SF2
相手の顔面に杖での強烈な三連打撃を繰り出し、時には一撃で昏倒させてしまう。
初登場作品で、本作における最強の杖技。
純粋なダメージ性能の高さもさることながら、回避不能かつ基本確率148%の一撃必殺効果付きである点も優秀。
ただ、本作では杖は専ら術士が使う武器となっているため、術技である【疾風打】がクローズアップされやすく若干押されがち。
とはいえ、あちらには無い一撃必殺の存在と、あちらと違って連携の2番目以降にも組み込めるという事から十分差別化は出来ている。
非常に奇抜なネーミングの技だが、烏と兎、すなわち烏兎(うと)は両目の間にある急所の事であり、一撃必殺の効果もそこに由来している(烏兎には他に「太陽と月」、「歳月」といった意味もある)。
この「人体急所」からのネーミングは次作初登場の【ウォータームーン】にも引き継がれており、地味に「月」繋がりにもなっていたりする。
ちなみに、閃き難度が高すぎて合成でしか覚えられない。SaGa Frontier2wikiによると、50が限度。
閃き難度の高さに反して合成難度は各系統の最強技の中では最も低く、修得する事自体はそれほど難しくはない。
青スケルトン相手でも十分習得可能。
US
突進して突くように杖を打ち込むと、爆発が起き気の柱が立ち上る。
気絶効果に依存しており、LPダメージの低さから耐性持ちの相手≒強敵には通用しない。
そういった相手には大人しく【ウォータームーン】や【全身強打】で戦い、この技は鬱陶しいザコを散らすのに活用すべし。【変幻自在】の様に余計なものが付いていないので使いどころを間違えなければ依然として有用。
これといいパラメータダウンを含む他の技といい、杖は相手を熟知して都度適切な技を選ぶ戦術眼や知識が求められる。
MS
真正面からではなく死角から接近して眉間に一撃。怪しげなダメージエフェクトで謎めいているが凄い威力であることは伝わるようになった。
ISEC
演出ではピンクがかった白色の衝撃波を放つ。別の意味で謎めいた技と化した。
RSU
飛び上がって相手に殴りかかると、禍々しい音と共に紫色のオーラが発せられ炸裂する。
敢えて言うならUSのものと似ているが、またしても過去作には見られない独自の技演出となった。ほんとに謎めいた技である