【レフトハンドソード】

RS1

過去の神々の戦いにおいて、戦士【ミルザ】が光の神から与えられた究極の剣。
非売品の一点もの。
【最終試練】で【ゴールドドラゴン】の守る宝箱から入手できる。
伝説の剣扱いの元ネタはホラー漫画「神の左手悪魔の右手」からだろうか。
　　
片手剣としては最強の攻撃力を持つ。
利き腕によって通常攻撃やいくつかの技は性能が異なり、左利きのほうが有利。
しかしデフォルトで左利きのキャラクターは、仲間として登場する【アルベルト】しかおらず、彼以外では主人公を最初の【キャラクターメイキング】時に設定するしかない。
バトルキャラクター時のアルベルトは術士型の成長をするのでイマイチ活かしきれない事が多く、一番活用しやすいのは(両親設定によるが)左利きに設定した主人公だろう。
他の主人公はともかく、アルベルトが主人公の時は絶対に左利きにしないと左利きのキャラが誰も仲間にならないため、この武器の攻撃力を完全に活かしきれない。
　
上述の「術士型の成長」は【アイシャ】よりも非力なものであり、さらに、全仲間キャラ最鈍足タイのアルベルト君ではせっかくの武器を育て上げるのも難しい。
左利き戦士型主人公にしなかった場合は、適当なキャラに持たせて、素振りと【ハヤブサキャンセル】王者の剣専用武器にするのがおそらく最適解。
武器の移動が無いので、即死編成と出会ってしまったときでも楽に対処できる。
最終的な攻撃力は【巨人の里】の武器に頼ろう。
　
この武器の真価（と、仲間アルベルトの武器使いアタッカーとしての適性の無さ）により、ある程度情報を仕入れたプレイヤーはゲームが始まる前からプレイ方針を決める必要も出てくるのであった。
　
技性能は信頼に値し、中級技は全体即死技としては高性能で、熟練度が最高になれば一部のボス以外の敵を確実に即死させられる*1。
サガ1～2に例えて言うなら消費回数3で【波動砲】をぶっ放せるというデタラメ極まりない性能。
総合的に見ても、【ハヤブサキャンセル】の裏技が不可能な移植版では特に、初級技と秘技にファストトリックが含まれている影響は大きく、ザコ戦・ボス戦全てで活躍できる万能武器となる。
その分、この武器を使いこなすのもSFC版より難しく、強力な技をフル活用するなら「主人公を両親シーフ✕シーフの左利き」にするのが理想的。【ホーク】編・【シフ】編あたりでこれをやろうとすると、序盤の強制イベントが高HP前提のバランスなのでかなりキツい。

MS

【利き腕】の概念が無くなっている*2ので、【レフティフォーク】使用時にのみ左手に持ち替えて攻撃する形になっている。

性能面では攻撃力こそ高いものの、改造どころかモード変更も出来ず非常に扱いにくい代物になってしまっている。
終盤戦に投入するのは趣味の範疇だろう。