最上位譜面の捌き方

Last-modified: 2020-11-09 (月) 01:43:30

概要

このページは、「太鼓の達人」、いわゆる本家の難関譜面へ立ち向かうにあたって知っておくべきことを書いた記事となります。
個人的見解が多いので「あ、これ役に立たんわカッス」と思った瞬間ブラウザバックしてください。

譜面研究

難しい譜面はよく譜面画像を見て運手確認をするだろう。
ここでは自分なりの研究の仕方を解説していく。

区間ごとに区切るパターン

主に12,16,24分が入り乱れる譜面で通用するパターン。

ddddk d d kdddk d dと配置されている場合。
自分がやっている分け方は1/4小節毎に、即ち1拍ごとに区切り、その区間の音符の数を数える、という方法だ。
この複合の場合はdddd/k d d /kddd/k d dと分けられるため、4/3/4/3と数えられる。
その数が奇数であれば次の区間は運手が入れ替わり、偶数であれば入れかわらない。

この方法は多くの譜面で通用するので試してみてはいかがだろうか。

複合の配置ごとに区切るパターン

Hurtling Boysのエトウビームやブレボル裏の長複合などで通用するパターン。

特にロール処理で重宝し、2-1処理を何回入れるかどうか、などがわかりやすい。
例えばエトウビームの場合は
ddk/ddk/ddk/ddk/dddk d k/dddk d k/dkdddk
の具合に区切ることが可能です。(ちなみに私はddk4連続を2-1処理、そのあとは正攻法で処理しています。後半もロール処理を絡めると(dd)k(dd)k(dd)k(dd)k/(dd)dkdk/d(dd)kdk/dk(dd)dkとなります*1。参考までにどうぞ。)

音符数で区切るパターン

氷竜裏やイグニスで通用するパターン。

21112111211121121112112112111222111を
211121112111/211211/12112112/111222111と区切る感じ。*2

コツとしては「なるべく偶数で区切る」こと。無理に区切りすぎると今度はかえって複雑になってわからなくなる。
この方法であれば小節跨ぎの複合や複雑に入り混じった複合も一気に分かりやすくなる。

まとめ

ここまで、私なりの研究の仕方を3パターンに分けて解説したがどうだろうか。
やり方わかんない人はとりあえず24分の頭や複合にポツンと置かれているカツなどに「利」「逆」とマーキングしてみると一気に分かりやすくなる。
もちろんこれらのパターンを複数使うこともあるので、状況に応じて使い分けてほしい。
運手を組んだらシミュレーションも欠かさず行おう。

ロール処理と正攻法(シングル)の使い分け

まずは両方のメリットデメリットをおさらいしていく。

ロール処理正攻法
メリット体力を温存できる
シングルがほぼいらない
複雑な運手がいらない
・反応しやすい。
・複雑な複合を捌ける。
デメリット・習得に時間がかかる。
よく無反応を起こす
・指を痛める。
複雑な複合では使えない
シングルが遅いと捌けない
・体力を使う。

重要な項目は太字にしてある。
つまり、複雑な複合はシングル、速いけど単純な複合はロール処理、というように使い分けができる。
どちらの処理もある程度できるよ、という人はこのような使い分け方でも構わない。


しかし、「ロール処理はできるけどシングルは遅い」「シングルは速いけどロール処理が苦手」というドンだーもいるはずだ。
今回はそのような方たち向けに解説していく。

ロール処理が得意だけどシングルが遅い

この記事を見ている人に、チャリ走の長複合で耐え切れずに足をあげてチンチンするドンだーも多いだろう。
しかしロール処理は得意だ。kd処理もdk処理もメンテ次第であるができる。
ただし、どうしても処理がすっぽ抜けるとストレスが溜まる一方なはず。
ここでは「最低限、シングルで接続するにはどうすればいいのか」ということを解説していく。


あくまでもシングルは「最終手段」として割り切る。
ロール処理でも捌けない複合が現れたときは必然的に正攻法での処理が必要となる。

そこで使うのが逆餡蜜だ。
瞬間密度が高い配置ならある程度ごまかせる。

それともう一つ追いつかなくなった時の自分の方法を記載しておこう。
その方法は、「腰の骨(骨盤)に肘を置く」事である。

腕を腰に固定することで力が伝えやすくなり、複雑でロール処理困難な長複合にも対応しやすくなる。
騙されたと思ってこの方法でカラフルボイス裏の面ビームをやっていただきたい。ちなみに実証研究はまだなのでだれか実験体になってください

ただ短い複合はやらないほうが速かったりする。要は長複合用の捌き方ってところ。

シングルは速いけどロール処理が苦手

シングルは速いに越したことはない。
幽玄ノ乱を正攻法フルできる人は間違いなく★10フル埋めの才能がある。

ただしシングルは体力をかなり必要とし、疲れやすい欠点がある。
それを補うためにロール処理もある程度使っていきたい。
そこでここでは面ロール縁ロールの解説をしていく。

面ロールは力を抜いて一振り2打入れる感覚。
24分は12分で。32分は16分で。半分の速さで2打ずつ入れていく。
比較的広い間隔(疾風怒濤裏や幽玄の16分ぐらい)は力を抜き、狭い間隔(壇之浦の32分、ドンカマの24分ぐらい)は力を入れて処理すると抜けにくくなる。

縁ロールはバチを太鼓の面の部分と出来るだけ並行にし、角部分の少し内側をロールする。
やり方にはやや個人差があるため、いろいろ試して自分のやり方を見つけるのが吉。
ただ個人的にはやや強めにロールしたほうが入りやすいと感じる。

ここでは取り扱わないが、2-1、1-2処理もある。
ただここまで説明してしまうと話が脱線していってしまうのでここでは割愛する。

詰める際のコツ、環境構築

さて、運手も捌き方もある程度決まってきたら実践だ。
何回も課題曲を演奏して運手を腕と頭に叩き込む。
徐々に不可が減っていったらその曲は特に変な癖がつかない限りフルコンまで一直線だ。
なかなか減らない場合はまだ研究が足りないか実力が足りないかのいずれかだと思う。
減らないなと感じたら潔く諦めよう。成長が見られないのに無駄に100円玉をぶっこんでも何も変わらない*3


ただ、不可1-3からがなかなか減らない。何回も何回もミスってドブって。そんな時は精神がズタボロになる。
そこで言いたいことは、「詰めている時に出来るだけ一人にならない」こと。

一人だとストレスがたまりやすく、しかもDQNに絡まれやすい。*4
信用できる仲間と一緒に瞬間瞬間を共有し、フルコンした時の達成感を一緒に味わってほしい。

また、自分の仲間が詰めている時は出来るだけ励ましたり、静かに見守るなどして可能な限りやりやすい環境をキープしよう。
仲間が何かを成し遂げる瞬間を見るのも意外と嬉しかったりする。

連絡先

何かありましたらtwitterにて@jiro_zei_tabane のDMに放り込んでくれるとありがたいです。
コメント欄はあんまり見ないのでなしにしてあります


*1 後ろのほうは2-1処理でも1-2処理でも効く複合なので(dd)dkdkでもd(dd)kdkでも大丈夫です。
*2 見づらいのでtja表記。
*3 実際それで自分がいまガチの金欠になってます
*4 実際壇之浦フルコン中に変な合いの手入れられてミスってキレそうになったことがある。