シェイド・トランブル

「俺がやります、やってみせます……」

外見

長身、ぼうっとした瞳、傷だらけの顔、深緑色のロングミリタリーコートを羽織っている。
私服の際もまったく同じ格好、一切の遊びはなし。
一人称は「俺」、二人称は「あなた」

人物

グリズリーのファウナス。
金髪蒼眼の見た目から一族から忌み子として扱われ、差別される側のファウナスにすら差別された報われない時間を過ごす。
余りにも他と違う容姿から両親の仲は悪くなり離婚、父に引き取られるがその時点で父の心は壊れており半ば奴隷のような生活を送る。
放蕩ばかりの父ではあったが最後の縁には変わりなく、もう後のないシェイドは必至に父の生活を支えていたがその父も数年の内に他界、孤立無縁となる。
その後孤児院に流れ、同じような境遇の子供たちと触れ合う内に報われない人々を護りたいと思うようになり学園に至る。

頭は良くはないが勉学には一生懸命、幼少期の頃もありむしろ学ぶことが楽しい節さえある、でも赤点組。
実技系の授業の成績はトップクラスだが技量ではなくパワーによるゴリ押し系の感じ、本人的にはあんまり好ましくはないとか。
チームのエンゲル係数の大部分は彼が締めている、寡黙な大食らい。
休日は朝から晩までトレーニングかお世話になっている食堂のお手伝い。

性格

見た目とかけ離れ静かで穏やかな性格をしている、静かに花を愛でるタイプ。
真面目で不器用で口数は少ない、ウドの大木という感じではあるが善い人間であるのは間違いないので友人は多い、曰く庇護欲をそそる。

暴力という行為に相当のトラウマを持つが、後ろに護るべき誰かがいるならば恐怖にさえ立ち向かうことも厭わない。

能力

持ち前の体格による近接戦闘が主体となるが、ボクシングや武道の経験はなくシンプルな殴る蹴るのみ
その一つ一つが決定打足り得るもの、しかし駆け引きも騙しもない素直な打ち筋の為に相応の技量の相手には弱い。
センブランスは「振動」
微細に振動する拳による一撃は重く、そして当たれば相手に酷く響く。
また後述の武装を用いた際のシナジーは著しく、下級のグリム相手は造作もない。

武装「ポールアーム」
大型の機械式斧槍
複雑な刃をしており、これによる負傷部位の治療は難しい
またセンブランスの「振動」を併用した場合、振動回数分の斬り裂きが行われる。