レイン・ソリッド

「また、オレが後片付けかよお……」

外見

私服においてはタイトな燕尾服を着こなす紳士然とした男
烏の濡れ羽色の髪は双眸を隠す程度に伸ばされて、口元にはいつも柔和な笑みを浮かべる。
四肢はしなやかに伸び、白手袋に包まれた指先は隠されながらもその精緻さを窺わせる様相をもつ……

のは外面としての姿である

人物

ある家系に仕える、ある執事の家系の長男坊
性質や人となりというものは生来からのものであり、レインのそれは一般の者たちから比べると粗野といっていい。
素の語気は荒く、性根は大雑把で快活な所謂職人気質といったものではあるが執事の家系であるが為に生来のものを偽り、また仕える為に偽ることを善しとする。

粗野である自分と紳士然とした自分はどちらも自分という人格の発露であり、彼にとってそこは矛盾とはならない
大事であることは誰にどう仕えるかであり、その仕える相手に対してどれだけの利益を与えられるかが彼の至上の命題である。
主人が道を違えれば首根っこを掴み正しい道に引きずり戻し、主人が正しいことをしたいならば持てる性能の全てを捧げようと努めることができる人物

性格

生来は奔放な性格ではあるが主人の無軌道さに頭を悩ませることが多く結果として常識人といった具合に収まる
主人の利益が最優先であり、その主人が馬鹿をしようものならば罵声を浴びせることも厭わない、現在ではなく将来的な利益を求める
愛したものに蛇蝎の如く嫌われようとも愛したもののために身を捧げることを大切とする。

また、こじんまりとした手作業を好んでおり
休日にちょっとしたアクセサリーなどを作っては適当な人間に渡すことがライフワークになりつつある
ただ、あくまでも作る過程に喜びを覚えているだけなので完成した後の物に対しては無頓着

能力

近距離、中距離担当
公正公明な勝負は苦手だがダーティな戦い方は得意、周囲の環境を利用することが多い。
パワー寄りの技量系、搦め手ならばチーム随一。

センブランスは「凝結」
物質を固める作用、また固定する働き
空気中の水分を集める、放出されたダストエネルギーを再結晶化etc
ただし自ら意志を持つ物や複雑な物、生物には干渉が出来ない

アンフィスバエナ
機械式のトンファー兼グレネード
機構が複雑であるがその分戦術の幅が広がる技量系武器、自作