概要
RS2Rで登場した、専用の武器や固有技を召喚する技。参考までにRS2の同名技についても比較のため解説する。
もともと「バトル中に使うことで装備欄に新たな武器を追加する術」という概念はRS1やSF1にも登場していたもので、スペック次第で遊びの域を出ないものから1ターン費してお釣りがくる戦術価値があるものまで様々だった。RS2ではバトル後に持ち越しができるようになった相違点はあるが、概ね似たような仕様になっていた。
RS2Rがそれらと比較して特異なのは、生成した武器ですぐに攻撃できること、生成した武器は他の汎用武器と違って覚えている技に対応していないこと。
RS2
使用すると、装備欄に空き枠があれば専用の武器が生成される(ヒートハンドは固有技が追加されるのみ)。装備品についてはバトル後に持ち越しできる反面、原則取り外すことはできない。
それぞれの武器に固有の専用技がついている。
| 名称 | 術系統 | 技系統 | 固有技 | 説明 |
|---|---|---|---|---|
| 【風神剣】 | 風Lv5 | 剣 | 【稲妻斬り】 【カマイタチ】 | 風の剣を形成する。 |
| 【ヒートハンド】 | 火・地 (合成術) | 体術 | 【サラマンダークロー】 【赤竜波】 | 自らの拳に炎を宿す。 |
| 【クロウエクステンド】 | 冥Lv3 | 爪 (体術) | 【地獄爪殺法】 | 爪を伸ばし、武器にする。 |
ユニークな術であり専用技も他にない効果があるが、武器自体の攻撃力がそこまで高くないため、
実用性が低く何回か使ったら飽きるオモチャ趣味の領域を出ないのが実情である。
いずれの術も習得が中盤以降であるため、せめて習得がもう少し早かったら使い道があっただろうが...。
敵の使用者は【ノエル】第1形態のみ。
RS2R
術法使用時に生成した武器で物理攻撃を行うようになった。この時の技術点は術のものとして加算される。以後、生成した武器で攻撃した場合は武器の技術点として加算される。
また、武器枠を使用しなくなり、武器は戦闘毎に喪失するようになった。
複数の術法技を使用した場合、先に生成したほうの武器が消失する。
| 名前 | 系統 | BP | 威力 | 対象 | 射程 | 乱数 | 要Lv | 特殊効果 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 【風神剣】 | 風術 | 14 | 10 | 敵単 | 近 | 5% | 風25 | 剣風系統ダメージ 戦闘中同名の武器を装備し、【稲妻斬り】、【カマイタチ】が使用可能になる術法技、魔力依存ダメージ 剣に該当せず、専用技以外の剣技や【オートパリイ】は不可 |
| 【クロウエクステンド】 | 冥術 | 10 | 12 | 敵単 | 近 | 10% | 冥10 | 体術冥系統ダメージ 戦闘中【爪攻撃】【地獄爪殺法】が使用可能になる術法技、理力依存ダメージ |
| 【ヒートハンド】 | 合成術 (火地Ⅱ) | 16 | 10 | 敵単 | 遠 | 1% | 火10 地10 | 火地系統ダメージ 戦闘中同名の武器を装備し【サラマンダークロー】、【赤竜波】が使用可能になる術法技、腕力と行動速度依存ダメージ |
この術法で生成した武器は、厳密には各系統武器と異なる存在のようで、【ベルセルク】は使えないし【オートパリイ】や【BPチャージ】も適用されない。
武器としての攻撃力は技能レベルを参照する形(攻撃力10~55)だったが、Ver1.1.0以降はレベルに関わらず攻撃力70に固定されるようになった。
それでも力不足なのは相変わらずであるが、他の高威力の技や術の揃わない時期に習得した場合はそれなりのダメージを出せるようになった。
例えば1周目の中盤辺りまでであれば、【風神剣】による【稲妻斬り】が【召雷】程度のダメージを出せようになり、【理力】の高い【キャット】も【ふみつけ】より【地獄爪殺法】のほうが強くなる。