【クロースヘルム】

概要

クロースといっても布製(cloth)ではなく密着した・閉じた(close)の意味。
17世紀のヨーロッパで使われた兜で、その名の通り頭の形に沿って頭部全体・喉・首元をガッチリガードする形状になっているため、最早普通に被る事は出来ず、開閉するパーツを留め具で固定する形で装着していた。
目の周りは可動式のバイザーになっており、良好な視界も確保できた。
これ以降、銃火器の発達により防具としての兜が廃れてしまったことや、より軽量で強靭な新素材の開発が進んだことで「金属兜の最終進化系」とも呼ばれる。

RS2

【鍛冶屋】で開発できる第3にして最終段階の【兜】。
鋼鉄のプレートを組み合わせることで、高い防御力を実現したモデル。
これを開発するのが【ハルモニアスーツ】の開発条件のひとつ。
　
開発費は高いが単独でも高い打撃防御を誇り、重量も軽いので常用候補になる。
兜は斬打に偏った防御特性を持つので、他の装備部位での補い方を考えて採用したい。
【クイックシルバー】も並行して開発していたり、【宵闇のローブ】を体防具にしている場合は良い穴埋めの1つになるだろう。
　
もしも開発しそびれた場合は【マイティヘルム】が代用品になりうるが、そちらは開発するよりも量産が難しいだろう。

RS2R

原作同様、【装備開発】第3段階の兜。【鍛冶屋】Lv.3（＝7地域制圧）が前提条件となる。
使い道の多い【白銀の鉱石】、貴重な【隕鉄】が素材として必要というのもあり、急いで開発するのはなかなか大変。

量産品だが、頭装備では上から3番目という高い物防が見所。これより硬いのはルート限定の【火神防御輪】(同・改)しか無い。防御力のバランス重視で装備を組み立てる場合に頼もしい。
なお攻撃力重視だと防御性能ほぼ僅差で腕力補正付きの【マイティヘルム】(同・改)が採用される。あちらはレアドロなので入手が大変だが。

ラスボスや裏ボス付近は受け止めるよりも回避や無効化を重視した方が有利なゲームバランスもあり、囮役≒防御重視は1名で十分と考えると火神防御輪で十分すぎるため、場合によってはそもそも開発すらされないオチもあったりはする。世知辛い。

RS3

薄い鉄のプレートを何枚も重ねることで、物理防御力を向上させた兜。
視界も【フルフェイス】よりよく、より機能性を追求した鉄兜である。

市販品でありながら、物理防御10・術法防御5・打属性20・暗闇耐性・価格560という優秀な頭防具。
あちらのページで述べた通り、【角かぶと】はこれに僅かに劣る程度で半額以下の価格設定であるが、
何の属性ボーナスも耐性もない【ヴァンブレイス】が価格900である事を考えるとこちらも十分安い。
本作は打属性攻撃を行う敵が多く、打属性20と暗闇耐性を560オーラムで得られるのは秀逸の一言。
仮想敵に合わせて【ナイトキャップ】あたりと使い分けることにもなるだろう。

欠点として重量2=素早さ−1してしまう。体術の場合は防御力との兼ね合いを見て考えよう。
元から足が遅い【ウォード】や【ぞう】等なら気兼ねなく装備できる。

SSG