【ヤクサルト辺境州】

Last-modified: 2019-03-20 (水) 21:40:33

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テキスト十二星神の巡礼地の存在で名高い。かつては、アス
ワカンの神殿へ行けない者の代用の巡礼地だった
が、今ではこちらの巡礼の方が盛んである。

概要

乾燥した高原地帯で【メグダッセ辺境州】よりも可耕地に恵まれていて、定住農民が多い。ロウスイ湖周辺は風光明媚でロウスイ楼から見下ろしたその遠景は絶景。政治的には騎馬民族ニュウ族の王に支配されている。ニュウ族はメグダッセ辺境州や【ヌマディカ辺境州】にまで広範囲に居住している部族で、かつては、ケイ州やサンドリア州にまで勢力を持っていたが、帝国との争いに敗れ辺境へと追いやられた。ニュウ族の王と皇帝は兄弟で兄は星神を信じず、弟は星神を信じたため、弟が皇帝になったという神話がある。星神巡礼の地としても有名で、【アスワカン】から移住した人々が星神を祭ったのが始まりだが、帝都の星神殿への巡礼が叶わない人々が、この地で祈りを捧げる事で発展していき、州内各地に作られた祭壇が、十二星神それぞれの巡礼地となった。今では、帝国中央部からわざわざ巡礼者がやってくるほど、メジャーな観光地と化している。だが、巡礼にも流行り廃りがあり、古い巡礼地が不明になったり、観光地化でアクセスが不便な本巡礼地に変わって簡易巡礼地が設定されている。