【キャプテンキャプテンホーク】

Last-modified: 2024-05-01 (水) 04:48:24

RS1

主にそこらじゅうのSFC版プレイヤーに発生した惨劇
【ホーク】編をスタートした人が開始1分で己の【ネームエディット】のミスを後悔することになる。
 
経緯は以下の通り。

  1. 取扱説明書やNTT出版の攻略本に彼の名が「キャプテンホーク」と掲載されていた
  2. SFC版では名前入力欄の初期状態が空欄だったので、たとえ設定上のデフォルトネームであっても自分で入力する必要がある
  3. あろうことか本作のネームエディットは8文字まで対応しており、「キャプテンホーク」の名がちょうど入力可能だった。そのために8文字入力可能にしたのかと考えた人もいただろう
  4. いざ開始すると、導入部としてさっそく主人公の境遇やその名前を紹介する
  5. しかし開発チームの想定では「キャプテン」は名前に含まれておらず、ようは一種の敬称なので、紹介に出されるのは「キャプテン(入力名)」という名前*1
  6. そして勇ましいBGMと共に画面へ映し出される「キャプテンキャプテンホーク」という無残極まりない名前

 レイディラック船長
キャプテンキャプテンホークだ!!

 
しかし作中で名前を「キャプテンホーク」と名乗れるため、そのままプレイを続行した人もいるのではないだろうか。
そんなプレイヤーに待っているのは⋯
 
エンディングにて再び「キャプテンキャプテンホーク」の名で語られるという二段構えであった。


その6年後、【惨劇】が再び起こる。


*1 似たようなケースでは、「LIVE A LIVE」の「(サンダウン)・キッド」などの事例もあるのだが、多くは文字数制限に引っかかって結果的にこの手の現象がほぼ発生しないようになっており、RS1の文字数8というのは当時としては異例の長さ。ほとんどの敵のパラメータさえ概ね真っ平らなほど開発時間に追われていたであろうRS1において狙ってやった可能性は極めて低いと思われる意味でも奇跡と言えよう。