジペアの3点交換とUw系の回転を利用して2,3段目に欲しいエッジペアを作り、それを4段目に揃えます。
これを繰り返して、4段目のエッジを全て揃えます。

444Octa_7.png

例では、2,3段目のオレンジと緑をペアにして水色の位置に入れています。

2,3段目のエッジ

2,3段目がM列になるように持ち替え、l系とr系の回転によるセットアップと(F'UFU'FR'F'R)による2エッジペア反転を繰り返して
残り全てのエッジを揃えます。2段目を3つ→3段目を3つ→ラスト1ペア のような流れで揃えるようにすると効率がいいです。*1

444Octa_8.png

パリティの修正

1エッジペア反転が残った場合は以下の手順で修正します。
f' R f (F' U F U' F R' F' R) f' R' f

444Octa_9.png

センターを揃える

有名なPLL手順がそのまま使えます。

① (x') R U' R D2 R' U R D2 R2
② (x') R2 D2 R' U' R D2 R' U R'

 

図はU面を上から見た状態です。

444Octa_10.png

パリティ処理

センター2点交換が残った場合は以下の手順で修正します。

 

D (RwUw'Rw2FwRwFw') D'-RwDwFw-D (RwUw'Rw2FwRwFw') D'-RwDwFw-
D [FwRw'Fw'Rw2UwRw']D'

444Octa_13.png

以上で完成です。

補足

揃え方によっては以下の手順も役に立つかもしれません。

時計回り  (ru'r') U' (rur') U' (ru'r') U' (rur') U'
反時計回り (ru'r') U (rur') U (ru'r') U (rur') U

 

図はU面を上から見た状態です。

444Octa_11.png



Tag: 4x4x4 8面体


*1 面倒なパターンに陥りにくいというだけで、必ずしも最大効率ではありません