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【巨人の里】の【サラキーン】が、助力を請う【主人公】の頼みを一度は断る台詞。
彼は主人公たちの歩んできた道のりや自立した戦いを知らず、神々に連なる存在として捉えていたため、「【エロール】」の子と呼ぶ。
主人公たちは迫り来る【サルーイン】復活の危機により世界そのものが破滅へ向かうことを訴え、サラキーンの協力を求めた。
しかしサラキーンにとって神々の戦いとは、道具として使い捨てられた挙句、その神々から見捨てられ、荒廃した大地に取り残されるものだった。
関わらないという姿勢は当時の二の舞を避けたいからであり、勝っても負けても破滅するというのが彼らの認識であった。
そのため、最初から神々の道具ではなく自分の意思で戦おうとする主人公とは在り方が根本的に異なるらしく、世界が破滅しようが勝敗に関係ないと語る巨人族と、世界を破滅させない未来があると信じる現生人類の価値観はすれ違ってしまう。
もっともそこで引き下がる主人公ではなく、自分たちの在り方を訴えてついに説得に成功し、サラキーンは里の者たちに太古の武器の販売を許可する流れへ続く。
ちなみにかつては神々の道具として語られた数々の武具も、現在では「古い時代の道具」として扱われ、神々そのものの産物とは言い切れなくなっている。
特に【アイスソード】については、神々が鍛えたものではなく、【モーハン】と呼ばれる巨人族の技術によって作られたという設定へ変化しており、それによって神々の意志の象徴という側面が薄れている。
前半部分
| 名前 | 台詞 |
|---|---|
| サラキーン | エロールの子よ。ここはお前達の来る所ではない。去れ。 |
| アイシャ | サルーインと戦わなきゃならないの。力を貸して。 |
| アルベルト | サルーインと戦わなければなりません。力を貸してください。 |
| ジャミル | サルーインと戦わなきゃならねえんだ。力を貸してくれよ。 |
| クローディア | サルーインと戦わなければなりません。力を貸してください。 |
| グレイ | サルーインと戦う。力を貸せ。 |
| バーバラ | サルーインと戦わなきゃいけないの。力を貸してちょうだい。 |
| シフ | サルーインと戦わなきゃいけないんだ。力を貸しておくれよ。 |
| ホーク | サルーインと戦わなきゃならねえんだ。あんたも力を貸してくれよ。 |
中半部分
| 名前 | 台詞 |
|---|---|
| サラキーン | 我々はサルーインなどと関わり合いは無い。サルーインがどうなろうと、どうでも良いことだ。 |
| アイシャ | でも、サルーインが甦って神々の戦いが始まれば、世界は破滅よ。関係なくないよ。 |
| アルベルト | しかし、サルーインが甦って神々の戦いが始まれば、世界は破滅です。関係は大いにあります。 |
| ジャミル | でもよ、サルーインが甦って神々が戦い始めたら、世界は破滅だぜ。関係なくねえだろう? |
| クローディア | しかし、サルーインが甦って神々の戦いが始まれば、世界は破滅です。関わらずに済ませることなど出来ないでしょう? |
| グレイ | サルーインが甦って神々の戦いが始まれば、世界は破滅だ。それでも無関係だと言うのか。 |
| バーバラ | あたしだって別にサルーインはどうでもいいんだけど、世界が滅ぶのを黙って見てられないわ。 |
| シフ | あたしだってサルーインと関わり合いなんか無いさ。でもね、やらなきゃ世界は滅亡だよ。仕方ないだろう。 |
| ホーク | サルーインと神々が戦えば、世界は破滅だ。俺だってサルーインとは何の関係もねえんだが、仕方ねえだろう。 |
後半部分
| 名前 | 台詞 |
|---|---|
| サラキーン | 神々とは、そういうものだ。我々を、争いの道具に使うのだ。 |