【ああいう勇気は匹夫の勇、本当の勇気とは別のものだ】

Last-modified: 2025-11-30 (日) 20:22:46

RS1

【はねは タイニィフェザーのすの みぎうえのほうに かたまっていたなー】

MS

【勇気の証】において、酒場で【スカーブ山】の場所を聞いてから【ナイトハルト】に謁見した時に聞くことが出来る台詞。
ナイトハルトが成人の証としてタイニィフェザーの羽根を取りに行こうとした事、山を登るのに苦労した事、羽根は持ち帰ったがどう持ち帰ったのか分からないほど疲弊していた事を聞ける。
武人というのは若い頃は無茶をしがちである。
 
MSでは、RS1のようにナイトハルトから情報を聞く必要性は無く
更にナイトハルトと面識があると、【伝説の竜騎士】で乱入してくるので謁見を回避したほうが良い。
 
「匹夫の勇(ひっぷのゆう)」とは、血気にはやり思慮に欠けた、勢いまかせの目先だけの勇気のこと。匹夫は身分が低く、道理のわからない者を指す。この言葉自体は儒教の主要経書「四書」の一つである『孟子』にも出てくるなど由緒と歴史のある言葉である。
台詞自体は特に言うことはないのだが、ナイトハルトの棒読みネタの流れで「HIPのYOU」とネタにされるに至る。
というか、この台詞のボイスも特筆するほど変なわけではないが、全体の棒読みネタ+「匹夫の勇」の語感の合わせ技といったところ。

全文

もう10年ほど前だ。
成人した証として何かをしようと考えた。その時、思い出したのだ。
我が曽祖父偉大なカール一世が、まだ若い時にタイニィフェザーの羽根を取りに行った話を。
自分も挑戦してやろうと、スカーブ山へ出かけた。今考えると無謀な試みだった。
まずスカーブ山を登るのに苦労した。タイニィフェザーの巣に着いた時には、もうくたくたで、どうやって羽根を手に入れたのか、よく覚えていないのだ。
あの羽根を勇気の証という者もいるが、真相はそういうことだ。

ああいう勇気は匹夫の勇、本当の勇気とは別のものだ。
だが、止めはすまい。

羽根は巣で拾うのだ。間違ってもタイニィフェザーから抜こうなどと考えるな!

のちにナイトハルトはスレスレの外交を切り抜けここぞという時に自ら軍を率いてモンスターの軍団と戦ったので、本当の勇気を持っているのは確かである。