概要
技などに設定された「攻撃の避けにくさ」を表すデータ。端的に言えば【防御力】に対する【貫通度】の【回避】版。
これが設定されている攻撃は、相手の【盾】【魔法盾】【回避技】といった回避能力の発動率を一定割合無視し、すなわち本来より【回避率】を低く扱って攻撃する。
例えば盾への回避阻止率が3/4の攻撃を行う場合、相手の盾回避率は本来の1/4として扱われ(1-3/4=1/4)、相手が回避率20%の盾を持っているならその1/4の5%として盾回避の判定が行われる。
- 媒体によって「(攻撃側の)回避阻止率が高い」「(防御側の)回避率が低い」という言い回しになっているが、両者は同じ意味であるため、適宜読み替えるといい。
当然、回避阻止率が100%だとその方法では回避出来なくなる。全カテゴリへの回避阻止率が100%ならばそれは【回避不能】となる。
なお、盾に対する回避阻止率はRS2から登場し、魔法盾や回避技に対する回避阻止率はUSから登場した。
RS2
データ上は盾発動率側の数値で、「分子/16」という形。
基本的には1/4刻みに変換しても問題ないが、【乱れ雪月花】だけは盾発動率11/16=回避阻止率5/16という半端な値になっている。
RS2R
本作では、エネミー専用の【地震】や【超音波】が、盾発動に対する回避阻止率が100%となっている。
【防御】や【装備性能アップ】や【鳳天舞の陣】といった盾発動率アップをひっくるめて盾回避不可にする上位の縛りとなる。
RS3
回避する行動のカテゴリーに応じて回避阻止率1/2になっている場合がある。
一部の技や術は設定上の数値が機能しておらず、別の技や術に設定された回避阻止率を参照していることがある。
- リマスター版で正常に機能している模様
主に分身系の技は、盾回避以外の行動に対して発動しない事がほとんどであるが、逆に盾回避との相性が悪く回避される事が多い。
SF1・SF2
盾回避の場合、回避阻止率1/2もしくは回避阻止率3/4の判定になっている攻撃が存在する。
魔法盾・回避技・カウンター技の場合は回避阻止率の概念がないため、回避側の発動率が額面どおり適用される。
US
F~Aまでの6段階あり、Fで回避阻止率がゼロ、Aの場合は回避阻止率100%=回避不可に当たる。
MS
回避阻止率の数値が同じ場合でも、多段攻撃であればあるほど実際の回避阻止率は高くなる。
回避判定は、書籍などでは◯△✕と記述されているが、実際は6段階に区分化されている。
魔法盾であれば回避阻止率にはあまり引っかからないが、三邪神クラスの攻撃になると、魔法盾でも回避不能もしくは回避阻止率が高く設定されている。
当Wikiでは「A」表記が最も高い回避不能であり、「F」表記が最も低い。