ジーナ・エーデルシュタイン

「私の愛を、戦いという形で受け取ってほしいのです」

Gina Edelstein

外見

金ラインの入った紫の装束を纏った大柄な女性。一見スマートで曲線的なシルエットだが服を脱ぐとかなり筋肉質

人物

常に敬語で喋る礼儀正しく物静かな女性。物腰が柔らかく落ち着きのある雰囲気を漂わせている。
ハントレスとして人々の生活を守ることを至上のものとしており、その高い実力もあわせてまさしく模範的な騎士と呼ぶほかない。……ある一点を除けばであるが。
そんな彼女の唯一にして最大の欠点が、極度のバトルジャンキーであるということである。
幼い頃の彼女は礼儀作法こそしっかりしていたが、その辺の道場に真正面から挨拶をしては道場破りをして帰ってゆくとんでもない子供であったという。
本人的には娯楽と研鑽を兼ねた行いだったらしいが、当時の彼女は周囲からいろんな意味で恐れられていたとか。

王子様を夢見るロマンチストな一面も持っており、彼女の言う「王子様」とは自分と同等以上に強く、殴り合っても許してくれる相手の事である。
学生時代、その条件に綺麗に合致する相手――アシュレイと出会ってからは彼に強く惚れ込んでおり、アカデミーを卒業してからは世界を回る彼を追いかけ続けている。
アシュレイ側も彼女のことは好ましく思っている……というよりハッキリと「妻になってほしい」と思っており、そんな二人の恋路は出会う度に笑いながら斬り結ぶ奇怪な恋愛模様となっている。

性格

淑やかさと獰猛さを併せ持った二面性のある性格。夢見がちな理想論者であり、その理想を現実とすることに邁進するべく修行を重ねている。
戦闘を至上の娯楽ととらえており、模擬戦を申し込まれれば二つ返事で了承する。
趣味は小説を読むことで、とりわけ恋愛小説を好んでいる。他人の恋愛話を聞くのも好きなようで、在学中はスゥシェンの事を語るメイファの話相手になっていた。
異常なまでの行動力の高さを持っており、思い立ったら即行動するタイプ。上記の道場破りやアシュレイの追っかけも、その性格に起因するものである。

総括すると、優しいロマンチストかつ変な人である。

能力

その恵まれた体格と高い技量から成る、基本に忠実かつ堅実な戦闘を得意とする。
武器「インフェルノ」はライフルに変形する肉厚の剣。鞘は右腕に取り付けられており、変則的な抜刀術のような動きも可能。

センブランス「影刃」は己の影を操り変形させるセンブランス。影から刃を生成したり、罠を仕掛けたり影から腕を伸ばして敵を捕らえたりと汎用性は広め。
操ることが出来るのは己の影のみだが、光源を使って別の影と繋げることで他人の影も操ることが可能になる。
また、夜の闇は能力の効果範囲外のようで、能力の内容から受ける印象に反して、太陽の下などのほうが力を発揮しやすい。

電気の消えた屋内などはすべて影という扱いになるため無類の強さを発揮できるが、能力を使用する範囲が増えることでオーラ消費量が増えてしまう。
リターンに応じたリスクが伴う能力であるといえる