みんなの新武将/倭・日本(徳川)

注意点

基本的に、新武将は「作成例」ですので、必ずしも一致させなければならないわけではありません。
新武将の能力値や個性の決め方、評価、歴史解釈などは、各人それぞれ異なる代物であり、その正誤も、各人それぞれ異なります。
万人が納得する能力値や個性の絶対値が存在するわけもなく、結果的に水掛け論となって編集合戦を誘発してしまいます。
可能な限り公正な編集を心掛けるべきですが、最終的には各プレイヤーの裁量次第であることをお忘れなきようお願い致します。

また、併用不可能な個性の組み合わせも存在するため、実際に作成可能か確認したうえでの追加・編集をお願いします。

変更を加える際は編集合戦を避けるため、みんなの新武将/明の朱元璋やみんなの能力編集のように能力値の別案を作成するのも良い手段です

なお、以下の条件に当てはまる人物などを登録、作成禁止とします

・2019年4月30日時点で存命中・未誕生の実在の人物（政治家、活動家、芸能人など著名人を含む）
・↑に当てはまる実在の人物を揶揄、模したような創作上の人物
・意思疎通、自主的な会話が不可能な無機物（飛行機、電車、船など）


なお、第三者が記載、投稿した能力値を許可なく改変、削除することも禁止です
あなたの身勝手なその行動が編集合戦を招いています。
あなたが第三者の方の作成した能力値を削除したら、次は第三者の方があなたの作成した能力値を削除して堂々巡りになります

倭・日本(徳川)

三河の豪族である徳川家康は、今川家に属していたが、桶狭間の戦いを経てやがて織田信長と同盟。その後は
織田信長の大躍進もあり、軍事力を背景に事実上の臣下として動いていた。本能寺の変後の混乱を利用して武田氏旧領を横領し、
関東北条氏や織田信雄と結んで秀吉に対抗したものの、臣従を余儀なくされ、のち関東に移封された。
秀吉の死後、豊臣政権の内紛を利用して反対派を粛清し、関ヶ原の戦いに勝利して覇権を握り、1603年に征夷大将軍に任ぜられ江戸に幕府を開いた。
1615年に豊臣氏を滅ぼして天下を統一し、「元和偃武」(中国『書経』周書「乃偃武修文」より）を宣言。
以降250年近くにわたって江戸幕府による統治が開始される。その死後、家康は東照大権現として尊崇され、天下泰平の象徴として祀られることとなった。

織田家については織田家を、豊臣家については豊臣家 を参照。
一部の徳川家臣については徳川二十八神将を参照。
また、松平広忠以前の松平家については戦国時代(東海)を、徳川秀忠以降の江戸幕府は江戸時代（初期） を参照。

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当主・妻妾

徳川家康

※信長の野望・新生版

※信長の野望・新生版（三国志14の能力に準拠したもの）

新生では統率(部隊防御)・武勇(部隊攻撃)に分割されているため、平均した数値を統率とした。

※信長の野望・大志版。魅力は同シリーズ最後の採用となった天翔記から採用

※信長の野望・大志版（三国志14の能力に準拠したもの）魅力は同シリーズ最後の採用となった天翔記から採用

大志では統率(士気)・武勇(部隊攻撃)・智謀(部隊防御)に分割されているため、各能力値を平均した数値を統率とした。
また政治も内政と外政で分割されているため、双方を平均した数値を政治としている。

※太閤立志伝Ⅴ版

※別案

※別案

信長の野望新生をベースに、隠忍自重の末に日ノ本の天下泰平を築いた家康の全盛期の能力値。

※バランス調整用

能力値は最新作である信長の野望・大志の-5%。魅力は同シリーズ最後の採用となった天翔記から採用。本家三國志14の能力値と適合調整されたもの。他の武将を無調整で使う場合はこちらを。

※別案（三國志14準拠版）

三國志14のデータを無編集で使いたい人用。織田信長?の能力値を基準にしている。他の戦国武将との個性かぶりを避けたかったため「矍鑠」に。枠の関係で避けたが、三方ヶ原などを意識するなら「脱兎」も候補である

※三方ヶ原敗戦（1572年）前

最新作である信長の野望・大志に準じている。魅力は同シリーズ最後の採用となった天翔記から採用。三方ヶ原で武田信玄?に敗北するまでの能力値として、武力以外をマイナス10とし、赤個性を増加させた。

※おまけ武将(三国志14)準拠版

三國志14のおまけ武将の能力値から想定して作成。三方ヶ原や大坂の陣を潜り抜けたことから脱兎、強運。老いてなお戦場に立ったことから矍鑠。江戸幕府創始者であることから政治を優先的に割り振った。
「三英傑」ということで、合計数値は451と織田信長と同一とした。矍鑠補正により、年老いるまで耐えに耐え、天下を取った家康を再現しやすい（と思う）

武田信玄以上、織田信長未満の合計能力値とした能力値案

【トクガワイエヤス】
江戸幕府初代将軍。三河の小大名の家に生まれ、
幼年時代は隣国駿河の大名今川義元の人質となっていたが、
桶狭間の戦いの後に今川氏から独立し、今川・武田らと争う。
織田信長、ついで豊臣秀吉と同盟、臣従を経つつも勢力を拡大。
1590年関東に移って250万石の大大名となり、
秀吉の死後は関ヶ原の戦いに勝って天下の実権を握り、将軍となって江戸に幕府を開いた。
その後織田家・伊達家・島津家ら外様大名の掌握を行いつつ、
大坂の陣を起こして豊臣政権を滅ぼし、天下泰平の礎を築いた。晩年は大御所として駿府に居住した。

＊斉射、連弩は弓、鉄砲の達人だったことから。投石は大砲から。

西郷愛（西郷局）

【サイゴウアイ】
戦国時代の女性、戸塚忠春の娘とされる。のちに徳川家康に嫁いだ。
父、兄、夫を早くに亡くし、母ともども祖父に庇護されていたが
やがて徳川家康の妻となり、徳川秀忠と松平忠吉を産む。
1589年に死去。近眼であったため、眼病を患う人々を
庇護し、温和で誠実な女性であったとされている。

太田於八（お勝の方）

【オオタオハチ】
太田康資の娘。のち徳川家康の側室となる。お勝の方、英勝院とも。
当初は女官として仕えていたが、その聡明さを家康に可愛がられ、家康晩年の側室となった。
徳川家康との間には二女をもうけ、徳川家内でも重用された。聡明さ、気骨の強さを伝える逸話が多く、
徳川軍の合戦に家康の側近くで従軍したり、家康が彼女を信頼し金蔵の鍵を預けていたというもの等がある。
太田資宗を秀忠のもとに出仕させたのは、彼女の差配だとも言われている。

一門・親族

松平信康（徳川信康）

【マツダイラノブヤス/トクガワノブヤス】
戦国時代の武将。徳川家康の嫡男。
徳川家康の嫡男として駿府で生まれ、父の独立で取り残されるものの、鵜殿氏との人質交換で三河へ戻った。
織田信長・徳川家康の同盟により1567年には織田信長の娘を娶り、元服して信康と名乗った。
武勇に優れ、長篠の戦いをはじめとする武田方との戦いで活躍。また実弟であった秀康を哀れんで家康と対面させた。
しかし1579年に徳川家康の命で切腹させられた。切腹原因については長年にわたり信長の主導によるものとされてきたが、
近年では父との確執、家臣団のいがみ合いなど諸説浮上しており、現在でも不明のままである。また存命説もある。

※徳川信康とも称されるが、一次史料で確認できる名乗りは「松平信康」「岡崎三郎」のみである。

結城秀康（徳川秀康）

【ユウキヒデヤス/トクガワヒデヤス】
戦国時代の武将。徳川家康の次男。「松平秀康」とも。
正室であった築山御前に憚られ、出生養育ともに不遇であった。7歳の時に兄であり嫡男でもある
信康のはからいで父と対面。のち小牧長久手の戦いで和睦した際、人質兼猶子として秀吉のもとへ送られる。
豊臣家では九州征伐で先陣を務め、小田原征伐や唐入りにも随行し武将としての才覚を発揮するが、
秀吉に実子秀頼が誕生すると結城家の養子となり「結城秀康」と名乗った。秀吉の死後、七将襲撃事件では
石田三成を匿い、関ヶ原合戦の際には上杉景勝の抑えとして関東に鎮座した。越前67万石の藩祖となるが、早逝した。

※「徳川秀康」とも称されるが、一次史料で名乗った名前は「結城秀康」「羽柴秀康」とされている。のちに松平姓に復したとされるが不明。

松平信一

【マツダイラノブカズ】
戦国時代の武将。今川、徳川家臣。藤井松平家の出身。家康の祖父である松平清康の従兄弟。
若年の頃から徳川家康に付き従い、武勇を発揮して戦功を挙げた。
三河一向一揆の際は一揆勢の銃撃で左目付近を負傷するが、臆せず立ち上がって敵を倒したという逸話がある。
その後、織田信長の上洛軍に家康代理として参加し、観音寺城攻略で信長から激賞された。
以後、三河東条城の防備を務めながら姉川、長篠、小牧長久手の戦いに従軍し、家康の関東移封後には
下総国に領地を得た。関ヶ原合戦の際には松平秀康とともに関東で佐竹・上杉らの警戒にあたり、戦後、常陸土浦藩の藩主となった。

松平家忠

【マツダイライエタダ】
戦国時代の武将。十八松平の一つ深溝松平家の出身。
松平伊忠の息子として生まれ、酒井忠次の与力として貢献。
長篠合戦では別働隊として鳶巣山攻撃に参加し、長篠城救援の武功を立てる。
内政面でも力を発揮し、浜松城、諏訪原城、横須賀城など家康本領の遠江に
おける城郭普請に大きく貢献し、広田川の治水事業も担った。家康の関東入りの
際には幼少の松平忠吉の後見役として忍城10万石および埼玉1万石を統治。のちに下総を領する。
1600年、関ヶ原の戦いの前哨戦として伏見城を鳥居元忠らと防備を固め、落城とともに戦死。

※徳川家を知る一級史料といわれる「家忠日記」の著者。

松平定勝

【マツダイラサダカツ】
戦国時代の武将。久松俊勝の四男。母は徳川家康の実母である於大で、家康の異父弟。
上述の経歴から徳川家康に仕え、準一門として厚遇された。長篠合戦や
小牧長久手の戦いに従軍し、蟹江城の戦いでは二番名乗りをあげたという。
徳川家康が臨終の際には2代将軍徳川秀忠の相談役となるよう託された。
のちに伊勢桑名11万石を領した。1624年死去した。

徳川四天王

徳川二十八神将も参照。

酒井忠次

※おまけ武将(三国志14)準拠版

徳川四天王の一人。小田原征伐前に隠居しているためか、家康全盛期の関ヶ原に参陣しておらず、この頃には既に亡くなっている
こともあり、やや影が薄い存在。当時は徳川三傑（井伊直政、榊原康政、本多忠勝）と呼ばれたことも影響しているだろうか。
しかし長篠合戦では別働隊を率いて織田徳川連合軍の勝利に貢献したり軍事面での貢献は四天王随一と判断して
気持ち統率は一番上とした。なお酒井忠次の子、家次の関東移封における冷遇は豊臣秀吉の差配の結果とする説が最近唱えられている。

【サカイタダツグ】
徳川家臣。徳川四天王の1人。徳川家康の義理の叔父にあたる。
松平広忠、徳川家康の2代に仕え、家康の駿河行きにも同道した。
今川義元の死後における徳川家康の三河平定戦では抜群の活躍を見せ、戦後吉田城主となった。
以後、徳川家康を政軍両面で支え、長篠合戦では鳶ヶ巣砦を急襲して武田軍を蹴散らし勝利を引き寄せている。
その後は武田家・織田家・旧武田家臣との外交交渉もつとめ、徳川家康の雄飛に貢献。
小牧長久手の戦いでも活躍したが、1588年に隠居した。1596年に京で死没。

親愛武将：徳川家康　井伊直政　松平康忠

本多忠勝

※おまけ武将(三国志14)準拠版

徳川四天王、徳川三傑の一人。当時は徳川三傑（井伊直政、榊原康政、本多忠勝）と呼ばれることが多かった。
このため三人の能力値合計は全員同一（417）とした。一次史料よりは講談に依拠するが、忠勝と言えば
「日の本の張飛」と言われた武勇が特徴で、このため武力は最大限評価する形となった。三傑全員に言えるが、
当主家康から離れて軍団指揮した経験は殆どないため、軍事能力で突出させるというよりは多種多用にマルチに動ける万能武将というコンセプトで作成。

【ホンダタダカツ】
徳川家臣。徳川四天王、徳川三傑の1人。幼いころから徳川家康に仕え、桶狭間合戦にて初陣。
その後三河一向一揆鎮圧に軍功をあげ、旗本先手役となった。一言坂の戦いでは
殿をつとめ、その後も武田家との戦いの際には常に参陣し家康を助けた。
小牧長久手の戦いの際には家康から離れて小牧山城を守備し、羽柴軍に睨みをきかせ
本隊の軍事行動を手伝った。その後も羽柴軍と何度も交戦、対峙している。
軍功ばかりではなく時には知恵も絞り、伊賀越えや関ヶ原の戦いで功績を立てた。
生涯無傷を誇り、知勇兼備の名将であったが、死の間際に木彫りで誤って唯一傷をつけてしまったと言われている。

親愛武将：徳川家康　榊原康政　真田信之
嫌悪武将：本多正信

榊原康政

※おまけ武将(三国志14)準拠版

補足にもあるように、司馬史観の犠牲者で、本来は文武両道の万能武将。当時は徳川三傑（井伊直政、榊原康政、本多忠勝）と
呼ばれることが多かった。このため三人の能力値合計は全員同一（417）とした。基本的にはなんでもできる万能武将というコンセプトである。
武備神木抄では忠勝より軍団統率に勝るとあり、気持ち統率は忠勝より上としている

【サカキバラヤスマサ】
徳川家臣。徳川四天王、徳川三傑の1人。
幼いころから徳川家康の小姓として仕え、次男ではあったが榊原家の家督を相続している。
その後、徳川家康の東海方面の軍事行動に従軍しつつ、上杉謙信との折衝を任された。
また姉川の戦い、三方ヶ原の戦い、長篠の戦いでも武功を立て、1581年の高天神城攻略でも活躍した。
本能寺の変後も変わらず徳川家康のもとで活躍し、小牧長久手の戦いでは羽柴秀次の軍を奇襲して撃破している。
小田原征伐でも軍を率いて活躍するが、一方で豊臣秀吉との折衝、小田原城の受け取りなど内政面での活躍も見せ、
豊臣秀吉による天下統一後には関東総奉行として、所領のみならず江戸全体の差配も行った。
関ヶ原合戦の際は徳川秀忠率いる別働隊に組み込まれ、本戦には間に合わなかった。その後江戸幕府で老中に任命されたが、
高齢を理由に間もなく職を辞し、隠居。1606年に死没した。

親愛武将：徳川家康　井伊直政　本多忠勝
嫌悪武将：本多正信

※　信長の野望シリーズでは伝統的に政治系数値がやたら低いが、これは司馬遼太郎の小説の設定をそのまま採用したもので、実際には老中にも任命されるほどの賢臣である。

井伊直政

※おまけ武将(三国志14)準拠版

徳川四天王、徳川三傑の１人。当時は徳川三傑（井伊直政、榊原康政、本多忠勝）と呼ばれることが多かった。
このため三人の能力値合計は全員同一（417）とした。徳川家臣としてのキャリアは他のメンツに比べて短いが
活躍も多く並び立つだけの力量はある。全般的にはやはり榊原康政に近い万能武将の立ち位置。「井伊の赤鬼」と
言われた精強さの目立つ逸話も多いが、やはり当主家康から離れて単独で活動したことが殆どないため、全体的に万能な能力案としている。

【イイナオマサ】
徳川家臣。徳川四天王、徳川三傑の1人。
元は今川家の家臣と言う家柄であったが、桶狭間の戦いを境に父の直親が謀叛の疑いで殺害され敵対。
のち1575年に徳川家康に見いだされ、仕官することになった。徳川家康の側近として外交交渉を
主に任され、北条家との交渉を行った。一方で戦場でも高天神城や天正壬午の乱、小牧長久手の戦い、小田原征伐などで
戦功を立てつづけ、徳川家康に重用された。家康の関東移封の際には、徳川家臣では最も多い所領を領している。
豊臣秀吉の死後は、黒田長政らとともに反西軍諸将と連絡を取り合い、徳川家康の天下取りに大きく貢献。
本戦の関ヶ原の戦いでは松平忠吉とともに先鋒を務め、徳川家康の勝利に貢献した。だが島津軍との戦闘中に負傷し、
その怪我を負ったまま島津義弘、毛利輝元らとの対外交渉を請け負い、1602年に破傷風で死去した。

親愛武将：徳川家康　井伊直虎　榊原康政　長宗我部元親
嫌悪武将：石川数正

重臣・家臣

石川数正

※おまけ武将(三国志14)準拠版

【イシカワカズマサ】
戦国時代の武将。徳川家家臣。のち豊臣家の家臣。
石川康正の嫡男として生まれ、徳川家康の側近として駿河に同道した。
桶狭間合戦後は今川家との交渉を担当し、今川家の人質となっていた徳川信康と築山御前の保護を行う。
その後、三河一向一揆では父と離れて徳川家康に味方し、戦後、叔父の石川家成とともに重用されることになる。
以後、三河方面の後方支援や織田信長との外交を行う一方、徳川家康の軍事行動に従軍して活躍。
徳川信康の自刃後は岡﨑城代を任され、本能寺の変後は織田家、そして豊臣秀吉との外交を任された。
小牧・長久手の戦いにも織田・徳川方として従軍するが、翌年突如として徳川家を出奔。理由は不明のままである。
以後は豊臣秀吉の家臣として仕え、信濃松本を領した。1593年に死去。

本多忠真

【ホンダタダザネ】
戦国時代の武将。徳川家家臣。松平家時代からの家臣。
本多忠豊の子で、兄に本多忠高、甥に本多忠勝がいる。
父と兄の戦死後に幼少の本多忠勝を保護して育て、事実上の惣領として活動。
桶狭間合戦では甥の本多忠勝とともに朝比奈泰朝の鷲津砦攻略に従軍して奮戦した。
徳川家康が水野信元と戦った石ヶ瀬の戦いで奮闘し徳川勢勝利に貢献。以後も家康に従い
各地の合戦に参加したが、三方ヶ原の戦いで殿をつとめ、戦死した。槍の名手と伝わる。

柴田康忠

【シバタヤスタダ】
戦国時代の武将。徳川家臣。織田家重臣の柴田勝家とは別系統の柴田氏。
弓の名手としてしられ、徳川家康の側近として仕え、旗本先手役をつとめた。
その後は三河一向一揆、三方ヶ原の戦い、長篠の戦いなどで主君家康に従軍し
多くの合戦で功を立てる。天正壬午の乱では甲州奉行に任命されて甲斐を統治する傍ら、
依田信蕃とともに信濃攻略に従事し、信蕃戦死後も徳川勢力の拡大に貢献、戦後は
平岩親吉とともに諏訪、佐久を統治した。家康の関東移封後は上総統治にあたるも、まもなく死去した。

補足：生年は1538、没年は1593年とつたわる。

本多広孝

【ホンダヒロタカ】
戦国時代の武将。徳川家臣。松平広忠、徳川家康の二代に仕えた。
松平広忠から偏諱を授かり広孝と名乗った。今川家麾下時代には
安祥城の戦いで織田信広を捕え、竹千代との人質交換に貢献する。
徳川家康の独立後も家康に仕え、吉良義昭との戦いでは敵主将の富永忠元を討ち取り
家康の勝利に大きく貢献した。長篠合戦では酒井忠次とともに別働隊に属して奮戦、甲州征伐にも参加し
小牧長久手の戦いでは小幡城を守備するなど随所に活躍した。家康の関東移封に追従し、1597年死去。

補足：生年は1528年。

本多正信

※おまけ武将(三国志14)準拠版

【ホンダマサノブ】
徳川家臣。のち江戸幕府の老中。本多佐渡守とも言われる。弟に本多正重。
はじめ徳川家康に鷹匠として仕えたと言われ、桶狭間の戦いにも参戦したと伝わる。
しかし三河一向一揆の際に徳川家康と反目し一揆方につき、戦後出奔して諸国を放浪した。
のち、松永久秀や本願寺勢力に所属した後、徳川家臣の大久保忠世に嘆願して徳川家康の元へ帰参。
本能寺の変後は甲斐・信濃の奉行を務め、家康の関東移封後は相模玉縄を領した。
家康からは友と呼ばれ、以降は終生重用されたが、徳川家康の死後、後を追うように死去。

補足：家康の知恵袋として辣腕をふるい、権力闘争の末に江戸幕府初期の幕政を一手に担って家康・秀忠を補佐した。しかし処世のため大権を手元に置くことをよしとせず、所領は以前とかわらぬままであったという。
補足：↑と、言われてきたのだが、本多正信の謀略家イメージを高めた大久保長安事件や、大久保忠隣失脚事件の関与については異説もあり、正信主導説の否定もあるという。

本多正重

※おまけ武将(三国志14)準拠版

【ホンダマサシゲ】
戦国時代の武将。本多正信の弟。
松平家に仕えていたが、三河一向一揆で兄と共に家康と敵対。しかし兄と違って一揆が鎮圧されるとすぐに帰参した。
以降は様々な戦いで活躍、織田信長をして「海道一の勇士」と言わせしめるほどであった。
時期は不明だが突然出奔、滝川一益や前田利家に仕えるなど主を転々とし、1596年に徳川家に帰参した。
関ヶ原の戦いに従軍したあと大坂の陣で参謀を務め活躍、下総国舟戸に1万石を与えられ大名となる。1617年死没。

長坂信宅

【ナガサカノブイエ】
戦国時代の武将。徳川家家臣。
猛将として名高い長坂信政の子として生まれ、掛川城攻めを始め各地を転戦し多くの武功を挙げた。
また武功だけでなく甲州征伐の際に穴山梅雪を調略で寝返らせる大功を挙げる。

阿部忠政

【アベタダマサ】
戦国時代の武将。松平氏の家臣。
元の姓は大久保氏だったが、阿部定次の嫡子が戦死したため彼の養子となり阿部姓を名乗る。
弓術を得意とし、初陣で織田軍の侍大将を射倒し、梅ヶ坪の戦では自ら敵兵数人を射倒し敵からも称賛を得た。
1555年に今川軍が蟹江城を攻撃した際には先鋒として勇戦し、蟹江城の七本槍の一人と称される。
その翌年には福谷砦で柴田勝家を射て撤退させ、三河一向一揆では一揆側についた槍の名手渡辺守綱を負傷させる。
松平氏が織田氏と結ぶようになってからも数々の戦いで武功を挙げる。長篠の戦いでは酒井忠次の下で鳶ヶ巣山砦の奇襲に参加する。
その後は同族の大久保忠世と共に二俣城の城主に任じられたが、これを辞している。

鈴木久三郎

【スズキキュウザブロウ】
戦国時代の武将。
岩淵夜話別集では、徳川家康が岡崎城に在った頃、勝手に鷹場で鳥を取った者や城の堀で魚を取った者たちが家康の怒りを買い、牢に閉じ込められてしまった。
これを聞いた鈴木久三郎は、勅使に馳走するための鯉や織田信長からもらった酒を、家康から拝領したものとして勝手に持ち出し、皆に振舞ってしまった。
家康は烈火の如く怒り、薙刀を手にして、久三郎を呼びつけた。
すると久三郎は、「魚や鳥を人に替えて、天下が取れるか」と吠えた。これに家康は心を打たれ、久三郎や捕らえていた者たちを赦したという。
徳川実紀でも活躍ぶりが書かれており、内容としては三方ヶ原の戦いで徳川軍は武田信玄に敗れ、総崩れとなった際に、
この時、久三郎は家康の身代わりとなろうとしたが、家康は家臣を死なせて落ち延びることを拒んだ。
久三郎は怒り、家康から軍配を奪い取って一人敵中に取って返した。この後、生還したという。

鳥居勝商

【トリイカツアキ】
長篠城主・奥平貞昌配下の足軽。通称の「鳥居強右衛門」としてよく知られる。
長篠城が武田勝頼に攻められ窮地に陥ると岡崎城への使者を務める。
織田・徳川の援軍が来るのを確認すると長篠城へ戻ろうとするも捕まり磔刑に処せられた。

本多重次

※おまけ武将(三国志14)準拠版

【ホンダシゲツグ】
戦国時代の武将。徳川家臣。徳川家康に仕えた。
高力清長、天野康景と共に三河三奉行に任じられた。
剛毅な性格で短気な面があり鬼作左と呼ばれたが、奉行としては公正明大であった。
秀吉の母である大政所が家康の元に人質に来た際に屋敷の周りに薪を置いて焼き討ちにしようと試みる等、
秀吉の勘に触る行動が多く家康の江戸移封後は蟄居に追い込まれた。

高力清長

【コウリキキヨナガ】
戦国時代の武将。徳川家臣。
人質時代からの家康の家臣で三河一向一揆の鎮定や伊賀越えにも随行した。
内政面での活躍が多く天野康景、本多重次と共に三河三奉行に任じられており、寛大で温厚な人柄から仏高力と言われた。

天野康景

【アマノヤスカゲ】
戦国時代の武将。徳川家臣。
家康の人質時代からの家臣で高力清長、本多重次と共に三河三奉行に任じられて慎重でそつがない点で「どちへんなし」の天野康景と云われた。
主に奉行としての活動が多く興国寺藩主となるが、家臣の殺人を擁護した角で改易された。