シュジャ・アエスタース(シュジャ・ヒオウ)

Last-modified: 2021-08-29 (日) 23:41:11

「私は愚かだわ。あなたの元から離れたのに、あなたの隣に他の誰かが立つのは嫌なの」

英名

プロフィール
モチーフカラー
シンボルキャラのシンボルやエンブレム [添付]
種族ケツァールのファウナス
武器アルキュオネ?
性別
年齢年齢は?
外見
服の色服の主な色は?
アクセサリー身につけている物は?
肌の色肌の色は?
身長157cm
髪の色髪の色は?
瞳の色瞳の色は?
モチーフ朱雀、『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』のルイ
センブランスセンブランスは?
ステータス
所属所属している組織は?
元所属以前に所属していた組織は?
職業職業は?
チームチーム名
-キャラ名?
-キャラ名?
-キャラ名?
パートナーチーム内のパートナー
関連人物アステルト・アエスタース
レグン・ヒオウ(レグンメラハ・アエスタース)
フェイシア・フェン
クロディーヌ・アエスタース
作者:皓月凪

外見

デザインラフ:
シュジャWiki用.jpg
 ケツァールのファウナスで、色鮮やかで美しい羽根を持つ。
 髪は翡翠の上に深いビロードのような緑を重ねた色。髪の量は多く、見た者にその美貌を印象付ける。儚げな雰囲気で、いつもどこか悲しそうである。
 比較的小柄なほうだが、女性的で豊満な肉体を誇る。

人物

 レグンの母親。夫はアステルト・アエスタース。
 アステルトのことを深く愛しているが、彼の異質さが特にレグンに悪影響を与えることを恐れて、レグンを連れて出て行く。その際、義娘のクロディーヌと実の息子でレグンの弟のイズムルート(仮)は置いて行った。実の子を一人残し、アステルトの悲しみが少しでも和らぐようにとの判断で、クロディーヌを残したのは彼女が既にアエスタース邸での幸せを手に入れていたからである。
 アエスタース邸の膨大な蔵書や豊富な人材から、教育を受け薬学を学んでいたシュジャは、アエスタース邸のファウナスたち(アエスタース邸の人材や使用人は基本的に全てファウナスで構成されている)に身体に負担のない処方で薬を盛り、眠らせてからアエスタース邸を去る。
 また、チスイコウモリのファウナスであるアステルトのために彼の吸血用として、シュジャ自身の血液を膨大に冷凍保存して残して行った。

 その後ある街に居着き、薬学の腕を生かして薬師・薬屋を始める。住居も運良く見つかり、家主で同居人のダニエルズ父子と交流を深める。しかしシュジャの居場所はすぐアステルトに伝わる。アステルトの妄執的な愛の前には、隠し事などできなかった。
 毎週のように送られてくる手紙や秘匿していた筈の口座への莫大な送金に、恐怖も感じながら、シュジャはそれでもアステルトを愛していた。
 一度会ってしまえば、気持ちが揺らぐ。戻りたくなってしまう。そう考えたシュジャは、意を決してアステルトに会わなかった。アステルトもまたシュジャの意思を尊重し、直接会うことはしなかった(使い魔コウモリに監視はさせている)。
 心配した使用人がたまに訪ねてくることはあっても、アステルトやクロディーヌたちにも会わずに、レグンを育て、薬師として暮らすことに集中した。

 新しい暮らしに慣れた頃、孤児のフェイシアを引き取る。フェイシアは人間だったが、ファウナスのシュジャやレグンにも少しずつ懐くようになり、家族として暮らすようになる。

 フェイシアやレグンが年頃に成長した頃、ある時フェイシアは姿を消す。ハントレスを目指すレグンは、ハンターアカデミーに通うと同時に義妹のフェイシアを探すことを母・シュジャに告げる。
 レグンは無事、ビーコンアカデミーに入学し、フェイシアの捜索を始める。
 母であるシュジャは娘たちを心配し、無事を祈るが、一方でアエスタース家の者たちも動き始めていた……

過去↓

 グリムに一族が襲われてしまい、シュジャを残して全滅してしまう。後に夫となるコウモリのファウナス・アステルトに助けられ、共に過ごすようになる。
 シュジャは長命で老化の極めて遅い性質を持つ一族の一人であり、一族は密かに暮らしていた。
 シュジャは一族の男性と婚約していたが、その相手も死んでしまう。
 アステルトは自身と似た特性を持つシュジャを本能的に求め、一目で見初め、妻にしようと計画し、シュジャは彼に誘惑される。アステルトの望むまま、二人は仲を深め、恋人となり、夫婦となった。

 紳士的で美しく聡明なアステルトだが、同時に達観しており享楽家で一般的な道徳観を持ち合わせない点もあり、シュジャは次第にそれを理解しつつも、アステルトの魅力に抗えない。
 シュジャはアステルトを愛しながらも、アエスタース邸という広大な鳥籠の中、閉ざされた闇の中で生きることになる。

 シュジャとアステルトは不老長寿の特性を持ち、それが生殖にも影響し、子どもができるまでかなりの長い年月を要したが、レグンとイズムルート(仮)という子どもを得た。
 アエスタース邸の生活は満ち足りたものだったが、不老長寿の呪いと、自分たちとは異なり歳を取っていく使用人一族、アステルトの穏やかな異質さに、シュジャは少しずつ不安を覚えていく。
 ついにシュジャはアエスタース家との決別を決意し、逃亡を図ったのだった。

性格

 心優しく清純だが、一方で過保護で心配性。実の娘のレグンは勿論、義理の娘のクロディーヌやフェイシアにもその深い愛情は注がれている。
 過保護が過ぎてレグンに連絡を取り過ぎたり、手作りの品を多過ぎるほど送ったりしてしまう。
 心優しいが故に、決断力に欠け、弱さも持っている。アステルトからはその弱さすらも美しいと愛されている。
 アステルトから逃げ続けて来た、その行動とそれによって引き起こされる出来事に、次第に向き合うこととなる。

能力

戦闘力や戦い方。センブランスなど。

台詞サンプル

  • アステルトに対し:「私は愚かだわ」「あなたの元から離れたのに、あなたの隣に他の誰かが立つのは嫌なの」
  • レグンに対し:「私は母親失格だわ……。逃げてきたの。ずっと、ずっと……。あなたさえいればいいと思って、弟のイズムルートという肉親がいればアステルトも寂しくないだろうって……置いて行って……、クロディーヌも…、歪んでいったクロディーヌも置き去りにした。私はクロディーヌを救って、イズムルートを産んで……二人を見ていなければならないのに…その責任を放棄したのよ」「レグン。あなたはアステルトを嫌うけど……彼は、確かに恐ろしくて常人とは一線を画するところがあるけれど……それでも私は彼を愛しているの。優しくて愛情深い人でもあるの…」