SEB
【御堂 綱紀】の旅に同行する御堂家の【クグツ】の1体。狐の顔を象っている。
元となった人物は銃の名手だったらしく、性能の低い昔の銃で狙撃を生業にしていたらしい。
多くの武将が彼の銃弾に倒れたようだが、武将の名誉に関わるので記録に残っている物はほとんどない。
モデルは信長を狙撃した逸話が残る杉谷善住坊か。
善住坊の狙撃は失敗に終わり、後に信長に捕縛され殺された。
ラスボス戦では、その一件との関連がありそうな「大物だな。今度はしくじらねぇ」という台詞がある。
【アメイヤ アシュリン】編では【ミヤコ市】にて謎の歩く人形として目撃されている。
【筒城 蓮】と【柳火 健太郎】を狙って倉庫の中まで追い詰めるが、アメイヤに退治されそのまま成り行きでアメイヤに付いていく形で仲間になる。
そのため、綱紀編とアメイヤ編の両方で初期レギュラーメンバーになるという、本作では非常に珍しいケース。
アメイヤ編のシナリオ中の台詞では「クグ」等の鳴き声のような声しか発しないが、戦闘中は普通に流暢に喋る。
なお、綱紀とアメイヤは舞台がバッティングするためか互いのシナリオ内では排他関係になっており、彼らが直接顔を合わせることはない。*1
そのため、御堂家が管理していたクグツのはずのボウがなぜ夜に一人で出歩いて小学生を襲っていたのかは謎のまま。
イベントでの言動が綱紀編とは大きく異なることから、何らかの理由で御堂家の術による制御が弱まっているのかも知れない。
能力値
| 初期装備 | ブラックイーグル、戦羽織、フード、ナックルカバー、木靴 |
|---|---|
| 初期習得技 | 早撃ち、地上掃射、援護射撃 |
| 五行値 | 金行2、水行1 |
綱紀編とアメイヤ編双方の初期メンバーであるため、クグツの中で最も活躍の場が多い。
【我流技】を使えないが、得物が基本的な技だけでも充分にやっていける【片手銃】なので、能力的にもレギュラーを張れる。
行動順を上げる初期ロール【迅速】も有用で、ボウの「号砲鳴らすぞ!」が文字通り戦闘開始の号砲になるパーティも多いだろう。
戦闘中、味方が倒された後で順番が回ってきた時に涙声で発する「涙で狙いが定まらねえ!」はSEBの中でも結構印象に残るセリフとして挙げられる。
固有ソウル
| HP | LP | 筋力 | 技術力 | 運動性 | 体力 | 知力 | 集中力 | 効果 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 0 | 0 | +2 | +4 | +2 | 0 | -1 | +2 | 突威力+3%、石化耐性+50% |
アメイヤ編では綱紀が仲間にならないためロール【クグツ使い】が使えず、汎用【ソウル】の付け替えが出来ない。
綱紀編で付けていたものを引き継ぐことは可能。
敵対時
| 系統 | タイプ | ソウル | ソウル技 |
|---|---|---|---|
| その他 | 片手銃 | - | - |