【シーフギルドの謎】

Last-modified: 2025-11-23 (日) 17:41:25

RS2

概要

「シーフギルドの謎」名義。序盤に【北バレンヌ】【アバロン】で発生。
大抵の場合ジェラールが【クジンシー討伐】をクリアし、金鎧姿になった直後の最初のイベントになるだろう。
 
市街地で聞き込みを行っていると富豪が泥棒に金を盗まれたと訴えてくる。
宮殿の自室で休むとこのときだけ夜間に活動できるが、【万屋】の暖炉から屋根に登ることができる。
屋根を伝ってアバロン宮殿の外壁に上るとそこに【シーフの隠れ家】があり、犯人である【キャット】が盗んだ金を隠しているところを目撃する。
キャットは逃亡するが、逃げた先でモンスターに捕らえられており、ここで選択肢が発生する。

  • 【仕方がない、助けよう】
    • シーフギルドに関する情報をもらうことができる。酒場でキャットの事を尋ねて墓地からシーフギルドのアジトに乗り込むと、【運河要塞解放】のシナリオへそのまま続く
  • 【ははっ、ざまあみろ!】
    • そのままイベントが終了する
  • キャットを無視してそのまま自室に戻って寝る
    • 基本的には「ざまあみろ」を選んだ場合と同じだが、この場合シーフギルドがもぬけの殻になっている

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概要

イベント名は「アバロンの泥棒猫」。ただしオリジナル版の「シーフギルドの謎」も後述する新規展開で使用される。
 
基本的なイベントの流れは原作版と同じであるが、「このイベントを無視して運河要塞解放をクリアしたとしても、シティシーフを仲間にできるチャンスが残されている」ということと「途中で年代ジャンプを挟んだ場合、運河要塞ではシティシーフの協力を得られなくなる(例外あり)」というのが大きな違い。
 
普通にイベントを進める場合は原作版と流れはほぼ同じ。
ただし、クジンシー撃破後に自室で眠ればいつでも開始できた原作版と異なりまずアバロンの町中で「アバロンに泥棒が出て夜に活動している」旨の話を聞く必要があり、この話を聞いて初めて自室で夜まで休む事ができるようになる。
なお、アバロンの町中で話を聞いた時点でイベント開始となり、イベント開始後完遂するまでの間に年代ジャンプした場合後述のとおりイベント内容が変化する。
夜まで休んだ後は、屋根伝いに人影を見た旨の話を城下町で聞き、その後で万屋の暖炉から中に入る必要がある。
 
その後シーフの隠れ家でキャットを発見し、逃げていく彼女を追っていくとモンスターに襲われている場面を目撃、原作版同様助けるかどうかの選択肢が出る。
ただ、戦闘不要であった原作版と異なり本作では皇帝1人【バルチャー】2体と戦い勝利する必要がある。
難易度オリジナル以下では1人でも普通になんとかなるレベルの強さだが、2周目以降の難易度ベリーハード以上となると下手すると敗北する恐れがある。
この戦闘に敗北した場合は、皇帝死亡に準じた【皇帝継承】が発生してしまい本イベントはその時点で失敗(キャットを見捨てた場合と同じ展開)となる。
なお、本作ではシーフの隠れ家でキャットを目撃した後は襲われているキャットをスルーして自室に戻る事はできなくなっている。
 
その後のイベント展開は基本的に同じ。酒場で子ネコについて聞いた後、墓守やスパローにも子ネコについて訊ねることができるがあくまでフレーバーテキストでありイベントの展開には特に変化はない。
墓守は入り口を開けてくれるが、スパローに子ネコの事を訊いても「路地裏でも探すんだな」と取り合ってくれない。

新しい展開

アバロン市街地で聞き込みを行いイベントを開始した(マップ上のクエストのマークが?から☆に変わっている)状態で年代ジャンプした場合がこれに該当する。
その他、アバロンの泥棒猫をクリアするまでの間に運河要塞解放をクリアした場合もイベント内容が変化する。
 
上記の条件を満たすとその時点でアバロンの泥棒騒ぎが収束し、本イベントの前半部分であるキャットを救出するまでの一連のイベントが消滅する。
この状態でシーフギルドに入る(キャットを救出するところまで進めていなかった場合はアバロン下水道経由で入ることになる。ちなみに下水道を突破しなくても、一度足を踏み入れてファストトラベルで入り直せばシーフギルド前からスタートできる)と、代替わりしたシティシーフ(男)の【クロウ】からディープワンの撃破を依頼される。前述の通り、ここで発生するイベントは「シーフギルドの謎」名義となっている。
仮にアバロンの泥棒猫を途中まで進め、既にディープワンを撃破していたとしてもこの時点で復活する。ただしイベントポイントが加算されるのは最初にディープワンを倒した時のみ。
その後、ディープワンを撃破しクロウに報告することでその時点でシティシーフが加入し、イベントはクリアとなる。
 
この方法でシティシーフを加入させた場合は運河要塞解放とシティシーフが全く無関係となるため、原作版では不可能であったシティシーフで運河要塞攻略というプレイングが可能となっている。
一方で、この時点で運河要塞が攻略できていなかった場合攻略法は強行突破か情報屋による二択となってしまい、シティシーフの協力がなければ入手できなくなった【妖刀龍光】は諦めざるを得なくなる。
例外は、年代ジャンプ前にキャットの協力を取り付けており、なおかつ一定条件を満たした上で年代ジャンプした場合。
この場合、シティシーフを先に仲間にしつつ、シティシーフの協力を後世で利用するといったことも可能となる。詳しくは後述。
 
なお、あくまでアバロンの泥棒猫の別展開という形なので、既にアバロンの泥棒猫が失敗という形で終了していた場合はもはやイベント内容が変化することはない。

  1. キャットがモンスターに襲われている際に「ははっ、ざまあみろ」を選択する
  2. 1の場面でキャットを助ける際のバルチャーとの戦闘で敗北する
  3. キャットの協力を取り付けた後、運河要塞の酒場にいるキャットに話しかけるまでの間に門に強行突破を試みる

のいずれかを満たした場合は、イベント失敗となるため、年代ジャンプや運河要塞解放クリアによる変化も起きず、シティシーフを加入させることはできない。
 
総じて、運河要塞解放をシティシーフの協力を得てクリアしなければシティシーフを加入できなかった原作版と比べ、シティシーフ加入のハードルは下がっており、原作版ではできなかったシティシーフで運河要塞攻略も可能となっている。
ただ一点、キャットを助ける際に戦闘が挟まるようになり、想定外の場面でイベント失敗という恐れがあるので特に周回プレイでは注意を要する。

協力の持ち越し

原則としてキャットの助けを取り付けた後で年代ジャンプしてしまうと再度シティシーフの協力を得ることはできないが、本作でも年代ジャンプ後にキャットの協力を持ち越す方法が発見されている。
 
具体的にはキャットの助けを取り付けており、なおかつ運河要塞にまだ一度も足を踏み入れたことがないこと。
つまり初回突入時のムービーを見ていないことが条件であり、キャットの助けを借りる前に運河要塞に足を踏み入れていた場合もアウト。
この条件を満たしている場合に限って、年代ジャンプをしたとしても運河要塞の酒場でキャット……ではなく次代の【ビーバー】が待っており、話しかけることでキャット同様手助けをしてくれる。
何回年代ジャンプをしようとも運河要塞に足を踏み入れさえしなければ、いつまでも持ち越すことができる。
 
また、協力を持ち越すことができている場合であってもアバロンの泥棒猫の内容は途中で年代ジャンプを挟んだ場合にシフトするため、この状態で再度ディープワンを撃破しクロウに話しかければ、アバロンの泥棒猫をクリアしてシティシーフを加入させることができてしまう。
シティシーフを加入させたとしてもキャットの協力が無効になることはなく、運河要塞の酒場に行けばその時のシティシーフ女が登場するため、1周回って転生したキャットに助けてもらうということも可能。

ただし、シティシーフ女がパーティにいる場合、運河要塞の酒場にシティシーフ女(案内役)が登場しない。そのため、シティシーフ女で運河要塞を攻略したい場合、先に一定段階までイベントを進める必要がある。
具体的に言えば、まず酒場で話しかけて案内を始めさせて、シティシーフ女(案内役)を井戸の隣に移動させる所まで。
その後にシティシーフ女(仲間)を加入させると井戸の近くのシティシーフ女(案内役)は消えてしまうのだが、見えないイベントフラグが残っているため、普通に会話が発生して隠し通路が開通する。
もちろん、普通に隠し通路を開通させた後に加入させても良い。

この仕様を利用して、世代内継承でシティシーフ女(仲間)を皇帝にした場合、イベントのムービーで''シティシーフ女を2人同時に登場させる"事が出来る。
そのままだと同一人物だが、仲間の方は死亡させると代替わりするのに対して案内役は代替わりしないので、別世代のシティシーフを共演させる事も可能。
 
ちなみに、【帝国記】ではどのシティシーフの協力を得たとしてもキャットの手助けとして記録される。
帝国記に関しては他にも同クラスで代替わりしても1人目が記載される例もあるため、いちいち記述を分けるのは処理的に難しかったのかもしれない。
協力の持越し自体は想定内でも、持ち越した状態でシティシーフを別イベントで加入させて協力中の代替わりを起こしたり増殖させる挙動は想定外と考えられるため、今の所不具合が起きたという報告はないが一応注意はしておこう。