「大昔から戦士や兵隊なんてのは、おんなじ涙を流してきたんだろうさ。やっぱり、逃げらんねえな」
Hernet Carbonal
プロフィール | |
シンボル | 紡ぎ車を斜めに貫く針 [添付] |
種族 | 人 |
武器 | セブンス・スティング |
性別 | 男 |
年齢 | 17歳 |
外見 | |
服の色 | 黒革 |
アクセサリー | バンダナ |
肌の色 | 小麦色 |
身長 | 195cm前後 |
髪の色 | 黒 |
瞳の色 | 黒 |
モチーフ | バレエ『眠れる森の美女』より、妖精カラボス |
センブランス | オーラの紡績 |
ステータス | |
所属 | ビーコンアカデミー トリスケリオン(槍術流儀) |
元所属 | |
職業 | 学生 |
チーム | RHOD -ロス・ヴァルト -オランジュ・ウィリス・ダムセルフライ -ドロッズ・ドロッセルマイヤ |
パートナー | チーム内のパートナー |
関連人物 | ミストレス=トリスケリオン(師) |
外見
[添付]
彫りが深くて濃いめの顔。ラテン系。
長くて骨ばった手足に筋肉がしっかり乗っている感じ。
意思のハッキリした視線。目力は強い。
黒のレザー。ジャンパーとパンツ、編上げのブーツ、全て黒。
黒い瞳。黒髪。ロックに憧れるお年頃、髪を伸ばしてみたが邪魔だったので、オールバックにして後頭部で縛る。髪質は癖は少ないが針金のように硬い。
炊事洗濯時や、気合いを入れる時に、鮮やかな模様のバンダナを帽子型に巻く。
人物
ヴェイル市内に看板を上げる伝統派槍術流儀《トリスケリオン》の門下。
流儀の高弟であった父の影響下で、幼い頃から槍を修め、今では宗家ミストレス=トリスケリオンの内弟子。ミストレスからは次期宗家と嘱望されるまでに。
ハーネットは稽古中、センブランスの覚醒によってひとりの人間を破壊してしまった。
事故とミストレスは判断したが、他ならぬミストレスの実の妹は今も眠り続けている。
幼馴染でもあった彼女の事を、生涯をかけて償うと決め、ハーネットはミストレスの意に背き、独りで稼ぐ職業、ハンツマンを志してビーコンに入学する。
宗家に背くなど破門は免れないと覚悟を決めていたが、ミストレスに散々に叩きのめされて気が付けば、ビーコンへと修行に出される事になっていた。
ミストレスは、時々ビーコンにハーネットを尋ねて現れるので恐縮しきり。
弟が二人、妹が四人いる。七人兄妹の長男。
祖父は代々の稼業、フリーランスの傭兵に殉じた。
職業軍人の父は、とある秘密作戦で戦没。槍だけが戻ってきた。
遺族年金に甘えるを善しとせずに働きづめの母に代わって、妹弟の面倒を観ていたので、衣食住の三拍子で生活力逞しい。
性格
愛想のないぶっきらぼうな態度。いろいろ乱暴なようで細やかな所がある。
武術社会で育ったためでもあるか、働き者。指示された事は勿論、自分の仕事を自分で見付けて即座に動く癖がついている。
我が強い、意思が硬い。口は悪い。総じて不器用。
ひとに仕事を任せる事は苦手。観ていられなくて結局自分でやってしまう。
ひとに教える事は得意。自分の培ったものと教える相手の、両方を客観視しての指導。
博打は悪、貯蓄は善。
大家族の長男なので、衣食住の家事全てが得意。
食事はいきおい、大量調理になる。山のようにスパゲティを茹で、皿大盛りでカルボナーラを作る。早い美味い量が多い。必殺調理器は寸胴鍋。
古いハードロックを延々聴く趣味がある(食人鬼の戦いだ!――預言者の声を聴きなさい――これは現実なのかそれとも幻想か)。
ポータブルプレイヤーではなくスピーカー派。体全体で聴く派
能力
センブランス、オーラの紡績。『呑吐紡錘』オーバースピンドル。
綿の山から回転によって捩り出される糸のように、相手のオーラを引き出し、絡めとり、奪う。
同時に、自身のオーラを捩り出し、回転する鋭利な芯のように打ち込む。
相手の体内に侵徹したオーラ回転体は、オーラ循環を内側から破壊する。
人間を苦しめるためのセンブランスだと、ハーネットは思っている。
回転、螺旋、体術、技術と組み合わされると異常な効力を発揮する。
槍術流儀『トリスケリオン』の槍を修める。
実在の中華槍、和槍のように、両腕で、体の芯から力を絞り出すように槍を操る。後ろ手で繰り出し、前手を棹に添えて滑らせる。
槍の動きは、四つ。『真っ直ぐ(近くから遠くへ)(遠くから近くへ)』『上下(上から下に)(下から上に)』
『左右(内から外に)(外から内に)』『ひねり』、基本の四つの組み合わせで表現される戦闘は質実、重厚。