【へぇ、天下の皇帝陛下もこの遺跡に目をつけてたなんてねー。】

Last-modified: 2025-11-29 (土) 15:49:36

RS2(移植版)

【追憶の迷宮】【赤の迷宮】における、【忍者】【アザミ】によるやりとり。
 
アザミは忍者であるのみならず宝探しの冒険者を兼ねていた。しかしそこでバレンヌの【皇帝】とバッティング、宝を互いに狙うライバルとなってしまう。
丁寧に牽制しつつも先んじようとしたアザミだが、抜けたところがあるようでワナにハマっていて牢屋に閉じ込められていた。
 
しかしそこで諦めないのがアザミという人であった。皇帝を口八丁でだまして牢屋から脱出し、ついでに皇帝を逆に閉じ込める。
まんまとしてやられた皇帝だったが、しかしそこでうまくいかないのがアザミという人でもあった。
出し抜いた先でモンスターに見つかり、逃げようとするあまりなぜかさっきの牢屋に自分から入ってしまい、さっきの仕掛けを元に戻してしまう。
当然脱出する皇帝。うっかりもここまでくるとコントである。
 
だがそこでまだ諦めないのがアザミ。
一連の状況を実に調子よく都合のいいよう解釈し、モンスターを討伐した皇帝へ取り入ろうとする切り替えの速さはプロの仕業である。
若いからという理由でしぶしぶ許した皇帝の軍門に下り、皇帝は頭を抱えるのであった。
 
が、このやり取りで「このご恩、体でバッチシお返しさせていただきます」という、あらぬ方向へ容易に解釈できそうな(というか皇帝も困惑していた)一言がネタにされないはずもなく、ソシャゲなどの派生作品では公式自らネタにしていたりする。
また、アザミの性格をあますことなく伝えるに十分なイベントであり、派生作品によってはその性格そのままにイベントで良くも悪くも場をかき回している。

RS2R

【追憶の迷宮】の撤廃に伴い、【ユウヤンの忍者】イベントに変化しており、遺跡の部分は「【チョントウ城】」、「お城の財宝」と差し変わっている。
皇帝がボイスを発さないため、モンスター戦後の台詞は「恩を仇で返すとはどういうことだ!」「皇帝を罠にハメた代償は大きいぞ!」と選択肢制になり、それ以外はしゃべらず表情でリアクションを取る。
救出イベントは【忠臣セキシュウサイ】の最中に行う場合が多く、同イベントで【セキシュウサイ】も今際の際に「なにとぞ」と発言するため、同じ「なにとぞ」でも発言者によって重みが変わる対比となっている。